マイナーなゲームだったら良かったのに。4月6日の日記。

今日は一日家でだらけつつも、小説書いたりと趣味に時間を大きく割いた日だった。

よくpixivで人気の作品群を見ていると結構クロスオーバーの作品が多く見える。しかも割と闇鍋みたいなのが。自分はそういうタイプのを既に中学程で卒業したのでもう興味は無いのだがpixivで評価されるのは基本的にああいうやりたい放題のものだ。そして評価される意味も分かる。

何故ならインターネットボーイなら誰しもそういうフェーズが必ず存在するからだ。そして同時期に多数。何しろ入口は結構多岐に渡る、2chだとかSS速報だとかメル画だとかそれは全てインターネットボーイズ達が通る道できっと恥ずかしいものでは無い。いや、恥ずかしがった方がいいのかな?
まぁそれはともかく必ずかなり評価されてる作品にはドギツイタグが追加されているのが非常に多い。pixivというものは言ってしまえば拗らせたものが非常に多い。つまり彼らは現在「そういうフェーズ」にいるのだ。だから僕はその層を常に暖かく見守りたいとは思う。

現在確かに自分は東方Projectの二次創作に取り掛かっているのだが、根元を辿れば最初に見たのはその昔見た設定ガン無視かつご都合主義の今見たら苦笑いが出るくらいドギツイSSだったりする。特に東方はそのドギツイ層に手酷くボコられたものの総大将みたいなものだ。間違いなく昔のニコニコ動画で『東方』というワードを出すだけでコメントが荒れるのはこういう痛いものが流行りに流行ったせいなのは間違いない。

しかし昔は良くも悪くも東方を知らなすぎる層が多すぎた。ここではそれは多くは語らないが。東方は知名度と引き換えにイタいファンを多く取り入れてしまった。そしてその世界の流れが現在終わったかというと実は全然そうでは無い。いや、寧ろ昔より技術やインターネットが広がったおかげで悪化してるまではある。
しかし最早東方は永い年月が過ぎてそれからは開放されたといってもいいだろう。

何故開放されたかというと、やはり流行りの廃れと、原作が影響しているのもある。

一応原作の東方の話を大雑把にしておくと、アイツらが可愛い可愛い言われてるのは基本的にガワだけで中身は畜生レベルの最悪な性格をしてる奴が罵りあいしているゲームだ。設定ではそこら辺に人間の死体が転がってても別に珍しくないくらいでずっとずっと二次創作とはかけ離れて殺伐としてるのだ。

で、現在は東方はだいぶ平和になったんだけど……次はまた当時の彼らの悪ノリは人間の数だけ生まれる訳でして……でももう東方は当時とは違い、熱が既に彼らにとっては時期的に過ぎている。

そしてそんな彼らの次の矛先は……あー…?ぼかして言います?……うーん……まあいいかボカシなら……

なんちゃらtaleである。
これは正直自分にとってショックだった。ファンの拡大解釈がここまで自分を攻撃したことはない。だからこそ当時の僕は思った。そう、昔の東方の荒れようは実際自分がリアルタイムで体験したものではなかった。自分がインターネットにのめり込む頃には全て過去の出来事だったのだ。

だからこそ当時のなんちゃらtaleのファンの荒れようはあの時と何ら染色がなかったのだから。僕はそうそうにあのゲームから離れてしまった。だが間違いなくあのゲーム自体は僕は大好きだったのも事実だし、今でも胸を張ってゲームは大好きと言える。

しかしもう興が覚めてしまったものはどうしようもなく、最早なんちゃらtailの製作者の新作はやる気がまるで起きなかった。

長ったらしくグダグダ言ったが、要は子供は混ぜご飯が好きということだ。そして大人になると次第に苦手になってくる。だがそれは決して子供が悪い訳ではなくただ単に「そういうフェーズ」の途中なのだ。今は実際そういった作品を暖かい目で見れる自分が居る。

でもあのゲームはマイナーであって欲しかったなぁ

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