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【総監技術士口頭試験(道玄坂~登った先に見えるもの)】2.筆記試験合格発表までにやっていたこと

寒くなってきました。コロナの次の波が来る前に、週末、息子と色々遊びながら、「そういえば去年の今頃は何してたかな」と思う今日この頃です。

去年の今頃は、筆記試験の発表が終わり、運よく合格していたので、口頭試験の模擬講習を受けつつ、口頭対策をしていた頃でした。

今年は筆記発表が年明け早々の様ですので、今年の今頃は、ちょうど去年の9月頃かなとか思いながら、私が去年の9月頃にやっていたことを紹介します。

1.口頭模擬の申込先、募集開始時期を調べておく
 受かればすぐ動けるようにするための、何よりの情報管理です。

2.復元論文を作成しておく
 口頭模擬の申込に必須となっている場合が多いです。筆記の合格発表後、頭を総監口頭の頭に切り替えるためにはそれなりの時間を要するので、復元論文に費やす時間を極力少なくするために。

3.道玄坂近辺のホテルを探しておく
 予約までは必要ないですが、これも受かればすぐ予約できるように。

4.自社の全社的な取り組みをちょろちょろ調べておく
 SDG'sの取り組み とか、労働時間管理とか、ISO 9001/14001の認証 とか、(総監)技術士が何人いるかとか。口頭試験ギリギリになってから調べようとすると、意外と時間がない。

5.5管理分野のトレードオフ例を考える
 2分野間のトレードオフはどの管理分野の組み合わせパターンで試問されるかわからないですが、Max. 5 x 4 /2 =10通り準備しておけば乗り越えられます。考えるのもいいですが、ネット検索してとりあえず10通り用意して、先ずは安心することをお薦めします。3分野間のトレードオフについては、それが試問されるときは、分野の組み合わせパターンはフリーになることを期待して、1つか2つ位の準備でいいかと。

6.業務経歴と業務詳細の分析
 5管理分野のトレードオフ、二次リスク、残余リスク、、、といった頭で。

7.一般部門の技術士になった時の思い出の品(口頭試験用のノートとか、登録証とか)を引っ張り出してくる
 もともとは、単に思い出をなぞるためだけに何げなく引っ張り出しました。しかし、総監は筆記発表から口頭試験本番までの期間が非常に長いので、モチベーション維持が結構大変でした。そんなとき、これら思い出の品が結構モチベーション維持に役立ちました。傍から見ると、登録証を見てニタニタ笑っているだけの変な人に見えるかもしれませんが、一応人的資源管理ということで。

実際のところ、私は6.についてほぼ、心意気だけで、筆記の合格発表まではほとんど手が付きませんでした。

あと、筆記試験が芳しくなかった方で、それでも来年、もう一回挑戦するぞと思っておられる方。その方には、2.を復元し、さらに推敲を重ね始めることを強くお勧めします。

マガジン等でも記載した通り、私は、論文の質を合格論文レベルに高めるには、手当たり次第に論文を書くのではなく、先ずは1つの論文を自己推敲しながら(もちろん、ご査閲頂ける方がおられるなら、ご意見を伺いながら)論文の質を高めるのが最適と考えています。

夏の暑い中、試験会場で集中して書いた論文は、今は、例え合格レベルになくとも、自己推敲していくには最適の材料と考えます。なぜなら、切羽詰まった状況下で自分の頭が考えたときの”思考の癖”がそのまま出ている文章であり、テーマは違ったとしても、来年も同じ状況下でまず思い浮かぶ文章に近いはずだからです。冷静な今、これに推敲を重ね、無駄を省き、補足をしていけば、合格レベルの論文になるだけでなく、本番での考え方、書き方などが自ずと体得できると考えます。

コロナの第3波到来か?!みたいなニュースも流れる中、色々大変と思いますが、ご健闘をお祈りします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

有料記事を少しですが値下げしました。もし宜しければ、読んで頂けますと嬉しいです。







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