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新社会人へお金のアドバイス

新年度になり、新社会人が誕生する。今月にも初給料が出るだろう。私の遠い記憶を思い出し、そのお金の使い方のアドバイス。

服や小物のバージョンアップはほどほどに

社会人は金がかかる。しばらくリクルートスーツか、もう1着ぐらいだろう。かばんも就活で使ったものをそのまま使うし、靴もそうだ。はっきりいって、これらに金をかけようと思えばいくらでもかけられる。私も夏頃にはブランド物のスーツを買ったりしていた。テンションは上がるがただそれだけの買い物だった。今はコスパの時代だし、必要最低限のものを身に着けていれば問題ない。一定程度はいいかもしれないが、過剰な投資はムダだ。むしろ嫌味と取られかねない。マイナスまである。自分に似合う色や形を早く知って、いいものを長く使うのがいいだろう。

クレジットカードは年間費無料でOK

私も無料のクレジットカードだ。楽天でもOKだ。楽天でなくても、年間費無料でいい。探せばなんでもあるだろう。ショッピング保険だ、旅行保険が付帯するとかホントムダ。使う機会なんてめったに無い。だからこそ「保険」として成り立っているのだ。海外旅行へ行くときも、クレジットカードの保険ではなく、個別で都度保険に加入したほうが安い。そもそも海外旅行なんていついくのかという話だが。ステータスという言葉で煽って、ゴールドとか契約させようとする流れもある。しかし今どきステータスなんていい笑いものだ。もはや電子マネー時代なのに、クレジットカードすらちょっと危うい。

保険に入るな

生命保険の勧誘が来るだろう。いらない。入るなら国民共済とか都民共済とかでいい。しかも医療保険に特化した保険。入院したらいくらもらえるとかいうやつ。まぁそれすら微妙なのだが。死亡したらいくらとか自分が受け取ることができないのに、いまから加入する必要はない。結婚してからでも遅くはない。そもそも結婚できるのかという話なので、保険に入らないで一生を終えるという可能性もある。入院とか大きな病気とか不安を煽ってくるが、会社の健康保険で十分まかなえる。結構手厚いのだ。通勤中なら労災だ。事故なら相手の保険でカバーできる。休日に骨折とか言われるかもしれないが、それはどんなシチュエーションだ?普通に生活していて骨折なんてするわけがない。

まとめ

基本的に、ビジネスはパイの奪い合いだ。新社会人になり新しいパイが出てきた。その奪い合いの中にいるという認識を持つべし。とにかく右も左も分からない新社会人に契約させて生涯吸い取ろうとしてくる。よく考えてほしい。もし契約してしまったら、クーリングオフ制度が使えるかもしれない。勧誘はあなたのことを思ってるのではなく、あなたの金目当てなだけだ。十分に気をつけよう。以上、FP2級のわたしからのアドバイスだ。

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