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我思う、コロナ禍に我あり

おはようございます、ねすたです、よろしくどうぞお願いします。

タイトルに哲学・文学的な要素を期待して記事を閲覧していただいた方、ありがとうございます、そして申し訳ございません。私には文才がありません。

さて本題ですが、タイトルにもある通り今後世界史に確実に載るであろう2020年最大のトピックである新型コロナウイルス(COVID-19)について、ねすたの思いを述べていこうかと思います。

世界情勢がどうとか症状がどうとか経済がどうとかは語れません、ねすたが無知すぎるからです。

コロナ禍においてねすたが最も印象的だったことが、

個々人の人間としての本質が浮き彫りになった

ということです。


コロナがわたしにくれたもの

国内において最大のインパクトがあった緊急事態宣言ですが、日々の生活ににも少なくない影響があったと思います。

新しい生活様式と称していわゆる「3密」を回避するような指標による制限が設けられましたが、ねすた個人としてはいくつかメリットもあったと感じています。

1.働き方改革

上記の言葉は東京五輪における混雑予想に伴い出てきたものですが、昨年までは一部の今どきの大企業でしか改善されていなかった印象があります。

弊社では元々週2回のリモート勤務が推奨されており、コロナ禍によるリモート勤務に関しては労せず移行することができました。今年のホットワードでもあったZOOMでのリモート会議導入に関しては手探りだったものの、大きなトラブルは無かったように感じています。

弊社の社長と話した時に聞いた言葉になりますが、『通勤時間は無駄だと思っている』というのは本当に共感ができます。

極端な話ではありますが、朝起きた瞬間に出勤でき、退勤した瞬間にプライベートな時間が取れるということは、本当の意味で「8時間労働」が可能となります。本来片道1時間の通勤が必要な人にとって、2時間も自由な時間がもらえるのです。また、出勤日と比較すると、リモート日の起床時間や就寝時間へのインパクトも少ないように感じます。

この浮いた時間を使ってねすたはnoteの投稿をしているのですが、自分の考えや開発技術等のアウトプットができるので気持ちが凄く前向きになっているのを実感しています。また、ランニングをしたり筋トレをできる時間も増えたので、心身ともに健康になっています。事実、2020年は病気はおろか風邪気味すらなくなりました。(太りましたけどね)

エンジニアにおいてはずっとリモート勤務でも支障は無いと考えているため、ねすたは緊急事態宣言が明けても会議等の予定が無い日はリモート勤務とさせていただいています。この辺を自由に判断させていただけるのも弊社の強みです、ありがたい限りですホントに。

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世の中でいうと日本は特に「出勤が絶対」「残業が正義」というアナログ的な文化に依存しているような風潮があったのですが、コロナ禍になってからは急激にその文化が是正されてきているのかなと。

もちろん接客業などの対面でないといけない職業の方も多いので「出勤=悪」だとは思いませんが、そういう方々のために少しでもストレスなく出勤してもらうため、つまり出勤時の混雑緩和に貢献するには、リモート勤務できる職業は極力移行するべきなのではないかと強く思うのです。

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今年の5月に出産した友人と話した際、

「コロナ禍からリモート勤務をずっと続けており、子ども(乳児)の面倒を見ることができるので非常に働きやすい。旦那さんもリモート勤務のときは交代で面倒を見れるのでありがたい。」

という話を聞いたときにねすたは思いました。

『あれ?働き方改革できてない?』


2.システム化の加速

弊社のサービスの1つとして アパレルECへのオンライン試着サービス「unisize」というプロダクトが存在するのですが、緊急事態宣言前後の時期において問い合わせが急増していました。

他の業界と比較すると、アパレル業界に関してはオンライン・リモートなどの「デジタル化」が遅れており、店舗とECの比率が大きく店舗に傾いていました。

ただ、コロナの影響によって流れが一変したように感じます。

■新規でECプラットフォームを利用してサイトを立ち上げる

■緊急事態宣言を受けて店舗が営業できなくなり、EC等のオンラインでのビジネスに資金投入する

ねすたの所感ですが、上記の変化により5月から6月にかけて新規導入やECリニューアルに対する修正案件等が非常に多くなった印象です。

アパレル業界でもデジタル化に重い腰を上げたのですから、世の中的にも急速にデジタル化が進んでいて、コロナというある種の強制力によって日本国内でのデジタル化の時計の針が進んでいて、世界に取り残されないようにこの流れは維持してもらいたいところです。


人間としての本質

本題に戻ります。ここからは冒頭で記載した人間としての本質が浮き彫りになったということを掘り下げていきたいと思いますが、国内において印象的だった出来事を振り返ってみます。

