ECに活用できるライブコマースとは
こんにちは、NETSHOP FACTORYの仲谷です。
こんな方はぜひご覧ください!
・ECショップを始めたばかりの方
・ライブコマースをやってみたい方
・ショップの売上アップを図りたい方
このnoteでわかること
・ライブコマースの可能性について
・ライブコマースを始める方法
・ライブコマースで売上アップする方法
ライブコマースとは
ライブ配信とECを組み合わせた新しい販売形態で、ライブ配信に参加したユーザーがすぐに購入できる仕組みのことです。
専用のプラットフォームや自社のECサイト、SNSアカウント上で配信を行い、オンライン上で商品紹介などの接客を行います。
最近活用するショップが増えてきていますが、まずはメリット、デメリットをご紹介します。
メリット①リアルタイムのコミュニケーションができる
閲覧しているユーザーは気軽に話しかけられ、双方向でコミュニケーションをすることができます。商品の疑問を聞くことができるため、自宅にいながら実店舗で買い物をするような体験を提供することができます。
メリット②購入までの導線が綺麗
ライブコマースは購入までの導線がスムーズであり、「お金を払う」という行為の敷居が低くなります。配信を見て商品が欲しくなればそのままECサイトに訪問し、購入が可能です。ストレスを与えないのでユーザーにとってショップのイメージもアップします。
デメリット①Web上で集客を行うのが大変
ライブコマースは配信日に来てもらう必要があります。SNSのフォロワー数が多い有名人やインフルエンサーなら簡単に集めることができますが、その他のショップにとっては難しいです。あらかじめWeb上での告知・集客の仕組みを作り上げ、幅広く閲覧ユーザーを集めることが必要不可欠となります。
デメリット② ユーザー体験を損ないイメージダウンに繋がる
ライブコマースを提供するサーバーやシステムのスペックによっては、集客した人数が多すぎることでサーバーが耐えきれず重たくなったり、画像が乱れたり、止まってしまうことがあります。せっかく見に来たのにこのような状況になってしまうとユーザー体験を損なってしまいます。
ライブコマースを始めるには?
ショップにとっていかにライブコマースが重要かはわかったものの、どうすればはじめることができるのでしょうか?
これにはいくつかのステップがありますので、それぞれご紹介します。
①販売する商品を決める
ライブコマースでは、ファッション、コスメ、家具、雑貨、フードなど、あらゆる商品が販売されています。基本的に何を紹介しても良いですが、売上でしっかりと成果を出すためには、視聴者が求めているもの、視聴者に合ったものを紹介することが大切です。
自社の強みや視聴者が求めているものにあった商品やサービスを紹介しましょう。
②配信するツールを決める
ライブコマースを配信するためには、ライブコマースを配信するためのツールを決める必要があります。最近は様々なツールが登場しているので、自社の目的や強みが活かせる、予算にあったツールを選びましょう。
ここではいくつかご紹介します。
SNSの活用
・Instagram:利用者が多く簡単に配信でき、集客も簡単です。
・YouTube:視聴者が多く、ライブ配信も活発に行われている。ライブ配信の内容をYouTube動画として残しておくことも可能です。
・HandsUP!:ライブ配信と物販を融合したサービスです。
自社サイト・アプリの活用
・TAGsAPI:自社サイトやECサイトにライブコマースを簡単・手軽に導入することができる、 クラウド型ライブコマースサービス。
・LiveKit:こちらも自社サイトやECサイトに導入でき、最短1日でライブ配信を実現できるライブコマース配信キットです。
③出演者を決める
ライブコマースでは出演者が登場して、商品やサービスの紹介を行います。誰を出演させるのかは、非常に重要なポイントになってきます。
自社のスタッフだけで行う場合もあれば、人気の芸能人やインフルエンサーに出演してもらうこともあります。もちろんコストは掛かってしまいますが、集客力と発信力がありますので、たくさんの人に拡散できるというメリットもあります。
インフルエンサーを紹介してくれる、「Follop」などのサービスを活用し出演者を決めていくのもひとつの手です。
ただ芸能人やインフルエンサーのインパクトだけが強い印象として残る可能性もあります。
自社のスタッフの場合は自社のイメージが正確に視聴者に伝わるため、コアなファンを獲得に繋がりやすいです。
どちらを採用するのかはショップの目的や売上目標などを考慮して決めるのが良いでしょう。
④集客を行う
先ほども記載しましたが、ライブコマースを始めるにあたり大変なことは集客です。ただ多くの人を集めるのではなく、紹介する商品やサービスに合ったユーザーを集客することが大切です。
どんなにたくさんの人に見てもらえたとしても、売上に結びつかず、自社の商品やサービスのファンにもなってもらえないのであれば、その配信は成功とは言えません。
集客にはSNSやメルマガ、WEB集客と、店頭や電話、チラシなど様々な方法があります。ショップの会員などアプローチしやすいユーザーを中心に配信日の前から充分な準備を行いましょう。
⑤配信を行う
これらのステップで準備ができたら、実際にライブ配信をしていきましょう。
ライブコマースである以上、商品やサービスの売上につながる必要がありますので、
どういう流れでやるのか、スタッフの役割、コメントや質問への対応方法など細かく運用方法は事前に決めておきましょう。
ライブ配信が終わったらデータ分析を必ず行い、良かった理由、悪かった理由、反省点などを振り返り、次回に配信に活かしましょう。
まとめ
①ライブコマースとはライブ配信とECを組み合わせた新しい販売形態のこと
②ライブコマースを始めるにはいくつかのステップで進める
③ショップの強みや目的に沿った配信を行うこと
以上がライブコマースについてです。
これがすべてではありませんので、自店に合ったやり方を色々と探してみてください。
なお、 ECサイト上で行う場合はサービスの導入やアプリの実装が必要な場合があります。
Shopify(ショッピファイ)の場合は、ライブチャット、チャットボット専用の「Tidio Live Chat」という無料で使える高機能なアプリがありますので、ぜひ活用してみてください。
もし「自分の力だけでできるかな…」「そこまでする時間がとれない…」などの不安やお悩みがありましたら、ぜひNETSHOP FACTORYにお問い合わせください。
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