見出し画像

元ネストスタッフによる、タイガーリリィのあれこれ


挨拶

こんにちは!元ネストスタッフのばらちゃんです!
今回は僕の中で最も思い出深い機種のひとつである、「タイガーリリィ」についてのレビューや思いなどを書き連ねていきます。
はじめましての方もいらっしゃると思いますので、軽く自己紹介をさせてください。


自己紹介

(まともな写真がない)
  • ニックネーム:ばらちゃん

  • 年齢:23歳

  • 第3期ハイパーヨーヨー初期の頃からはじめるものの、最初期のみ頑張ってた人。中学1年生の頃に一度辞め、大学生になる手前で復帰。

  • 小学生の頃からヨーヨーショップで働くことが夢だったため、大学1年生終わり頃にネストで働き始める。主に出品業務、Webページ制作・管理を勤め、2022年3月末にスタッフを卒業。



1.タイガーリリィの概要

「Tiger Lily(タイガーリリィ)」はヨーヨーショップネスト10周年を記念して、ターニングポイントとのコラボで生まれた機種です。
販売ページはこちら → タイガーリリィ

「Deep Sea」

店舗ではRAWが2020年末、Webではレッドとオレンジが追加され、2021年1月下旬からの販売となりました。その後も新色が随時登場し、その1年後には僕の提案カラー、「Deep Sea」も発売されました。
昨年大変盛況だった「ネスト祭」を記念して作られた「ネストSpecial Edition」をはじめ、2023年9月現在でも新色が発売されています。

そんなタイガーリリィですが、2018年から始まったネストとターニングポイントとのコラボ機種「リリィ」、その後リファインされた「リリィLD」を筆頭とする「リリィシリーズ」の第3作目にあたります。
「リリィ」と「リリィLD」までは引き戻しでもバインドでもOKな、遊びゴコロ全開のポケットサイズヨーヨーでした。

「リリィLD」
できれば再販してほしい。

しかし、タイガーリリィはポケットサイズのヨーヨーではなく、フルサイズかつやや幅広のボディ。文言だけだと正反対であるように思えますが…。

リリィLD
タイガーリリィ

見比べてみると、リリィの面影が何となく感じられません?
僕は感じますねぇ!(主観マシマシ)
実際、フェイスの丸みやシェイプ、エッジ周りもリリィっぽさが残っています。
「リリィをちょっと大きくして横に引っ張るとこんなヨーヨーになりそう」を、ターニングポイントの高い設計力で落とし込めるとこんなヨーヨーに仕上がるんだなぁとしみじみ思いました。

そんなわけでタイガーリリィは遊びゴコロを生み出していた今までのリリィの形状を所々引き継ぎながら、「本気で使えるモデル」をコンセプトに設計された新しいリリィシリーズの第一歩といえる機種になりました。



2.スペック

詳細な数値に関しては商品ページをご覧いただければと思います。
先ほども申し上げた通り、直径はフルサイズで幅もやや広めです。重さに関してはこのサイズ感で65gを切っているため、少し軽めと言えるでしょう。

しかし、タイガーリリィはプレイ中手元にほどよく重量を感じる(←ここ重要)ため、軽すぎてヨーヨーが行方不明状態といったことにはなりません。そんな重量バランスの見極めの上手さが非常にTPらしいなぁと。
詳しい使用感に関しては次項で説明します。



3.使用感

僕はこの中だとRAWが好き

使用感に関しては、しっかりと手元に重量を感じるためとてもコントロールがしやすいです。
おそらくですが、比重を外に寄せすぎず、やや内側重心であるからだと僕は考えています。
設計に関するノウハウはほとんど無いので、間違っていたらSorry…。

それでいて軽快さもあるため、スピードを出したいときにもいい感じに加速してくれます。特に縦コンをしているときはスピードを充分に出せるのに、コントロールが効いて狙い通りに動いてくれるので最高に「ハイ!」ってやつになれます。有効幅も広いがゆえに事故りにくいです。

最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ








…結論として、タイガーリリィは軽快なスピード性と狙ったところに素直に動いてくれるコントロール性、その両立が高次元で仕上げられてられています。普段振りにも最適かつ、ホリゾンタルバチバチのアクロバティックなプレイスタイルでなければコンテストでも充分な力を発揮してくれるモデルだと僕は思います。



4.宣伝など

少々横道に逸れますが、せっかくなのでタイガーリリィのおすすめカラーについて紹介させてください。

ネスト Special Edition

2022年8月27日に開催された「ネスト祭」にて販売された「ネスト Special Edition」がWebおよび店舗で販売中です!通常版より少々値段が張りますが、特殊な表面処理で一般的なブラストとは一味違う優しい手触りに仕上げられています(多分セラミックパターンみたいな感じの加工ですね)。
フェイスのネストロゴが非常にいいアクセントになっている特別感のあるモデルです!

