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サウナブームに地層が足らない。それからサウナに影響を及ぼす「浴場環境」に気を付けろ

新宿東急ハンズで開催の「全国サウナ物産展」は大盛況みたいですねー。

おふろの国はサウナ歌謡の「大西一郎大全集」や「熱波道プロレス旗揚げDVD」、「おふろの国チラー(水風呂冷却装置)補修の記録Tシャツ」などもはやサウナブームを超越し、宇宙展示会になってしまっているので、おそらくたいして売れません。まだまだそこを理解していただくには、サウナブームの地層が足らない。テレビで温浴施設紹介している次元ではないのです。(もはや狂ってます)

それと同じように(どういうことだ?)昨今のサウナブームの現段階では、サウナのヒーター(ikiだとかisnessだとかガス遠赤とか)や、サウナ部屋の作りとか語られてますが、実はそのサウナ部屋が温浴施設ではどこにあるのかが重要だったりするけど、まだ語られてないかな。

サウナのドアが二重のなってる施設ありますよね。あれはもちろん熱気を逃したくないからつけてるのと、外が寒いからつけてるところもあるんですよね。

おふろの国の男サウナや女高温サウナはサウナの機械室が真横にあるので、建築の方だか消防の方だかで位置的に二重ドアには出来ない。

そうなると浴室の温度や風でサウナの温度も変わる。

おふろの国なら天井窓、壁の窓、露天のドアや脱衣のドアからの入ってくる風が影響する。

よく言うのは、洗い場が寒いのはアウト。浴室内の浴槽の湯温も奪うし、サウナの熱気も奪う。

じゃあ、夏場の昼間に閉めっきりにしたら、低温サウナになってしまい、サウナの温度も安定して、エネルギーをあまり使わないがのぼせる人が増える。

冬場に空っ風が吹き荒れた浴場はエネルギー奪い放題で洗い場激寒。

なので、意外と外気や風によってかなり浴場環境も変わり、サウナの温度にも影響するんです。

今なら、朝は涼しくてかなり窓閉めていても、昼過ぎから3時くらいまで暑くなり、今度はまた下がる。

それに合わせて調整できるか?

おふろの国なら清掃スタッフの熱感度と想像力の見せ所。

以前、浴室窓かなり空いたままでどう考えても(長袖着てても風が吹いてヒヤリ)寒い状況で、自分は長袖にさらに上に着ていて窓も開けたまま平気な顔しているスタッフがいたので、「ねえ、お客さん寒くない?」と聞いたら「寒くないです。はい。」と何故かやや笑みを浮かべながら答えられてしまい、「いや、あなたは服着てるよね、お客さんハダカだよね。想像できない??」「あー、教育というのはしつこく繰り返しが必要」と反省したものです。




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