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消費税6倍のたばこ税

消費税減税が叫ばれている。確かに消費税は高いかもしれない。しかし、タバコ税はもっと高い。昨日、色々な税金について調べた。タバコ税の税率を初めて知った。

なんと、61.7%である。消費税の6倍超。タバコを吸う人にとって、消費税なんてカワイイものだ。

タバコを吸う人がどのくらい一生のうちに支払うのか試算してみた。

条件
・20歳〜70歳まで1日1箱を吸う
・1箱600円固定

なんと1,095万円である。恐ろしい、ちりも積もれば山となる。いや山にもならず煙、空気になるか。そして納めるタバコ税は、約675万円である。

いや1日1箱も吸わないし、という声が聞こえて来そうだが、飲みに行ったら1箱では済まないことを知っている。これからの価格高騰と増税も織り込んでいない。

タバコを吸わなければ、1,000万円もの差がうまれる。タバコを吸ってFIREはかなり難しいだろう。というか、タバコを吸ってないで資産を買えという話だ。金持ちそうだけどタバコを吸っている人は、もう私の中で「金持ちそうなだけで実はカツカツな人」ということになった。

興味深いのが、毎年タバコ税は2兆円ぐらいで推移していることろだ。タバコの販売本数が減っても2兆円をキープしているので、今後、吸う人が減ると2兆円をキープするためにタバコが値上がりするということになる。

酒税もかなり高い。

酒を飲みながらタバコを吸う行為は、最凶コンボだ。そして、金がないから一発逆転を目論んで、控除率の高い公営ギャンブルに手を出す。

FIREと対極にある、悪い見本の典型だ。これの逆をやればいいことになる。ここまで書いておいて当然だが、私はタバコを吸わない。吸ったことがない。そして一回も吸わずに一生を終えるだろう。

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