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教室受講翌日の試着旅④ 総括編

最後に、今回の試着旅での気づきをまとめたい。

まず、試着ってめっちゃ楽しい!ってこと。
服は好きだけど、丸一日試着だけに時間を費やすことは今までなかった。また、買おうと思っている服のサイズ確認程度に試着するだけだった。
しかし、今回の試着は初めてのハイブラやお店ばかり。自分だけの興味だけでは行くことのなかったであろう場所。そんな場所で、買うかは別で着てみよう!というスタンスで試着をしていった。
私はラジオを聞くことがわりと好きなのだが、それは自分の興味のない音楽も耳に入ってくるからだ。そこで偶然に出会って好きになったバンドもある。そんなおもしろいこともあるから、自分の興味以外のものにも意識を向ける場所を作っておきたいと思っている。
今回の試着旅は、そういったタイプの出会いが多かった。
特にエルメスでの高揚感は忘れることができない。その歴史や芸術性、遊び心にときめきを感じた。
ハイブラは自分とは縁がないものと決めつけていた。もったいないことをしていた。これからは積極的にハイブラにも踏み入れてみたい。
時間がなくて行けなかったけれど、表参道にも路面店が並んでいたので、次回は挑戦してみるつもりだ。
また、路面店とセレクトショップの違いも面白かった。そのブランドの世界にどっぷり浸れる路面店と、本屋さんのようにいろんなブランドに出会えるセレクトショップ。その違いを使い分けながら楽しんでいきたい。

続いては、「好き」の理由を自分の中に見つけられたこと。
どうやら私は色使いに惹かれることが多い。
また、民族的な柄が好きだ。それから、天然素材にも惹かれがち。あっ!と驚くようなつくりの服にも目が行く。
そういったことに、一歩引いて把握できるようになった。
それは、自問自答ファッションに出会い、自分と向き合って、言葉にするようになったからだと思う。
何故その服が好きなのかの理由は、服自体ではなく、自分自身の中にあることに気づけるようになった。(これは、AYANAさんのライティング講座のおかげでもある。)
色使いに惹かれるのは、見るとわくわくできるから。
民族的な柄が好きなのは、その地に生きる人の営みを感じ、その文化を大切にしたい気持ちがあるから。
天然素材が好きなのは、シンプルに肌触りが気持ちよく感じるのと、自然の中で生きていたい気持ちがあるから。
あっ!と驚くようなつくりの服が好きなのは、常識を疑う姿勢が大切だと思っているから。
こうやって、一つ一つ、何故好きなのかを紐解くと、自分が目指す姿が見えやすくなる。
ここは、コンセプトを明確にしていくために、もっと深堀りしていきたいところである。(でも、勢いだけの「好き!」も大切にしたい。)

次回の試着旅ではどんな服に、どんな自分に出会えるだろうか。
それまでブランドの勉強を進めるぞ〜!


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