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そう言えばコアサテライト戦略ってなんだっけ

新NISAでオルカン(全世界株式)1本にする人が増えているように気がする。少し前は、コアサテライト戦略だった気がする。オルカン1本でいいのか。


オルカン1本でいいのは若い人だけ

以前にもnoteに書いたが、オルカン1本でいいのは若い人だけだ。なぜなら時間を味方につけて、複利の恩恵を受けることができるから。40代、50代で老後資金を投資でなんとかしようとする場合は、オルカンのリターンでは間に合わない。

たくさんの資金力があれば、入金を高めることができるが、そういう人はそもそも老後資金を心配する必要がない。つまり、40代以上はインデックス投資のみではなく、リターンが見込める商品を買わないと間に合わない。

コアサテライト戦略

コアサテライト戦略(Core-Satellite Strategy)は、資産運用の戦略の一種です。この戦略は、投資家がリスクとリターンのバランスをとりながら資産を運用する方法を提供します。基本的な考え方は、"コア"と呼ばれる主要なポートフォリオに対して安定的なリターンを追求し、"サテライト"と呼ばれる追加のポートフォリオを使用してリスクを調整し、リターンを向上させることです。

具体的には、コアポートフォリオは通常、低コストの、比較的リスクの少ない資産で構成されます。これらの資産は、市場全体に連動することが多く、主要な市場指数や債券ファンドなどが含まれます。コアポートフォリオは安定したリターンを提供し、リスクを分散する役割を果たします。

一方、サテライトポートフォリオは、高リスク・高リターンの資産や、特定の投資テーマに焦点を当てた資産で構成されることがあります。これらのポートフォリオは通常、コアポートフォリオとは独立して運用され、リスクの増減を通じてリターンを向上させる役割を果たします。サテライトポートフォリオは、例えばテクノロジー株、新興市場株、ヘッジファンドなどで構成されることがあります。

コアサテライト戦略の利点は、リスクとリターンのバランスを取りながらポートフォリオを構築できることです。コアポートフォリオは安定性を提供し、サテライトポートフォリオは機会を追求するために活用されます。ただし、この戦略を適切に実行するには、投資家自身のリスク許容度や目標に合わせて選択した資産が重要です。

そこでコアサテライト戦略だ。少し前はこのコアサテライト戦略がもてはやされていたような気がする。(じっちゃまの影響大)それが、米国株が伸び悩んでいるから、米国株やばい、やっぱり全世界、そしてオルカンという流れだろう。

コアサテライト戦略は新NISAと相性がいいと思う。わかりやすいからだ。コアの部分はつみたて投資枠で埋めていけばいい。サテライトは、個別株などよりリターンが見込める投資を行えばいい

つみたて投資枠にダラダラと入金していると、上限の1,800万円をつみたて投資のインデックス投資で使ってしまうから、ある程度のところで辞める必要がある。私はコアの部分は、つみたて投資でS&P500、サテライトは個別株にしようと思う。

個別株はハイリスクというが

確かに倒産すれば紙くずになりかねない。しかしそれを上回るパフォーマンスが望める。例えばアップルが倒産することはありえるだろうか?アップルじゃなくてもいい、例えばコカ・コーラ。どちらも倒産するとは考えにくい。

そして一見安定していて伸びしろが少ないと思われがちがだが、これらはインデックス投資よりも株価は伸びる。安定的な個別株でなくて、グロース銘柄ならば、さらに上昇するだろう。もちろん逆も然り。

今は米国金利が高いから、米国株が下がってきている。来年か再来年かに金利上昇ストップがかかり、金融緩和となった場合、グロース株の上昇率はすごいことになるだろう。オルカン組は、S&P500にしておけばよかたっとか、またコアサテライト戦略がもてはやされるようになる。

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