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【CS無敗!】不死樹王国デッキ【CS未出場!】

🌳まえがき

※この記事は全文無料で読めます。内容はトーナメント用のデッキでもなければ夏休みの自由研究みたいなもんですので、どうぞ肩の力を抜いてお楽しみください。ちなみに投げ銭されるたびに私はドマンモ龍樹を追加購入して参ります。

 昨今なにかと暗いニュースが蔓延いたしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今日も元気に蘇っていますでしょうか?

 ぽけ(@DmpPkpk)です。

 この度は復帰勢の私を温かく迎えてくれた十王編がひと段落とのことで。

 普段はnoteに備忘録と題して日記をしたためておりますが、この度は趣きを変えて私のお気に入りデッキ『不死樹王国』を紹介させていただければと思います。

 原型作成の経緯は備忘録(決闘だけがデュエマじゃなかった話。)にてチラッと触れてますが、長いので別に読まなくていいです。

🌳予防線Q&A

 Q.強いん?

 A.美しいです。Tier4くらい品質保証って感じ。

 Q.楽しいん?

 A.楽しいです。おすすめ。

 Q.安いん?

 A.安いです。やっぱおすすめ。

 Q.オリジナル?アドバンス?

 A.零龍の不採用理由をでっちあげるためにオリジナルになります。零龍不採用の方がこのデッキは美しい気がして。

🌳リスト

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 ※デッキメーカーさんありがとう。

🌳デッキコンセプト

 基本戦術はハンデスによって相手のリソースを絞り、キーワード能力であるフシギバースによって墓地とマナの二大リソースを火力と制圧力へ変換して戦うコントロール寄せのミットレンジになります。

「ドマンモ龍樹とかいう化物、生き残ったらゲームセットじゃね?」

 から着想し、ドマンモ龍樹の着地の安定化と墓地とマナ確保のための時間を捻出するためタイガニトロを採用。また、ドマンモ龍樹の着地に成功した際の爆発力と殺傷能力を各種カードで担保してデッキの形と成りました。

 中盤以降の選択肢の広さ。恒常的なリソースの奪取。フィニッシュプランの多様さ。上記3点から生まれる型にハメた時の全能感を特に目指しました。それ故にメタへのメタという意識は低く、極端な墓地メタ等には素直に喘ぎます。あんあん。

🌳採用カード

 霞み妖精ジャスミン×4

 悪魔妖精ベラドンナ×4

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 生き物2コスマナ加速カード。初動。

 このデッキは『タイガニトロでの大量ハンデス』『オブザ08号とクロスファイアの墓地のクリーチャーを参照する軽減ないし踏み倒し』の搭載に際して構築段階で大きな縛りを受けており、採用カードには【黒を含むこと】【クリーチャーであること】を求められます。

 両方の条件をクリアできる2コスマナ加速カードはベラドンナのみであるので、逆説的に5枚目以降の選択肢は広いです。現在は単色である点と生き物である点を評価してジャスミンを採用。

 山上からのランダムマナ加速でジャスミン落ちたらどうすんの?問題については、このデッキは2→4→6でマナを伸ばし、4ターン目でタイガニトロのマナ武装達成を目指すので1枚までなら黒以外のマナ落ちは許容されます。2枚埋まっちゃったらまぁ、まぁまぁまぁまぁ。

 ドマンモ龍樹着地後に余った2コスでベラドンナをマナや手札から射出すると2マナで2ハンデスをかませます。強い。合計8投。

 

 ドマンモ龍樹×4

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 138円(秋葉原最安値)の化物。デッキのコンセプトカード。お前が大樹王だ。キングマスターになれ。

(3月6日に秋葉原散策したら400〜600円くらいで売られるようになってました!やったー!おじちゃんはお前が認められて嬉しいぞ!)

