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極上はちみつ紅茶とタカラヅカの話

こんにちは。スタッフの岸見です。

花粉がつらい季節ですね。やわらかボックスティッシュと暖かい飲み物がまだまだ手放せません。いつも職場ではその日選んだ紅茶のティーバッグをティーボトルに入れて持って行ってます。

紅茶のなかでも特に気に入っているのが神戸の紅茶専門店・ラクシュミーの「極上はちみつ紅茶」です。

粉末状のはちみつがティーバッグの中に入っていて、砂糖をいれてないのにお湯を注いで蒸らすだけでとっても甘くて美味しい紅茶ができあがるんです!仕事で一息つきたいとき、いつもこのはちみつの香りに癒されています。甘党の方にはおすすめの一品です。ミルクティーにしても最高。

ここ最近はラクシュミー以外の会社からも色んなはちみつ紅茶が販売されています。飲み比べをしてみると風味の違いがあり奥深さを感じます。

それでもやっぱりこのラクシュミーの「極上はちみつ紅茶」が私の中のレジェンドなのですが、実はこの紅茶にはごくごく個人的な思い出があります。
いつもこの紅茶を飲むとつい、宝塚歌劇団を思い出してしまうのです。


「極上はちみつ紅茶」に出会ったのは2021年の年明けごろ。
甘党人間なので「職場でもあったかくて甘い紅茶が飲みたい・・・!!」と思い、ネットで調べて見つけたのがこの紅茶でした。

しかしこの紅茶、どこにいっても見つからない・・・。
本店は神戸なので当時の都内ではあまり販売されていない様子。
ネット販売では在庫切れ、調べても都内の取扱店は見当たらずスーパーやそれっぽいお店をしぶとく巡ること一週間。それでも結局みつかりませんでした。
理想の紅茶は幻として諦めるしかないか・・・と思いつつ最後の最後の奥の手でTwitterを開き「ラクシュミー 極上はちみつ紅茶」でツイート検索。

すると・・・なんと多数の目撃ツイートが!SNSの力ってすごい。
そのツイート内容のほとんどが「レム」というホテルにある自販機で販売しているとのこと。

「なぜホテル?」と思うのですが、このティーバッグがアメニティとしてついてくるらしく、それを気にいってお土産代わりに箱買いする宿泊客がいるため、受付ロビーの自販機で販売しているそうなんです。
「快眠」を追及し続けること、それがホテル「レム」のコンセプトだそう。なるほどすごい。アメニティまでもお客さんのリラックスを追及していますね。心の芯まで癒されそうなホテルです。

さて、目撃ツイートをもとに早速近くのホテル「レム」へ。

そして……

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遂に!!!!「極上はちみつ紅茶」を買うことができました・・・!(ホテルの受付の方に聞いて宿泊はしなくてもロビーにある自販機の利用はOKでした。ホテルの方ありがとうございます・・・。)

それにしてもTwitterであがっていた目撃情報、色んな方がつぶやいていたのですが、よくよく見てみるとある一つの共通点が。
それは呟いていた方々が「宝塚歌劇団のファン」だったんです。

「なぜ宝塚歌劇団のファン?」と思ったのですが、よくよくツイートを見てみるとどうやら東京宝塚劇場の目の前にホテル「レム」があり、遠征でいらっしゃったファンの方々御用達ホテルになっているようなのです。

また、タカラジェンヌの方々のご紹介もあったほか、一時期は「極上はちみつ紅茶」の茶葉を練り込んだバウムクーヘンが宝塚劇場で販売されていたんだそうです。美味しそうですね・・・!


極上はちみつ紅茶。ホテル「レム」。宝塚歌劇団。

思いがけない場面で点と点がつながったことに私はつい感動し、美味しさも加えてこの紅茶が大好きになりました。


時は流れ、最近は色んなお店で「極上はちみつ紅茶」を見かけるようになりました。ネット販売も復活したようです。
わざわざホテルに足を運ばずともすぐに買えるようになりましたが、
あのときの巡りあいはなんだか忘れられない思い出です。

まだ宝塚歌劇団はOG公演しか観たことない私ですが、いつか本場の劇場に足を運び、帰ってきたら濃く淹れた極上はちみつ紅茶を飲みながら観劇の余韻を味わいたいなと思っています。

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