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セージの耳打ち#240 日本人は「笑いすぎ」か? 「無表情」か?

日本人が何かにつけて愛想笑いするのは悪い癖だ、というようなことをおっしゃる海外の方はけっこうおられて、「そんなもんかしら?」と私も思っていました。

ところが初めてハワイへ行ったとき、現地のガイドさんから「日本人は表情に乏しい」的な注意を受けたのです。
自分ではけっこうにこやかにしてるつもりだったんですけどね、あちらの方にとっては「歯を見せていない=ちゃんと笑ってない」なんだとか。
日本人は「笑う=口角を上げること」と思いがちですが、海外空見れば、それはガラパゴス的認識なんですね。

二十代前半でそれを知った私でしたが、だからといって「意識して歯を見せなきゃ」みたいなことは全く思いませんでした。
「てやんでえ! 喜怒哀楽にまでユニバーサルデザインなんか持ち込まれてたまるかい!」てな感じです。

ということで、無愛想に見えることがあって私はけっこう嬉しがってたりしますんで、どうぞお察しください。

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フジミ・セージ
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