 緑黒という手札を抱え込むのが難しいカラーリングのフシギバースにおいて出すだけでマナを全て事実上の手札へと変換するという革命的な能力を有し、さらに自身の着地後はあらゆる生き物の着地にハンデスを乗せるというリソースゲームの申し子。

 弱点としてcipを持たなかったりと全体的な足の遅さが挙げられますが、その点は後述するオブザ08号のcipなどでフォローしていきます。

 採用されている各種カードとの組み合わせによって驚異的な制圧力を発揮します。詳しくは後述。

 このカードの着地と同時にゲーム性そのものが作り替わる感覚は、使用感としては美孔麗王国におけるプロタゴニストのソレに近しいです。ドマンモ龍樹が生き残ってターンが返った試合は大抵そのままゲームが終わります。

 墓地に見えれば見えるだけ強いので4投。

 爆霊魔タイガニトロ×4

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 マナ武装5で相手のハンドリソースを一気に絞る。ドマンモ龍樹のもう一つの弱点である除去への耐性のなさへの回答として採用。相手はハンドリソースを絞られた上でまずこのカードに除去札を切らざるを得ないので後続のドマンモ龍樹の着地後の生存率がぐっと上がります。このカードの着地とマナ武装の達成がまずはこのデッキの第一目標です。

 『2コスブースト→ドルイド→アンダケインでタイガニトロを蘇生』『2コスブースト→ドルイド→タイガニトロ』『2コスブースト→終焉の開闢→タイガニトロ』『パス→2コスブースト→タイガニトロ』と通常よりもアクセス手段は広めに確保されています。

 ドマンモ龍樹の着地後にはこちらでのハンデスが不要になる場合も多いのでうっかり生き残ったとしても効果を1度使った後は大抵はフシギバースのタネになりがち。

 そりゃ当然4投。

 龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢×4

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 言わずと知れた強ツインパクト。2コスの初動に失敗した場合には呪文面の終焉の開闢を初動にすることも。

 2ターン目ブースト→3ターン目ドルイドから繋いで、4ターン目に3マナで終焉の開闢を唱えてクロスファイアを墓地から拾ってG0で召喚、その後墓地にいるドマンモ龍樹を3マナでフシギバースし、ドマンモ龍樹の効果でマナから再びクロスファイアをG0で召喚。一瞬にして強力な大型クリーチャーが2体並び、ついでにハンデスも放つ。この間驚異の6マナ。終焉が開闢っている。

 クリーチャー面のオブザ08号は墓地のクリーチャーの数を参照してコストを軽減するためフシギバースのタネに最適な上に、cipで盤面に干渉するためフシギバースの抱える全体的な足の遅さをカバーしてくれます。

 また、こうしてフシギバースの種になったオブザはマナにセットされるので、マナからの召喚効果を有するドマンモ龍樹と驚異的な噛み合いを見せてくれます。具体的には墓地にドマンモ龍樹がいる限り3マナごとに(オブザの召喚コスト1とドマンモのフシギバースコスト2で合計3マナ)パワーマイナスでの除去を放ちながら盤面にドマンモ龍樹が増殖していくのです。

 ドマンモ龍樹が増殖するという事は即ちハンデス効果も重複するため、この時点で相手の盤面とハンドは甚大な被害を被りますし、その上でこちらの盤面のドマンモ龍樹を1体残らず除去してからのターン返却を要求する形になり、大抵の場合にはその時点でゲームセットと相成ります。

 文句なしの4投。

百万超邪クロスファイア×2

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 往年の墓地ソ御用達カード。殴り返し、即席の打点、フシギバースの種となんでもござれ。このデッキでの役割としてはオブザ08号に近しいものがありますが、墓地の枚数が6枚の時点で0コストとして扱えるという意味であちらよりも身軽です。オブザ08号との最大の相違点としてcipでの除去を持たないため展開しながらの盤面への干渉はできませんが、こちらはSAの2打点という唯一性を持っているので早めのビートプランや打点に不安のあるリーサルプランを取る際のあと一押しとしての役割をこなしてくれます。

