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「痩せてるね」は「きれいだね」ではない

魔が差してちょっと前にそういう店にいったとき。

相手をしてくれた女性が骨皮がり子であった。
動作はなめらかで、挙動も落ち着いており、おかしなドラッグにおかされているわけではなさそうだったが、まぁ結構な細さだった。
手や肩、背中は固くひんやりとしていて、皮膚越しの骨をひしひしと感じる。
手はすらりとしているといえば聞こえはいいが、骨張って貧相に見えるし、
顔はたるみがないといえば聞こえはいいが、頬がこけていてやつれて見える。そうじて不健康に見えてしまった。

行為をする相手が痩せていると、肉(俺)と骨(相手)がぶつかり、単純に
痛い(物理的に)ので悲しくなってくる。もちろん気持ちよくない。

特に会話らしい会話もなく、俺が
「痩せてるね」というと、彼女は
「へへん(笑)」といったのは覚えている。

久しく禁煙していたが、無性にたばこが吸いたくなったのも覚えている。がしかし我慢して、実際に吸うにはいたらなかった。(えらい)

そんなわけで思うこと。

女性の「若くありたい」「美しくいたい」という本能的な欲求は、なかなかどうやらかなり強い。これが正解(美容整形のメニュー)という形は、アプローチの仕方(施術の方法)は違えど現代ではほぼ確立されている。
肌は白く、しわはなく、目は大きく、鼻は高く、胸は大きく、、、脂肪はなく。。

「やせ」が「美容的に正解」という紐づけが強固になってしまっているから、世の女性は当然努力をする。

うろ覚えだが6~7割の女性は、男性に好かれたいから「美しく可愛くなるために努力しているわけではない」らしい、俺の貧弱な女性経験から言っても、そうだろうと思う。

だから男である俺がどんなに、男性諸君がどんなに、
もうちょっと食べてくれーい!体重増やしてくれーい!もちっとしてくれーい!と叫び願っても、あまり女性には響かないのかなぁと思ったりする。
同性同士女性たちのなかでは「やせ」への危機感はあんまりないのかーとも感じる。いまに始まったことではないが、テレビに出る芸能タレントや、最近のyou〇uberや各種snsで人気な方はほとんど痩せている。。

とにもかくにも、「やせている」ことが正しく、それが美しく可愛い!と盲目的にほめそやすことはやめた方がいいのではと思う。

どんな時にも希望は残されている。やせ信仰を覆すなにかが芽吹くことを祈るばかりである。

とまぁ好き放題書きました!最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

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