【3月の取り組み】

卒業、別れの季節。西粟倉村でも、子どもたちが新たなステージに進んでいきました。Nestでは9月からインターンに来てくれていた大学生かのんちゃんの受け入れが期間が終わりを迎え、ちょっと寂しい気持ちの3月です。

小学4年生 車いす体験が実施されました


3月3日、小学校4年生の授業にて、西粟倉村高齢者生活福祉センターの職員の方々にお越しいただき、車いす体験が行われました。
まずは車いすに乗ったままの人を福祉車両に乗せる方法を教えていただきました。人力と電動を組み合わせ、車いすの方をゆっくり安全に車に乗せるそうです。
みんなその様子を見ながら「そーやって車いすを乗せれるんだ!」と興味深々の様子でした。
次に実際に自分たちが車いすに乗ったり、押したりする体験を行いました。段差やスロープなどを体験し、段差の傾きは「怖い~
」と言っている子もいたり、自分でこぐときに行きたい方向とは逆に進んでしまったり。
普段は車いすに乗ることがなかなかない子どもたちですが、「押す人が思っているより乗っている人は怖いと思っているな」と思った子も多かったようです。
最後の感想では「車いすの人がいたら声をかけれるようにしたい。」と話してくれている子もいました。
西粟倉村高齢者生活福祉センターの職員の皆さん、貴重な経験をありがとうございました。

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あわくらみらいアカデミー 小学生発案!「たきび会」を開催しました!


3月27日(土)、小学5年生の女の子から「火をつけてマシュマロ焼きたい!」との声があり、それをカタチにするため、「たきび会」を行いました。
場所はインキュベーションセンターamocaの焚火台をお借りし、エーゼロの森田さん、インターンのかのんちゃんにもお手伝いいただきました。
今回は大人のサポートに加え、中学生も小学生のやりたいことのお手伝いに来てくれました!
会館に集合し、自転車組、歩き組に分かれて出発!
先にamocaに着いた自転車組が乾いた落ち葉を集めていてくれたおかげで、歩き組が着いたらすぐ火起こしの準備を行うことができました。準備中、「木を麻ひもでこすったらあったかくなる!」という発見や、薪を頑張って割っている子に「がんばれ!」と声が出たり、1人1人の発見や頑張りをみんなで共有しながら自分たちで準備を進めました。
焚火台が深かったこともあり、なかなかマッチの火が広がらないな~と5年生の子が困っていると6年生の女の子が棒の先に麻ひもを巻き付けて「ここに火をつけてからそっと真ん中に入れたらいいんじゃない?」とナイスアイデアを出してくれ、無事焚火をスタートできました。
そしてようやくみんなで持ち寄った、マシュマロや食パン、もちやポップコーン、りんごなど焼いて食べる楽しいひと時。
「焼きリンゴってこんなおいしかったっけ!」という子も。自分たちで準備して食べるおやつは格別だったようです。
今回お手伝いしてくれた中学生の3人も移動の時に「白線の外でないようにね」と声をかけてくれたり、集合するときに小学生のみんなを呼びに行ってくれたり、こちらから何もお願いしなくても率先して動いてくれました。そんな中学生の頼もしくって優しい心が小学生のみんなにも受け継がれていくといいなと思いました。

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