 ドマンモ龍樹の効果下においてはG0の条件を満たせばマナから0マナで飛んでくる心強い奴。3マナでドマンモ龍樹が増殖する点はオブザ08号と同じ。

 タイガニトロの搭載も加味して色も弱いため2投。とはいえドルイドで探しにもいけるのでアクセスできないという事はあまりない。

ライマー・ドルイド×4

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 メインエンジンであり、デッキの根幹を支えるカードです。2→4の流れでこのカードをプレイできるか否かでデッキパワーに大きな差を生むのではりきって4投。欲を言えば6投くらいしたい。一度のゲームで平均3~5回プレイすることもザラ。何故かWブレイカーなので雑に殴るときにも頼りになります。

 このカードの役割は大きく分けて2つです。1つ目は墓地にカードを蓄えること。2つ目はトップ4枚の中から適宜必要なカードをマナにセットすること。このカードのおかげでフィニッシュプランに絡むカードのピン投や複数のコンボの搭載、果てにはタイガニトロオブザ08号クロスファイアといったコンセプトレベルでのデッキ構築へのキツい拘束が許容されていると言って過言ではありません、すげぇ。

 1枚でマナと墓地の両方に触れるこのカードは中盤以降のデッキの出力を担保する、まさに潤滑油の役割をこなしてくれる頼れる奴です。

 不敵怪人アンダケイン×4

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 おそらくもっともメディア露出の多いフシギバース。環境でも通用するカードパワーは本物で、このデッキでも大いに活躍します。

 何かと早期着地している印象の強い彼ですが、このデッキにおいては2→4→6で手打ちをしても強い設計になっていて、積極的に手打ちしたいカードですらあります。タイガニトロを蘇生してハンデスを狙ってもいいし、単純に3ターン目にドルイド→4ターン目にアンダケインからドルイド蘇生という動きをするだけでも墓地とマナがモリモリ増加するのでシンプルに強力です。

 単色のフシギバースであるためクロスファイアやオブザ08号から追加1マナで横に盤面を広げながらアドを稼げます。弱いところ皆無なのでやっぱり4投。

シリウ・ヘヴン×4

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 唯一のSTであり、めくれて最大2面止めてくれる心強い受け札

 ファンキーナイトメアを蘇生させる能力も持つため状況に合わせて墓地のベラドンナを蘇生してのハンデスやブースト、タイガニトロを蘇生しての次ターン以降の大量ハンデスを狙ったりと1枚で多くの選択肢を構えられるお気に入りのカード。

 7コストなのでギリギリ手打ちからの確定除去としての運用も視野に入ります。

 あと、このカードの採用によって盾をめくるときのウキウキ感を得られるのも忘れちゃならない大きなメリットですね。4投。


陰陽の舞×1

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 ぶっちぎりナンバーワン。ぶち壊れカード。イカれたカバ。このカードが見えてるかどうかでデッキパワーに大きすぎる乖離が起こる。もうなんか説明不要。でも説明しちゃう。そりゃnoteのテキストも全部強調太文字になるわ。

 マナにこのカードとドルイドがセットでいると何故か2マナ払うごとに墓地が4枚肥えて盤面にダブルブレイカーが立ったりするし、このカードがマナに見えているだけであらゆる緑含むフシギバース持ちのマナ置きが肯定される。

 このデッキは手札に抱えたフシギバースクリーチャーを能動的に墓地へ送る手段が乏しいため、そういう意味でも重要な1枚。

 ピン投のくせにドルイドによって山からそれなりの確率で掘り起こされてマナにセットされる。めくれると対面から悲鳴が上がる。

学校男×1

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 おしゃれピン刺し枠。メタクリ焼いたり選べないクリーチャーを焼く役割を担います。アンダケインで蘇生して巻き込んで爆発することでアンダケインのフシギバースが可能な回数分だけ除去を飛ばせます。また、盤面に出しているフシギバース持ちのクリーチャーを巻き込んで爆発することで6コス(アンダケイン)の種を残しながらフシギバース持ちを墓地に送り、もう一度フシギバースをすることでcipや使用回数のある能力の使いまわしが可能になります。1枚見えてると小回りが利く便利な奴です。

