FF16 サブクエストを消化してキレる日記  

前後編クエストをほぼ放置してエンディングを見て71点を付けた。サブクエストをやったことで65点まで下がった。やはりサブクエストをやると評価が変わるという話は本当だった。

本編はなんだかんだでド迫力召喚獣バトルや倒すべき敵が存在していて話の牽引力があったけれど、サブクエストは50点のお使いクエストをこなすと80点のグラフィックに60点の汎用モーションの付いたカットシーンとたまにちゃんと80点のモーションが付いた60点の演出力のカットシーンがあり30点しかないストーリーを見せてくるのでやればやるほどテンションが下がる。

以下はそのプレイ記録。初回更新分はクリア順ではない。その後はクリア順に追記予定。

ガブのクエスト

エンディングのガブが涙するカットに意味を付与する、意義のあるものだった。何かあったら頼む→やだね自分でやりな→からのクライヴの死というドラマティックな流れができるので、当該シーンに重みができる。これは良かった。クライヴが死んでいるならだが。どうしてこれ1周目は別にやらなくて良いって言ったの?よしだ?

トルガル

クライヴを一途に探していたというエピソード自体は良い。ただ、ここに至るまで少年時代のクライヴとトルガルのエピソードが皆無。トルガルとの再会も随分とドライだったので、ここまで重い犬だとは思っていなかった。重い犬とは。ロザリアに行けるようになったらすぐに解放されるクエストでもよかったのでは。トルガルを見るクライヴの優しい表情なんかは良いと思う。

ノースリーチ前後編

民か国かで争う親子。それを眺めるクライヴはどっても無視してクリスタルを破壊してまわっている。なんだこれ。
揉めてないでとにかく敵倒さなきゃ、ほらほら!あっクライヴは外で戦ってきて!……で戻ってきたらオリフレム公は人が変わったように綺麗なオリフレム公になっていた。人間舐めてんのかこのライター。
オリフレム公が人々が協力する姿を見て考えを改めるシーンがあれば納得できるかもしれないが、なんもないのでなんとも思わない。過程って大事。

マーサ&ベアラーのインディペンデンスデイ

歴史としては800年、個人としては20年以上の奴隷生活をしていたベアラー達はマーサの演説に心を打たれて諦めモードからがんばるモードへ。ねえライターはひろゆきにでも憧れてるの?それとも正論アフロ?
クライヴは外で戦闘して帰ってきたら他の場所の戦闘は終わってる。特に犠牲もなく。町も守れたしベアラーの自尊心も何か良い感じに高まった。完。

たとえば戦闘で傷付いて死ぬ間際のベアラーがいて。「俺は奴隷としてずっと生きてきた。主人に仕え、いつか石になって死ぬのだと思っていた。でもいま俺は自分のために戦い、死のうとしている。お前達も自分の為に生きてくれ」とか言いながら事切れる。こういうシーンがあったとする。

シドの言う「人として死ぬ」というテーマのリフレインにもなり、こんな犠牲はあってはならない。誰も犠牲にならなくて良い世の中を作らなければということでクライヴの「人が人として生きられる世界」というテーマを強める話になると思う。だがそんなものはない。

マーサの昔話も、ここで若い頃のシドの3DCGモデル…は流石に用意できないとしても良い感じのスチル何点かが用意されていたら印象は違っただろうが、全部マーサの語りで済まされたので萎えた。説明と表現は違うぞ?わかる?

ミド

訳のわからなさでは群を抜いていた。
クライヴが神を倒せばおそらく魔法は完全に使えなくなり、ミドや隠れ家の人達が使う人の「技術」の時代になっていくのはミドなら十分考えられる。「ミスリル機関を封印して謎解きを解いた後世の良い感じの人が見つけて使ってくれる可能性」というわけのわからない可能性に賭けるより、ミドが率先して技術を運用して人道的利用を促進していった方が神亡き人の時代の黎明期を支える結果になったと思うのだが。軍事利用はもしかするとFF4の赤い翼やFF12あたりを前提知識としているのかもしれない。だとしてもうーん…いや、うーん……

余談だがFF16レビュー動画を色々見ていたら「サブクエストはミドのストーリーがよかった。『飛行船』がレトロ世代のFFを思い出して」というFF好きなら絶対間違えない言葉違いと、お前の言うストーリーって何のことなんだすぎるレビューにキレそうになった。

鍛冶屋の村のやつ

これはクリア前にやった。どうしても書いておきたいので書き留める。

クライヴの「隠れ家はクリスタルに頼らない技術持ってるけど全部終わった後に公開しようと思ってた。先行して使わせてあげるね」仕草にドン引きした。クリスタルが使えなくなって生活が立ちゆかなくなり難民になってる人達見たよね?ね?「それにしても難民が多いな」とかお前言ってたけどさ。

7/29までの分は以上。次回、ルボルのやつとか、ここまでの総括とか予定。