子どもの手って案外大きいんだな

今日は路面電車に乗りながら考えたことを書きます。駄々駄っと…

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松本大洋の描くイラストが好き。特に子どもたちの姿の描き方切り取り方が、どれも愛らしく、なんとなく心に日の光が当たって温かくなっていくような感じがするのだ。

路面電車、窓の外を眺める少年は「作画 松本大洋」ってな風合いの顔立ちをしていた。彼の手には、綾鷹の苦味の少ない「あたらしいヤツ」が握られている。

ぼけーっと眺めていると、子どもの手って、案外大きいのだなあと気づく。
ついでに自分が「人の子どもをじっと見ている怪しいやつ」なのにも気づいて急いで目線を逸らす。余計怪しい。まあそれは置いといて…。
大人の手と比べればもちろん小さいけれど、その子全体のサイズ感と比べると、思っていたよりも存在感のある手をしている。
大事な物を掴んで離さないように?
例えば、人間の祖先たちが枝や蔓を掴んで落下を免れたり、石器を作って料理や狩りをしたり、記号を使って占いをして、数字や文字を書くようになっていくわけで…進化の過程で残り続けた人間の手なわけか。お祈りの時も手を使う宗教が多い。手って、すごいんやなあ。

松本大洋作品の子どもたちの手もいい感じに大きい気がする。
これからの人生でこの人の作品を読み尽くせたらいいな〜。



…ふう、
そんなことを考えた今日でした。みなさまお疲れ様です。読んでくれてありがとうございます。また明日も生き残りましょうね〜!

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