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LOを制するためのLOがすべきこと百選

どうも、ねすとです。
いきなりタイトル詐欺ですが百選もないです。
先日、シニアのシティリーグが近場であったので観戦に行ってきました。その際案の定というか、LOがとても多かったです。ただ、パッと見てる感じLO対LOになった時お互いに勝ち筋が存在していない場面がとても多いように思いました。実際、トーキョーベイの決勝はLOミラーとなりじゃんけんで優勝を決めたそうです。
確かにLOはほぼ全てのデッキと対等に戦えるデッキではありますが、ミラーになった時に勝ち筋が存在しないのでは話になりません。なので、LOに打ち勝つためのLOの解説をしていこうと思います。

申し訳ないとは思いますが、今回も一部有料で書かせていただきます。僕自身シーズン3でLOを使いたいので、情報のばら撒きは避けたいです。その点ご了承ください。ですが、今の環境はLOの情報の需要が高いと思ったのでこの記事を書きました。
LOについてだけ知りたい場合は、僕の前回の記事を参考にしてください。今回は前回よりも踏み込んだLO対LOに特化した話を書いていこうと思います。
前回の記事↓

https://t.co/2R0wgVO1iU?amp=1

1.そもそもの問題点

LOとLOが試合すると何がよくないのか?というと、まず試合が終わらないです。対策カードが入ってないLOミラーが発生すると、お互いリソースマネージメントや手帳の打ち合いになり一生終わりません。一方がうまいこと必要札をジュジュハチで落とせたのならまだしも、そんなことはそうそうありませんし、落ちたとしても山回復手段を常に握っておけばまず負けません。つまりお互い決め手となるものがない限り一生同じことを繰り返すだけとなり、決着がつきません。
ポケモンカードにおける時間切れは特別な理由がない限り両者負けとなるので、LOミラーになったら自分の負けが決まってしまうのです。
もしLOミラーになってしまったら、一応ですがお互い素早くプレイすることを心がけましょう。ミラーになったから勝ち目ゼロというわけでもないので(ほぼゼロに近いですが)、時間内に終わらせる努力はするべきです。

ではLOでLOに勝つにはどうすればいいのか、今から解説します。

2.LOミラー対策

まずLOミラーになった場合、対策カードが入っていた方の勝ちがほぼ決まるということは覚えておいてください。
まず一番簡単にできる対策として、キリンリキがあります。

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ジュジュハチで落とした相手の重要パーツをロストに送ることで相手のしたい動きをさせないことが可能です。
ただ、もうLOを使いこなしている人ならこのぐらいは考えついていると思います。なので、お互いにロスト送りが入っている場合はどうすればいいかというと、グッズかサポートのロックが候補として挙げられます。

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カブトプスはバトル場にいるだけで相手のジュジュハチやザオボーを縛れますし、オムスターはベンチ管理さえしっかりしておけば友達手帳、ふつうの釣竿を縛ることができ相手の山回復を許しません。
特にカブトプスは、自分だけジュジュハチを使い続けて自分の重要パーツが落ちたらヤレユータンに変えてリソースマネージメントを使ったり、相手の重要パーツが落ちたらキリンリキに変えてロスト送りを使ったりできるのでおすすめです。風船で逃げることができるのも強いです。
オムスターは少しベンチ管理が大変ではありますが、ジュジュハチ追加効果で自分のベンチを逃して相手が後続を立てるのを待ってからオムスターを立てたりすると決まりやすいです。サカキの追放を入れておくともっと使いやすいです。

また、カブトプスを使うと別の勝ち筋が生まれます。それがhandです。

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相手にジュジュハチを使わせないようにカブトプスをずっと前にしておき、ザシアンのふとうのつるぎで一生山を引いているだけで勝てたりします。今流行っているLOにはベンチ呼び出し札が入っていることは少ないため、カブトプスをバトル場からどかすことは難しいと思います。また、Handをする場合はビリジオンGXを入れるとベンチポケモンをまるごと回収することができるためベンチにポケモンを大量に展開してもHandの達成がしやすいです。

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ただここまでするとHand狙った方が強いのでは?となったりしますが…

他にカウンターという方法もあります。カウンターというとムウマージが一般的ですが、LOの場合はレアコイルがとても優秀です。

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自分が気絶する代わりにサポートを山から3枚持ってくることができます。レアコイルを起動する際はコイルからではなくメタモンから進化すると気づかれ辛く起動しやすいです。
また、ただカウンターを発動するだけでなくサポートを3枚も持ってこれるのがかなり強いです。マチス、ジュジュハチ×2を持ってきていきなり相手の山を6枚削ることができます。
カウンター状態に入ることができればとても有利に立ち回ることができるので2ターン目から狙っていきたいですね。

対LOの対策カードはこのぐらいにしておいて、次はデッキの構築について話します。

3.デッキ構築について

まあ当たり前の話なんですが、対LOに特化したLOというのはLOにしか勝てなくなってしまいます。上のカード全てを採用しても、それで勝つことは難しいのは目に見えていると思います。なので、LOを組む時はまずそのLOのコンセプトを決めましょう。
例えばカウンターメインで組んでみる、エネルギーの破壊や要求の増加によるテンポロスを狙う、グッズやサポートのロックをするなど方法は様々です。
普通のデッキがするLO対策は要求量が多く対策しづらかったりしますがLOがするLO対策はわりと簡単にできるのでコンボパーツは少なくても結構どうにかなります。
ここで、いくつかマグカルゴLOのデッキの例をあげていこうと思います。マグカルゴLOの回し方については、僕の前回の記事に詳しく書いてあるので良ければそちらをご覧下さい。

