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BBTクローン再生計画(25)イベントが自由に楽しめる状況に早よ戻れ!

昭和末期の東京は、バブル期ほど金まわりは良くなかったものの、なんだか皆がウキウキしていた印象です。
私を含めた「夢を持って集まった若者たち」がアチコチにいて、面白いイベントが催されていました。
上京するや私はそういうものをハシゴして、「東京に来た喜び」を満喫したものでした。

イベントを「見に行く側」だった私も、いつしか「開催する側」に変わっていきました。
といっても歌手でも役者でもない一介のモノカキですから、開くのは主に「新刊発売記念イベント」です。

と言うと、「大勢の人の前で喋るなんて勇気ありますねー。緊張しないんですか?」的な質問を受けるんですが、答えは「NO」
私、どれだけ多くの人がいても全くアガらない体質なんです。
その反面、「よく知らない相手とマンツーマンで向き合う」というシチュエーションには滅法弱くて、ものすごくアガってしまう。

これには「目の合った相手のことは楽しませないといけない」という謎の使命感が影響していて、よく知らない相手だと「どうすれば楽しませることができるか分からない」から緊張してしまうんです。
逆に大人数だと「誰とも目が合わない」ので、だからリラックスできるわけですよ。

そんな私の得意体質はサテオキ、一日も早くコロナ禍が終わって「イベントが自由に楽しめる状況」に戻って欲しいですね。
そうなったら私も久々にイベントを開きたいと思います。

画題「この特異なアガり体質は死ぬまで続きそうです」

あがり症


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