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セージの耳打ち#224 パリパリからシットリへ

パリパリの状態の海苔で巻ける「コンビニおにぎり」の登場はじつに画期的でした。
初めて食ったときの感動は忘れられないなぁ〜。

とはいえパリパリ勢があまりに強くなると、昔ながらの「海苔シットリおにぎり」が恋しくなってくる。
最近はコンビニでもこっちのニーズが高まってる気もするんですが、どうなんでしょう?

自分で弁当を作るときにはできるだけシットリするよう工夫してます。
握ったあと、すぐにラップでくるんで、水分が海苔に含まれるようにして。

子供の頃、遠足とかに持っていったおにぎりって、のきなみシットリしてましたよね。
だからシットリおにぎりを食うと、あの頃の記憶が条件反射的に甦ってきます。
つまり「海苔シットリおにぎりを食うこと」は、私にとっては「ノスタルジーを利用した心のデトックス」なわけです。

海苔パリパリおにぎりに感動したあの日、まさか「シットリおにぎりに回帰するとき」が来るなんて思ってもみませんでした。
人生って、ホントに思いがけないことが色々起こるもんです。

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