【1月の取り組み】

2021年を迎え、新しい気持ちで今月もいろんな活動が幼稚園・小学校・中学校で行われました。

小学4年生 「あわくら神社」についての授業が行われました!

1月14日、粟倉神社を管理されている地域にお住まいの春名静男さんを小学校にお招きし、小学4年生にあわくら神社についてお話いただきました。4年生は現在、「郷土の伝統・文化と先人たち」をテーマに学習を進めています。

粟倉神社は、1100年以上前に建てられ、村の3つの地区が管理をしているそうです。子どもたちの中には、その地区に住んでいる子や、お祭りに参加したり、子ども巫女の舞をしたことがある兄弟がいる子もいました。
普段何気に関わっていた神社はいつからあるのか、どんな神様がいるのか、お祭りをする意味は何なのかなどを教えてもらった子どもたち。
最後に春名さんから、「ずっとこの神社や行事を守っていってほしい」とお話いただきました。それを受けて、「これからも行事を続けていきたい。」と感想を言ってくれている子も!
昨年はコロナの影響で開催されなかった行事もあるようですが、これからどんどん地域の行事に参加していってほしいなと思いました。
次は、獅子舞について春名さんに教えていただきます。どんな発見があるか楽しみです!

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小学3年生 警察官の仕事について学びました

1月19日(火)、駐在所の中川さんをお招きし、3年生に向けて警察官の仕事についてのお話や、3年生から中川さんへのインタビューが行われました。
はじめに、中川さんから1日のお仕事内容や、身に着けているもの、警察官にはどんな力が必要か等をお話しいただきました。西粟倉ではほとんど事件は起こらないそうで、「村には優しい人が多いので事件があまり起こらないのだと思います。」とお話されていました。
中川さんの話を真剣に聞いていた子どもたち。次のインタビューの時間には、
「駐在所と警察所の違いは何ですか?」
「なんで警察官になろうと思ったんですか?」
など考えてきた質問とプラスで、その場で聞きたいことがたくさん子どもたちの中から出てきました。授業が終わってからも中川さんに質問する子も。
今回の中川さんのお話を聞いて、村の安全安心を守る警察官の仕事は「かっこいいな!」と思った子も多かったように感じました。将来村の駐在所にこのクラスの誰かがいるかも。。。!

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小学4年生 獅子舞についての授業が行われました


1月21日、先週に引き続き春名静男さんにお越しいただき、小学4年生に向けてあわくら神社の獅子舞についてのお話をお伺いしました。
粟倉神社の獅子舞は五穀豊穣や家内安全を願い、毎年秋まつり、春祭りに舞うようです。獅子の頭は重さ7kgもあることや、それを口で支えているということをお話しいただきました。
子どもたちの中には「見たことがある!」という子や「うちの地域の獅子舞と違うところがある!」という声が。普段の生活の中で子どもたちが触れていたものの意味や歴史を知ることで子どもたちの中で地域への愛着が深まればいいなと思いました。

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中学生発案「いちご大福作り」を行いました!

1月23日、中学生の女の子から「友達の誕生日に何か作ってあげたい!」との声があり、それを形にするためいちご大福作りを行いました。
いちごは村でいちごの栽培に取り組んでおられる森の学校さんのハウスにお邪魔し、収穫からさせていただきました。
担当者の宇高さんは昨年の9月ごろから4種類のいちごの栽培に試験的に取り組まれています。いちごはどうやったら甘くなるのか、いちごを育てるために村の木を使っていることなどを教えていただきました。
たくさんのイチゴを摘ませて頂き、大福づくりへ。
最初は中学生だけの企画でしたが、当日参加してくれた小学生もたくさんいたので中学生が小学生のサポートをしてくれたり、「つくりたい!」という小学生に先に作らせてくれたり、、優しくて頼りになる3人の中学生でした☺
参加者の中にいた誕生日の近い中学生の女の子へのサプライズでは小学生がお手伝い。「ちょっと足止めしてて!」とお願いすると「おっけー!」と一斉に話しかけに行ったり。。(笑)
中学生と小学生がつながって、「楽しい!」を自分たちで創っていくときのきらきらした顔が大好きだなと感じました。
今後も子どもたちの「やりたい!」気持ちを引き出し、地域の方々と関わりながら一緒に形にする取り組みを今後も実施していきたいと思います。

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