また、2023年9月より新色の「ブラストピンク×パープルスプラッシュ」「ブラストネイビー」が発売されました!特にスプラッシュカラーは「Deep Sea」以来ですので、派手カラーが好きな方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

ブラストピンク×パープルスプラッシュ
ブラストネイビー


5.後書き:タイガーリリィに対する思い

ここまで読んでくださりありがとうございます。
拙い文章でしたが、タイガーリリィが一体どんな機種なのかは伝わったでしょうか?

本編としては先ほどの項目で終了ですが、ここからはこのnoteについてだったり、タイガーリリィに対する思いやらなんやらを連ねていくことにします。

まず、このnoteを記した目的は本当に単純で、「タイガーリリィ」という機種の「存在」を知ってほしいからです。

リリィシリーズは5年ほど前から始まり、リリィやリリィLDは普段からネストをご利用くださっている方から独特な形状に惹かれて手に取ってくださる方などたくさんの方々の手にわたり、ネストの歴史を語る上では外せない機種となりました。

もちろんタイガーリリィも発表時が年末という時期も相まってか、当時は話題も多く上がっており、僕個人のX(旧Twitter)アカウントでも「今回はどんな機種になったの?」といったDMが寄せられるなど、興味を持ってくださる方が多くいらっしゃいました。

一方、タイガーリリィが発売されてからここ数年、度々なるヨーヨーブームによって新規プレイヤーが増加してきています。本当に稀な増加傾向で実際、僕のまわりでヨーヨーをやっていなかった友人や知り合いにヨーヨーを見せたら「やってみたい!」と言ってくれたり、数日後にフルメタル機種をゲットしていた、なんてこともありました。

また、ネストをご利用くださっている新規のお客様もかなり増え、最近は過去一で忙しいレベルになっているというお話も伺っています。

そんな中、ふと思いました。
「ここ最近で始められた方、普段からネストを利用してくださる方でも、もしかしたらタイガーリリィのこと知らない人多いんじゃね?」と。

もちろんトップページなどで掲載されていたり、ネストのX(旧Twitter)アカウントでの告知などで名前を知ってくださっている方も多くいらっしゃると思いますが、どんな機種なのかを知らない方もそろそろ増えてきたのではないかなと思います。
だからこそ、「タイガーリリィがどういった機種で、どのような使用感なのかを伝える何かがないといけないな」と思い、当noteの執筆に至りました。

それくらい、僕はこの機種に対しての思いが強いです。
というかTPに対しての思いがそもそも強いんですけれどね笑
特にこの機種に対しての思いが強まった出来事の発端は、ポン様(石原さん)のシグネチャーモデル、「MIID-Y」の発売記念イベントのときでした。

そのときにTPのオーナーである木村さんとお話していると、僕のTPへの熱意を伝えることができたのか、「ばらちゃんに次のネスト限定のセントエルモモのカラー考えてもらおうか?」という話を振ってくださりました。
マジで内心バクバク。驚き。
一応「ネスト限定カラー」という建前であったとしても、「自分が指定したカラーのヨーヨーを、一番好きなメーカに作ってもらえる」という事実に喜びと緊張が走りました。
しかし、その後自分からその話題を切り出すのはなんか怖くなってしまい、この件はその場の話で終わってしまいました…。

しかし約半年後、店長と「次のタイガーリリィの色どうしようか?」という話をしていたときに先ほど述べたことを思い出し、真っ先に「ブラック系にブルーのスプラッシュがいいっすね~」と切り出しました。
「あースプラッシュいいね~」とかいろいろ話していたら、なんとそのカラーを出してもらえることに。
数か月後、出来上がった実物を見て大歓喜。もうなんというか、感無量。
ネストスタッフやっててよかった~と思えた最大の瞬間でした。

そんなこんなで、タイガーリリィというモデルは自分の中でもかなり特別なヨーヨーになりました。

今後はバイメタルバージョンだったり、チタンモデル版が出たら激アツですね〜。
てか出て欲しい!みんなでお願いしようぜ!!

最後になりますが、これからもタイガーリリィがネストの歴史を語るうえで外すことのできない機種になってほしいという思いを込めて、本noteを締めさせていいただきます。

本当にここまで読んでいただき、ありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?