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共感を生むコンテンツとは VOL.2

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インタビュー後の作業

インタビューを乗り切って、そこでもうほとんど終わってる気がしてた私。実はまだまだ序盤だったことを痛感した。

やることはいっぱいある。撮影した写真と録音した音声をGoogleドライブにコピーするところからスタート。

苦戦する文字起こし

音声を聞くにも、普通の速度で聞くと2時間以上かかって馬鹿らしいので、音声を2倍速で再生するためのアプリを探す。OPlayer Liteというアプリだといい感じに速度が調整できた。

実は、音声を自動でテープ起こししてくれるツールもあるけど、Windowsでしか使えなくて、そこらへんにあったWindowsで試してみたけど、うまく文字起こしできなかったので断念!

仕方ないので、長い通勤時間なんかも利用してテープを何度か聞いてみた。そしたら、理解してたと思ってたことが違うことがわかってきたのと、質問に対する答えが答えになってなかったり、過去の話を聞いてるのに現在のことになってたり、時間軸が違ってることがわかってきた。これは、言ってることをすべて文字起こしするのは時間の無駄ということがわかったので、あらためて情報を整理することに。

情報を整理する作業

一番やりやすかったのは、時間軸でものごとを考えること。

何年に創業して、その時に子供が1歳でとかいった過去、現在、未来の出来事と、インタビューしている会長と社長の立場ごとにXDでグラフィック化していく。

そうすると、見えてくる。ちぐはぐだった点と点の情報がつながってくる。インタビューでわかった事実とそれに伴う感情が、理解できてくる。これでストーリー化できるかも?!

次にやることは、私の認識を確認するためにも、振り返りミーティング。

本当に伝えたいことを整理する

私がまとめた内容をベースに、フレームワークとか情報を整理するのが得意で頭の回転が速いCTOにさらに深掘りしてもらった。

何がわかったのか、言語化してみる。家族関係は?会社の特徴は何?強みは何?強みを裏付ける証拠は何か、などまるで刑事のように尋問にあい、聞かれて答えたことをホワイトボードにまとめてくれて、わかったことは、取材に行ったメンバーひとりひとり少し違う認識だったところ。ここは共通認識にしておかないといけない。次回の教訓として必要なのは、頭の中を整理するためのマインドマップということを指摘された。

会社を中央に置いて、そこから派生する、会社について、人について、仕事内容やプロセスについて、など、関連ワードをつなげていき、最終的に強みまで聞き出す。インタビューの途中で、このマインドマップを描きながら聞く必要がある。もしくは、グラレコ。次回の取材はこれをやってみようということが決まった。

プロットラインとレイアウト

ストーリーを組み立てるには、プロットラインが必要だということをライターさんに教えてもらい、一緒に考えてみたものの、質問の順番通りになるだけのものになってしまった。伝えたいことは何か、を考えるために、パニック🤯 またCTOに助けを求めて私の頭の中を整理してもらったε=( ̄。 ̄;)

伝えたいことは決まった。その会社が大事にしているのは、お客様に納得して満足してもらうことと、最後までやり抜く仕事に対する責任感。

レイアウトも大体こんな感じというのを作って、ライターさんに細かい部分をバトンタッチ。でもまだ自信がないので、元編集長にアドバイスをもらうことにした。

元編集長のプロ目線

今の進め方とか、アドバイスに乗ってもらいたくて、元編集長に会ってもらうことになった。

プロットラインとレイアウトを見せたところ、評価はいまいち。ありきたりな内容で、ユーザーの共感を得るコンテンツにはなっていないことと、強みを裏付けるファクトが薄いことを指摘された。

そして、参考になる記事をいくつか紹介してくれた。やはりプロから見て、全然ダメだなーってことは実感した。でも、これはじめての試みだからね、こんなもんだ、仕方ない。初めから成功するなんて誰も期待してないし、ここでどれだけの気づきが得られたか、課題は何か、次に挑戦することがわかればなんとかなる。

まずは恥ずかしくない程度で記事リリース→複数の人に読んでもらい、感想を聞く→修正するのサイクルで回して、少しずつクオリティをあげることになった。

つづく

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