大樹王ギガンディダノス×1

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 不死樹王国のキングマスター。基本的にタイガニトロとドマンモ龍樹でハンデスは足りていますが、どうしても今すぐ全てハンデスしないとまずいといったタイミング攻撃をロックしないとまずいタイミングで投げつけます。フシギバース界のロストソウル

 また、除去耐性がなく過信はできないものの、やっぱり攻撃をロックする効果は非常に強力で対面のデッキによってはギガンディダノスの着地でゲームエンドという事もなくはないです。

 ただこのカードによる全ハンデスは手札を墓地ではなくマナゾーンに送る点に留意が必要です。このデッキは相手のハンドリソースを極端に絞ることを得意戦術としていますが、ともすれば世に流布するハンデス戦術常に抱え続ける問題をこのデッキも例外なく抱えています。それがデックトップから引かれるカードへは干渉が難しいという問題です。相手のマナを伸ばすことに貢献してしまうこのカードでの全ハンデスは、結果的に相手のデックトップでの状況解決力を高めてしまうことにも繋がってしまうので、要留意です。

 そんなこともあり基本はタイガニトロやドマンモ龍樹を優先することと、対面への影響力にブレがある側面を鑑みてピン投に落ち着きました。

ブラキオ龍樹×1

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 フィニッシュプラン1。このデッキにおける理想の詰めはドマンモ龍樹を起点にしてハンドリソースと盤面を徹底的に制圧した上でゆっくり準備を整えて首を締めていく流れをとります。その際に生き物STをケアする役割を担ってくれます。また終盤のみに限らず対面のデッキを見て投げつければ機能不全に陥らせることが可能なすごいやつです。色が緑単色という点がたまに傷。ただ、実はそれが転じて有効に機能する場面もあったりして、詳しくは後述します。

 基本は最後に1回投げられればいいのでピン投。

闇鎧亜クイーン・アルカディアス×1

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 フィニッシュプラン2。実は白のカードはこのカード1枚のみの採用ですが、色の問題は無敵のドマンモ龍樹がなんとかしてくれます。具体時にはマナから召喚するという能力の都合、このカード自身を捻って白マナを捻出しての召喚が可能ってわけです。さすドマ。お前がNo. 1。

 前述した詰めの流れで準備が整ってから仕事を終えたライマードルイドや、ドマンモ龍樹に重ねて出して召喚してやることで呪文STをケアする役割を担ってくれます。

 ブラキオ龍樹と並べる少し緩めの単騎ラフルルみたいなSTケアができるので、安心して殴りかかることができます

 こちらも基本は最後に1回投げられればいいのでピン投。

 悪魔龍王 ドルバロムD×1

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 フィニッシュプラン3。最終兵器。みんな大好きバロム一族。ドマンモ龍樹でゲームを征圧しきった後におもむろにマナからドマンモ龍樹やオブザ08号の上に重ねる。(黒を採用していないデッキ使いの)相手は死ぬ

 ブラキオ龍樹の項目でちらっと触れましたが、このカードの着地時、マナにブラキオ龍樹がいれば必ず墓地に送られるので、その後、10マナのドルバロムDをタネにフシギバースしてブラキオ龍樹を立てることができます。

 ランデス後にはできるだけSTをケアして殴りたくなるのが人情ってもんです。

 最後に1回投げればゲームが終わるのでピン投。

🌳あとがき

 以上が切札×鬼札キングウォーズ!!!発売日より常に形を変えながら一緒に戦ってくれた私の『不死樹王国デッキ』の全貌になります。

 タイガニトロのマナ武装達成を目指しつつリソースを蓄え、ドマンモ龍樹の着地後は恒久的なハンデス大量のマナを事実上の手札へと変換することによって、圧倒的なリソース差でゲームをコントロールしつつクイーンアルカディアス+ブラキオ龍樹の両立やドルバロムDの着地、過剰打点の生成などを目指しじっくりと相手の首を絞めるプランを整えてフィニッシュを狙います。

 序盤タイガニトロを目指してカードをプレイする窮屈さと、その後ドマンモ龍樹を着地させた後のなんでもできちまうという全能感、そのカタルシスも大きな魅力の一つです。

 いかがでしたでしょうか。(アフィブログ)

 少しでも私の大好きな不死樹王国や龍樹たちに興味を持っていただければそんなに嬉しいことはありません。今ならデッキパーツもとてもお求めやすい価格になってますし、是非とも不死樹王国、この機会に触れてみてはいかがでしょうか。

 それでは。

 PS.

