声帯の手術をする決断をした男の話を書き起こした話

LUNA SEAのRYUICHI(河村隆一)が、2022年2月1日のLUNA SEAのLIVE終了後、声帯の手術のために休養に入ることを発表しました。その際に彼の口から語られた言葉を書き起こしました。

<SLAVE MEETING 1stにて>
はい、えー、ちょっとまぁあのみなさんに今日伝えようかどうしようか迷ってたんですけども、僕はね、このツアーが再開して5人で歩んで、歩みを止めない・音楽を止めない・共に一生の俺たちのツアーを続けていこう、みんなに言い続けてきました。実際には自分の今歩みを止めなければいけない状況になってしまって、本当に自分のワガママなんですけど、一度バンドの歩みも止めて、そして僕は声帯の手術をね、いよいよ行おうかなと言う決心をしました。LUNA SEAの音を愛し、メンバーの音を愛し、みんなの想いを愛し、誇りを持ってステージに戻って来るために、一度足を止めて。えーちょっと、ね。絶対に光に向かっては行こうと思ってるんだけど、僕にとってはこのさいたま、いかに今出せる全てのものを最後にみんなに残せるかって言う思いで立ちたいなと思っています。なんかね、ルナクリだからもうちょっと楽しい会で、こんな話を今しているのはどうかと思ったんですけど、魂を震わせて、しっかりと歩んで行きたいと思うんで、よろしくお願いします。

<SLAVE MEETING 2ndにて>
一部(SLAVE MEETING 1st公演の事)でもちょっとお伝えしたんですけれども、やっぱりこの30年間LUNA SEAの音楽を愛して、そしてみんなの想いを愛して、自分の歌を愛して、進んできました。コロナウィルスによってこのツアーがもう本当に2年とかね、3年に近くなるような時間を経過してしまってるんで、何があっても走り続けてと言う気持ちでやってきたんですけど、やっぱりLUNA SEAと言う誇りを傷つけたら嫌だなと言うか、自分自身が自分で居られなくなってしまうなと言う風に結論しました。メンバーが言ってるように「LUNA SEAを止めない・音楽を止めない、共に人生の歩みを永遠に」そう今でも、もちろん思っています。だけどワガママかも知れないけれど、今その歩みを一度止めて、声帯の手術をする決断をしました。今の声をもっともっと前に、決断を早めて手術する事もできたかも知れないけど、今の声で歌える、どんなに枯れても、どんなに上手く自分の思い通りにならなくても今の声で歌える瞬間ていうのがもしかしたら未来に無くなってしまうかも知れない、別の声になってしまうかも知れない、色んな思いの中でこのツアーを、さいたまを、GRAND FINALを、命を懸けて歌いたいなと思っています。必ず光に向かって戻って来るので、一度歩みは止めますが、この充電期間を更なるね、高み、光溢れる瞬間まで見守って下さい。よろしくお願いします。

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