見出し画像

週刊明るいラスベガス09/01/21

9月に入りましたね。いよいよ秋ですがラスベガスの秋は短いのです。短い秋なのですが名月等を名一杯楽しんでいきたいと思います。

★今週のラスベガスニュース★


あのホイットニー・ヒューストンが何とラスベガスで蘇ります。彼女のホログラム・コンサート『An Evening With Whitney』が10/26からハラーズ・ホテル&カジノで始まります。来年の5月までの予定です。チケットはすでに発売中です。ホイットニー・ヒューストン財団の素材提供で、音はサラウンドのバーチャルコンサートだそうです。

アルゼ・ゲーミング社が『Go Go Claw』というクレーンゲームのカジノ版をリリースしました。クレーンが釣るのはぬいぐるみではなく現金なのです。この新マシーン2台を導入したダウンタウンにあるDラスベガスカジノではマシーンの前に行列ができ、かなり酷使されたために機械が壊れたそうです。連絡を受けアルゼの社員が1日に2度修理したと言います。1回$5で最高賞金額は$3000。

残念なニュースをひとつ、ネバダ州内で22店舗を展開するラスベガス最大の酒屋チェーンLee’s Discount Liquorの創業オーナーであるHae Un Lee(リー・ハイヤン)氏が死去しました。79歳でした。アジア人起業家を支援する銀行First Asian Bankの設立にも関与し、日本食も扱う韓国系スーパーGreenlandが入居するショッピングモールKoreatown Plazaのオーナーでもありました。韓国生まれで、韓国の厚生省で働き、1980年にアメリカに移住しました。1981年にSpring Mountain&Jonesに最初の店であるPlaza Liquorを開業し起業家としてスタートしたと言います。

明るいニュースに戻りますが、結婚式のメッカであるラスベガスでは、今年に入って8月末までに、51,190件の結婚許可証を発行したそうです。2019年は73,143件、2020年はコロナの影響で56,331件でした。今年の6月は許可証の発行数は2019年を越えました。2021年に入りラスベガスのウェディング業界が復活を遂げています。元々、結婚許可証が出やすいクラーク郡の役所ですが、同性婚の需要も大きい要因のようです。

★コロナ&ワクチン情報★


新たなデータですが、8/26の時点でクラーク郡(ラスベガスを含む行政区)でワクチンを接種した人のうち7100人がコロナに感染し、349人が入院、104人が死亡しています。6/1以降の感染者は5万人以上で、ワクチン接種者は14%。また入院者の12%、死亡者の15%がワクチン接種者を占めるが、ほとんどが基礎疾患のある65歳以上となります。

ネバダ州が8/31火曜日に発表したコロナの感染者数は1日1242人、死者は31人。検査の陽性率は12.3%で、緩やかに感染者が減りつつあります。感染者の大半はクラーク郡を含む南ネバダで、陽性率は11%、入院者数は横ばい。一方北ネバダではワショー郡とカーソンシティで検査の陽性率が18%と急上昇し、北部での流行が拡大しています。