 デッキへのご意見、質問、感想なんかいただければそりゃもう嬉しいのですが、更にもしよければ皆さんの自慢の不死樹王国デッキなど教えていただければもうハチャメチャに嬉しいです。よろしくお願いします。

🌳アンダケイン殿堂後のリペア

2021/8/16 追記

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 大変今更ですが、新殿堂施行後もずっと握っておりました不死樹バースデッキの最新版リストを掲載します。

 不敵怪人アンダケイン3枚、学校男1枚 out

 ルソー・モンテス/法と契約の秤2枚、大樹王ギガンディダノス1枚、盗掘人形モールス1枚 in


 さらっと内容の解説をします。

 アンダケインの枚数減少にともなって発生する大きな問題がふたつあります。1つ目はライマー・ドルイドなどの墓地肥やしからタイガニトロのリアニメイトを狙うことで他デッキよりもタイガニトロの着地を狙いやすくするというギミックの不安定化。2つ目は中盤以降に手札をマナブーストに回し切った後の中継ぎの不安定化です。

 この2つの問題を同時に解決するのがルソー・モンテス/法と契約の秤になります。

 

モンテス

 呪文面の法と契約の秤によって墓地のクリーチャーをリアニメイトすることができるので、アンダケインを手打ちしてタイガニトロを着地させていた場面でほぼ同じ動きを可能にします。

 さらに、ドマンモ龍樹やシリウ・ヘヴンもリアニメイト対象のため、中盤以降にドマンモ龍樹へのアクセスや中継ぎとしても機能してくれます。

 闇単色のクリーチャーでもあるため、このデッキの抱える2つの制約である「生き物であること」と「文明に闇を含む事」も満たしており、隙がありません。

 クリーチャー面であるルソー・モンテスは自身の手札を能動的に墓地に送れるカードでもあり、実は従来は搭載されていなかったギミックで、かゆいところに手を伸ばしてくれています。えらい。

 また、盗掘人形モールスも前述した2つの問題に間接的に触れながらも、中盤以降にあらゆるカードへのタッチを可能にし、デッキ全体の動きを整えてくれるカードになります。

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 自身が0マナで盤面に出てくる生き物であるため、不死樹バースとの相性もすこぶる良いです。モールスを投げて墓地からクロスファイアやオブザ08号を手札に回収しつつ、2マナでドルイドを不思議バースして墓地の枚数を稼ぐ動きは特に強力。

 さらに一度このカードをマナへセットしておけばドマンモ龍樹によって繰り返しの0マナ射出が可能になります。えらい。

 上記3枚がアンダケインとの入れ替わりの枠になります。

 アンダケインのこなしていた役割を補いつつも、また違ったプレイ感をもたらしてくれる頼もしい奴らです。総じてえらい。

 最後に学校男と入れ替わりで増量された大樹王ギガンディダノスですが、その採用理由はアンダケインの減少に伴って十全に活躍できなくなった除去札である学校男のリストラと、空いた1枠で相手の盤面展開への回答になるカードを探しつつも、フシギバースをもったクリーチャーの総数が3枚も減ってしまっているという現状を照らし合わせた結果、素直にギガンディダノスの増量に思い至ったというところになります。

 もはや多くを語ることはなく、キングマスターである彼は純粋に強いので、強いです。所謂、枠が空いたから採用されたパワカです。えらい。

 以上、4枠変わっただけではありますが新殿堂対応の不死樹バースデッキでした。

 クロニクルに龍装鬼 オブザ8号/終焉の開闢が採録され、200円以下での取引もちらほら目にします。もともと安かったこのデッキもますますもってお手頃価格になっていますので、興味を持っていただけたなら是非一度握ってみてはいかがでしょうか!胸を張って言える、私の自信作です。