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エネルギー破壊、要求増加をメインに組んだLOです。ミュウツー&ミュウが入っていないため奇襲性能は若干低めではありますが、ヌメラ、クラッシュハンマー、ワンダーラビリンス、エール団のしたっぱを1ターンで使うことができれば相手のテンポを大きく崩すことができます。
また、対LOでもヌメラを前にしておくことで相手に技を使わせないようにすることができるため優秀です。自分が技を使うときはヌメラを前にしたターンから手張りしておき、技を使うポケモンを前にしたタイミングでもう一度手張り+ワンダーラビリンスを貼ることで自分は技を使えます。相手が手張りしてきたらクラッシュハンマーかエール団のしたっぱで戻しておけば毎ターン手張りされても技が使えないためかなり有利に立ち回ることができます。最近のLOはスタジアムを切っているかうねり一枚採用なことが多いため相手がスタジアムを貼るのを待つかトラッシュするのを待ってから貼ればほぼ確実に封殺できます。
通常のデッキ相手でも、三神やピカゼクのような初動のエネが大事なデッキはハンマーやしたっぱで妨害するだけでかなり時間をかせぐことができますし、キリンリキはパーフェクション相手で役に立ってくれます。

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次はロックLOです。カブトプスを立て相手のサポートを封じつつ山を削っていきます。これは上のデッキよりも対LO意識が強いですね。
対LOの場面ではカブトプスを立てて前にして一生ふとうのつるぎ連打して最後にハンドを出すだけで勝てます。前に立ってるだけで特性が働くのでメリープなどの麻痺、眠り効果も意味がないのが偉いですね。
他の環境デッキに対しては、炎などのサポートでエネを加速させるデッキに対して強く出ることができます。ただ、やはりこちらはLO意識で組んでいるところが大きいので他に勝てるかと言われると少し微妙ではあるのですが…
あとやはりミュウツー&ミュウが入っていないので奇襲性能は低めです。盤面を固めてゆっくりとLOを狙っていきたいですね。

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次はカウンターLOです。相手が普通のデッキならレアコイルの起動をしなくてもカウンターに入れるため、これも少し対LOに寄せています。
対LOのときはメタモンをレアコイルに進化させ、自爆させてカウンター状態にしてからカウンターゲインをつけたヤレユータンかキリンリキを前に出しワンダーラビリンスを貼って技を使うと有利になれます。
対LOでなくても、ワンダーラビリンスを貼ると1ターンもらえることは多いのでカウンター意識でなくても戦えると思います。カウンターゲインも実質エネルギー枠が増えてるようなものなので結構使う機会が多く、困りはしないと思います。

とまあ、いくつかデッキレシピの案を挙げてみましたが個人的には最初のエネルギー破壊型が他の通常デッキに対する勝ち筋が明確なので一番気に入っています。
最近のLOはメリープが多いですが、三神相手だとコバルオンが入っていたりしてだんだんと対策が進んできてます。そのため、対策のしようがないエネルギー破壊、バウンスが有効だと僕は思っています。

4.プレイングの話

さて、ここまで対策カードについて色々書いてきましたがいくら対策カードを積んでも相手も同じことをしてきた場合、勝つのはやはり上手い方になるでしょう。なので、プレイングで勝つために必要なことをこれから書いていきます。

まず対LOということが判明した時点で、無駄にカードを使うことは避けましょう。特に再利用したいカード(手帳や釣竿など)を無闇に使ってしまうと後攻1ターン目からロスト送りされた時やグッズロックをされた時にどうしようもなくなってしまいます。なので、極力カードを使って盤面を展開するのではなく、ザシアンのドローや役割の薄いドロサポ(フウとランやハンサムなど)を使い盤面を展開していきます。
盤面がある程度整ってきたら、使う札をハンドに抱えておきましょう。マグカルゴLOなら地ならしを連打して使う札を毎ターン持ってきて山を使わない札だけにしておきましょう。相手のジュジュハチ+ロスト送りに耐性をつけておけば負ける要素は少ないと思います。
中盤から終盤あたりから相手の山を削り始めます。ここからは多少運も絡んできます。相手の要求札を落としロスト送りを決めることができれば勝ちに近づけます。また、自分の要求札が落ちた場合は序盤に回収しておいた手帳や釣竿ですぐに山に戻せるようにしておきましょう。ロスト送りされて困る札はすぐに手帳や釣竿、リソースマネージメントで戻せるようにしておけば負ける確率をぐんと抑えることができます。戻した札が相手のジュジュハチで落ちるときついですが…そこは運もあるのでお祈りしましょう。確実に落とされたら負ける、という札はリソースマネージメントで戻せば山下に戻るためジュジュハチでは落ちません。戻すカードは慎重に選びましょう。
基本的にロストに送るカードは、ジュジュハチ、手帳、釣竿、炎エネルギーです。この辺りを落としておくと、ジュジュハチを使いまわされたり不意のマッグバンGXを防いだりできます。
簡潔にいうと、相手の山を削る手段+山を回復する手段をロストに送れば勝てます。簡単ですね。

終わりに

まさかここまでLOが流行ると思っていなかったので、対策記事を書くのは少し複雑な気持ちではあります。流行ってないうちに使って結果を残したかったのですが、さすがにもう対策カードなしでは勝てない環境ですね。シーズン3になってLO系統が減れば大手を振ってLO使えるんですけどね…
VMAXがどのように環境を変えるか楽しみですね。場合によってはVMAX握るかも()
見た感じだとLO系統に影響のあるカードがなさそうなので、このままだとシーズン3も対して環境は変わらないような気はするのですが。新環境が楽しみですね。

ではまた。

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