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【雀魂】2週間で玉東200戦を打った結果と考察

Xに麻雀アカウントを作りました。(ジャジャックhttps://x.com/jajack_mahjong?s=21&t=rUq_UZRtV-FX0YVqQwgBHQ)フリーに行った時の結果とかたまに雀魂の戦績とか書くだけなのでアレですけど、よければフォローしてください。

時は1月15日
常識はずれな真冬の北海道旅行からの帰路、ニセコからの長距離路線バスに揺られながら、ふと東風戦に挑戦しようと思いました。平澤元気の点数状況判断本を読んで気を良くした私は「今なら勝てる!!」とずかずか乗り込んだわけです。
その日の結果はこちら。

1/15時点の成績

見つけました、雀聖坂攻略の道。

しかしたった4戦ではさすがに語れるものが無いということで、玉東200戦打ってその結果を基に攻略法をまとめることとしました。
そして先日200戦目を打ち終えたのでその結果を共有します。


玉東200戦を打った結果


1/28時点のスタッツ
1/28時点の順位分布

も~~~~~~~~~~~東風戦なんか打たない!!!
東風戦は懲(こ)り懲(ご)りだよ~~~~
この間に降級(聖2→聖1)もしたよ~~~~~~

具体的な成績は下記の通り。
1位:48回 2位:46回 3位:59回 4位:47回(平均2.525)
放銃率:13.33% 和了率:23.42%
調整打点効率:671

どうしてこんな事に?

まず、雀聖が玉の間で打つ場合、概ねラス率を18%以下に抑えればトータル+ちっく姉さんに出来るようです。
200戦で18%ということは36回以下が目標だったということで、11回もオーバーしています。

半荘打っててもここまで落ち込みはしません。ここ数か月はラス率20%程度で収まっていたはず。それが何故ここまでラスが増えたのか…。自分なりに出した仮説は次の3つです。

①放銃率が高く、取り返す時間が足りない
②点数状況判断が身についていない
③玉東は玉南と比べてメンツのレベルが高い

一つ一つ検証してみましょう。

①放銃率が高く、取り返す時間が足りない

先ほど出した数字をもう一度見てみます。

放銃率:13.33% 和了率:23.42%

上記

玉東の段位別平均値と比べると、放銃率13.33%は豪2~豪3くらい、和了率23.42%は聖3以上と、かなり高放銃高和了のバランスに固まっていることが分かります。
このバランスは豪→聖への昇段を目指して東南戦を打ちまくっていた時に身に着けたものでした。そういえば、東パツで満貫放銃しても「どっかで取り返して3着目指すか~」てなマインドで伸び伸び打っています。

東南ではこれでもなんとか帳尻を合わせてきました。しかし東風ではそうはいかない。局数が半分しかないということは、残り局数(=取り返すチャンス)は東南戦の半分以下。ざっくり考えて、東風戦の満貫放銃は東南戦の倍満以上のダメージがあります。あくまでざっくり。

ということで、東風戦に戦場を移したにもかかわらず東南戦と同じバランスで打とうとしたことが敗因の一つと言えそうです。
和了率が高めなのも後半軌道修正しノミ手の役牌バックなんかも多用してどうにか持ち上げた数字なので、普段通りに打っていればもっと酷い成績になっていたことでしょう。

とにかく和了を上げて行こうと戦術を変えた後はツモられまくっても3着で落ち着ける回数が増えていきました。やはり、残り局数が少ない状況での放銃回避としての和了は非常に強いようです。
刻んで刻んで点棒を稼げる方が東風戦の成績は安定します。打点効率が同じでも、8局に1回満貫和了れる人と4局に1回3,900点和了れる人では後者の方が圧倒的にポイントを稼ぐでしょう。満貫最強理論も東風戦で適用するには疑問を覚えるようになりました。

結論①東風戦では満貫放銃は致命傷。守るための和了も超大事。

②点数状況判断が身についていない

200戦打ち終えてから、平澤本を改めて斜め読みしてみましたが…

正直斜め読み程度では反省点は見つけられなさそうです。オーラスのリーチ判断、鳴き判断も考え方としては既に知ってる(1回目で身につけた)ものが殆どでした。

ただ、「オーラスで何点差以内にするためにラス前の今は何点くらいはアガりたい」という構想は殆ど実現できていなかったなという感触があります。特にトップ目で迎えたラス前では、4着落ちは無さそうだなとかなり気楽に構えてしまい、それで捲られ2着に落ちた回数はそこそこあったはず…
また、東風戦では点差が広がりづらいため、いわゆる捲られにくい点差である10,000点差を付けられることが殆どありません。超僅差のオーラス、押すも地獄オリるも地獄みたいな状況ばかりでした。

ということは、ツモられ、横移動、流局のそれぞれの可能性を比較して損得を計算しなければいけない難しい状況にかなり多く出くわします。本読みたての自分が上手く立ち回れる事もなく、かなり割を食ったかなぁという印象です。難しい状況をたくさん経験したこと自体は良かったですが、そのせいで段位ポイントが溶けるのは、やってないですね…

結論②基本はある程度身についていそうだが、東風戦で実戦投入するレベルには至っていなかった。

私の学び方が悪かっただけで平澤本は良い内容なので、悪しからず

③玉東は玉南と比べてメンツのレベルが高い

もしかすると、東風戦の方がレベルが高いせいで悪い成績に落ち込んだのかもしれません。正直自分の審美眼では他家のレベルを判断することなど出来ないので、理屈上仮説として挙げているだけです。

まぁ、人数で比べると玉南はピーク時4,000~5,000人待機しているのと比べて玉東は多くて500~600人ですから、東風を主戦場としている余程の物好きしかいないのではないでしょうか。

あと、うに丸さんも3年前の動画で「玉東は鳳凰卓くらいレベルが高いかも」的なことを言っていたので、高いのかもしれません。

本当かどうかは分かりません。

結論③玉東の方がレベルが高いと言っている人はいる。(証拠は無い)

これからどうするか?

頑張って東南戦に打ち込みます。

また聖2に戻れるよう練度を上げていくしか無いでしょう。今の課題はミスを減らしてもっと正確に打っていくことですかね。どんな趣味をやるにしてもミスを減らす行程が苦手なので苦労するだろなぁ。

あと、南1局で全員20,000点台みたいな状況に持っていかれないためにも東場でいっぱい稼げるように徳を積むことにします。電車に乗ったらちゃんと高齢者に席を譲ります。

明日から頑張るぞ~~

(参考文献)
平澤元気『麻雀・点数状況によって変わる強者の選択』


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