 


🌳おまけ、不採用カード

 おまけなので気が向いたら追記していきます。

 2コス初動枠

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 ジャスミンの枠。バンビシカットとステップルは初動としては安定性に欠けるので見送ってしまったものの、受け札にもなり、その上で盾落ちのケアの役割もとれるという理由でエスメルは一度採用に踏み切ったこともありました。

 しかし、ゲーム中盤から終盤にかけて緑マナが枯渇するタイミングがそれなりの頻度であり、そういった場面でマナ置きしてすぐ捻れる緑単色のカードが欲しくなったという理由でジャスミンに落ち着いた経緯があります。

 ST枠

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 速攻対策の意味合いと9コストという点が魅力的でスパイナーを一次採用していました。ですが昨今3000×3火力では焼き切れない相手が増えてきたことや、SSTが発動しても受けとして機能するカードがデッキに存在しないという欠落、9コストとなると手打ちでの運用が現実的ではないという理由でシリウ・ヘヴンへと枠を譲っていきました。

 そこにきて最新弾で登場した確定除去を持つバナナであったのですが、シリウヘヴンと比べて1面しか止められない点と今の構築ではレインボーナスを軽減での召喚が有効な場面での達成があまり現実的ではない点を加味して不採用となりました。レインボーナスじゃなくてフシギバース11〜13とか持っててくれたらなぁ、と思うばかりです。

 両者とも盾からめくれた時に9コストでフシギバースの種になるという点は魅力的なのですが、まぁシリウ・ヘヴンもベラドンナ蘇生からマナブーストすれば実質8コストだしなーと言い聞かせております。

フシギバース枠

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 ダクライ龍樹は確定除去とマッハファイターを持つため特定の状況での唯一解になれる性能でとても魅力的でしたが、緑単色である点が採用を悩ませるカードでした。しかたないのでシリウ・ヘヴンの採用によってアンタップ限定での確定除去を搭載する形でフォローし、タップされていればクロスファイアで打倒、対象が取れるならばオブザのパワーマイナス、取れなければ学校男の選択肢も見れるようにして不採用としました。

 お気付きの方もいるかもわかりませんが、個人的に完全な詰みの状況に陥るデッキがあまり好みではなく、無理矢理にでもなんとかなるカードの採用をしたがる傾向にあります。

 ガンヴィー龍樹とライマーランサーはいかんせん強く使ってやれなかったカード達です。いつかこの二枚にガッツリ構築を寄せたデッキも作りたいなと密に思っています。

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 採用すれば文句なしに強いです。正直勝ちを目指した時に採用しない理由の用意が難しい気すらします。

 心情的な理由を挙げるならこのカードが見えた時点でデッキ内に搭載された不死樹王国デッキとしてのあらゆるギミックの存在理由が薄くなる点が非常に美しくないと感じたので不採用です。

 実践的な理由を(多少無理矢理に捻出しますが)上げるなら、このカードを手札に引き込んだ際に少なからずノイズになり得てしまう点が挙げられます。

 ノイズになる理由は明確で、手札から緑を持たないカードを墓地に送る手段がないことに起因します。召喚して墓地に送ろうにもデッキ内の赤の枚数はこのカードを採用しても3枚ととても安定した召喚は見込めず、マナセットを経由してドマンモ龍樹の効果などから出すのであればその時点でこのカードを使うまでもなくゲームには勝てている気がします。

 採用するならもう少しこのカードに寄り添うカードを増やす必要があり、それはもう別のデッキになりますよねということで不採用です。美しくなくなるので。(ここまでめっちゃ早口)

 うーん、苦しい……。

 8月16日追記:

 アンダケインが殿堂入りして唯一うれしかったことは、ドルマークスの不採用理由の捻出に苦労しなくなったこと。

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