福引きをやった

 さて今日も見切り発車で書いていく。あんまり毎日書きたくないのだけれど——それはとても大変なことだし、楽しみでやっていることが負担になってくる可能性があるから——でも「見切り発車スタイル」でやるとなると、畢竟(「ひっきょう」と読みます)、毎日書くことが導かれるように思われる。
 見切り発車スタイルというのは、事前に内容すら考えずに、いきなりアップロードする前提の文章を書き始めることだ。下書きなし。推敲ほぼなし。ぶっつけ本番スタイルといってもいい。
 そのような書き方をするなら、つまり——同語反復だが——書く=アップロードできるということになる。
 逆に言えば「溜める」ことができない。食ったものをそのまま出すみたいな感じだ。

 世間的にはGW(ゴールデンウィーク)でしたね。個人的にはGWといえば「ジョージ・ワシントン」が思い浮かぶのですが。
 いかがお過ごしでしたでしょうか。もちろん僕はあなたに興味などありませんね。単なる定型句。口をついて出るリズムとしての言葉。なのでした。
 世間的にはと言いつつ僕もちゃっかり連休していたのだけれど、あまりゆっくり休めなかった。おおむね家族サービスと言ってよかろう。やれやれ。こういうふうな書き方をするとマイナスな印象を与えるようだけれど、もちろんそれはそれで楽しんではいる。ただ疲れたという事実もある。
 個人的には最近買った本を1冊読み切ることができた。それがまあ「収穫」といえば収穫。

 ホームセンターで福引きをやる機会を得た。観覧車みたいな水車みたいな、六角柱くらいの箱についた取っ手を握ってその箱をぐるりと一回転させるとジャラジャラと音が鳴り、中に入っている大量の小さな玉(直径1センチくらい)のうち、ひとつの玉がぽとりと中から飛び出してくる。出てくる玉の色によって一等とか二等とかが決まる。
 20回くらい回すチャンスを得ていたのだが、僕が回した最初の10回はすべて白玉が出た。それだけたくさん出てくるのだからハズレなのだろうと思った。妻と交代するといきなり黄色い玉を出した。何等だか知らないが、僕はなぜだか負けた気分になった。けれどもその後は妻もすべて白玉だった。
 景品はスナック菓子かバスボールを選択できた。どちらも100円程度の代物だろう。だからたぶん黄色は、当たりは当たりだが一番下の当たりだったのだろうと思う。むしろ白玉よりもハズレ感が大きい気さえする。

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