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◎物資・食料を求める人々

正確には覚えていませんが、マスク・除菌商品に殺到する姿や緊急事態宣言前後で食料を買い求める姿は世界中のニュースで目にした光景でした。それにより悪質な転売もクローズアップされましたね。

ねすたは常に備蓄しないと落ち着かないタイプなので何一つそういった騒動に巻き込まれることなく乗り切れたのですが、スーパーの社員の友人は悲惨な目にあったと聞きました。

◎政府・自治体の要請を守らない人々・過剰に規制する人々

政府の緊急事態宣言や各自治体によるアラート・自粛要請等、お国事情的にロックダウンをできない日本にとって禁止ではなく「お願い」という形で少額の補助金等を含めて様々な行動を制限してきました。

禁止されていないというのが非常に厄介で、制限されたことを守らなかったとしても罰を与えられないということになります。マスクをしていなくても、パーティーをしていても、夜遅くまで営業しているお店にも罰則はありません。

ここで登場したのがいわゆる自粛警察という人たちですね。公的に処罰されないのであれば自分たちが処罰してしまおうという思想のもとで、マスクをしていない人をSNSで晒し、パーティーをしている人のニュースを見てネット上で叩き、夜遅くまで営業している店に脅迫まがいの張り紙を貼り付けるといった行為が散見されました。

気持ちはよく分かります、規制を無視している人は非常に不快ですし、自分が我慢しているのに何でこいつらは守らないんだ!とはねすたも思います。

ただ自粛警察には賛同できません。制限を守らないのは犯罪ではないですが、SNSへ晒したり叩いたり張り紙で脅迫することは立派な犯罪なのですから。

◎コロナ最前線で頑張っている方々に対して敬意を欠く人々

2020年12月現在、過去一番の感染者数を更新し続けていますが、最大の功労者である医療従事者の方への敬意・配慮が欠けているなと感じています。

感染症に関して最前線にいるのは医療従事者の方であり、この情勢であれば感染のリスクに常に晒されながら戦ってくれている英雄であるはずです。にも関わらず医者の子どもがいじめられたり、看護師だからと感染者のごとく意図的に避けられたりといった行為を目にすると憤りを感じております。

これは緊急事態宣言前後の接客業、主に小売事業のスタッフの方々にも当てはまっていたのではないでしょうか。

頑張っている人を差別するような人間にはなりたくないですね。

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と、ここまで振り返ってみましたが、コロナ前では平然と生きていた上記のような人たちがコロナというイレギュラーな要素が入ってきたことにより本質や底が見えたというのが非常に興味深いなと感じています。

かなりネガティブな内容ですが、ポジティブな面もあるのかなと思います。

本質的に合う人・合わない人

それは、本当の意味で価値観の合う人だけと付き合うことができるということです。

コロナによって人間としての本質や価値観が鮮明になったことで、人間関係を取捨選択できるのが最大のメリットだと思います。

ねすたのコロナに対する価値観は以下の通りです。

◆国や自治体の要請があれば遵守する

◆3密は常に意識する

◆感染症対策は怠らない

◆その他感染のリスクが高まる行動はしない

5月頃なら当たり前ですよね。でも12月現在はどうでしょうか?5月と比較して意識が低下しているのではないでしょうか?ねすたは継続しています。

もちろんねすたの価値観が100%正しいとは思っていませんし、甘いところも大いにあるはずです。

上記のような価値観って一人ひとりにあるはずなんですよね、おそらく無数に。だからこそ人間としての本質の部分で合うかが分かると思うんです。

ねすたからすればコロナ禍で夜の街(キャバクラ・ホスト等)に繰り出す人、コロナは風邪!といい医療体制を逼迫させる人、コロナ差別する人がもし近くにいれば真っ先に関係を切りますし、経済を盾に平然と旅行やイベントに行く人も付き合いを考えると思います。

逆にねすたは気をつけているとはいえ外出はしているので、今現在も外出していない方からすれば関係を切られてもしょうがないと思っています。でもそれでいいと思っています、その方にとってストレスになってしまうのであれば切られたほうがお互いのためですからね。

切る・切られるという表現はやや強くなってしまいましたが、本質的に合う人とだけ関係性を継続できることは、SNS等によって必要以上に繋がりが増えてしまった現代社会においては悪くないことではないかと考えています。

おわりに

長くなりすぎました、反省しています。

2020年12月現在ではワクチンが出回ってきたと思えば変異種の出現のニュースもあり、まだまだ先は不透明ではあります。

ねすたの大好きなライブやフェスで人混みでぎゅうぎゅうになりながらワイワイできるのは当分先のようですが、こうやって記事を書きながら自分を見つめ直したり、世界中で億にも届きそうな感染者がいる中で自分が健康でい続けている、生きられていることは非常に幸せです。

我思う、コロナ禍に我あり。


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