なぜ投資資金がいろいろな銘柄に分散されるのか
いまは日本を始め、世界に投資できる。なぜ資金がいろいろな銘柄に分散されるのか考えてみた。
なぜみんなエヌビディアに投資しないのか
私は個別株では、エヌビディアのみに投資している。色々考えた結果、エヌビディアが残ったからだ。最近は株価が下落してきている。そこでふと思った、なぜみんなエヌビディアに投資しないのか。
さすがにそれは傲慢と言えよう。では、マグニフィセント・セブンならどうだろう?さらに広げれば、誰もが聞いたような有名な企業、もしくはニッチであありながらでも、黒字経営の企業など、色々投資先としては考えられる。
しかしながら、エヌビディアを凌ぐのか?という問いを考えたときに、エヌビディアを凌ぐ企業というのはあまりないと考えている。なので、いろいろな銘柄の出来高を見ていて、なぜみんな他の銘柄に投資しているのだろうと疑問に思っている。
いろいろな銘柄に投資する心理
ウォーレン・バフェットがエヌビディアに投資していないように、投資家ひとりひとりにそれぞれ考えがある。今は赤字だが黒字化になるかもしれないから、投資をしているとかそういうのだ。
もちろん私は否定しない。高配当株だっていいし、バリュー株だっていい。ただわからないのが、日本で株価2桁で赤字で将来性のない事業で、株価がもうずっと横ばいの銘柄の出来高があることだ。
出来高があるということは、誰かが買っているということ。ほんとにわけがわからない。どう考えたって、他にもっといい銘柄がある。考えられるのは、投資信託に組み込まれていることだ。それなら買われ(買わされ)ているのは納得できる。
その他の理由では、なぜ上がらない株の出来高があるのか、AIに聞いても納得のいく回答は得られなかった。
オルカンに投資することは、上がらない株にも投資するということ
オルカンの構成銘柄は約2900だ。分散という意味では分散されている。しかし、分散の本質は、例えばハイテク関連が下落したときに他の銘柄が、上がるとかもしくは、下落率が低いとかそうでないと意味がない。同じような値幅で下落したり、ハイテク以上に下落したらなんのための分散か意味がわからない。
私はオルカンには、そのような銘柄がかなり含まれているのではないかと思っている。いつか急騰する銘柄があるかもしれない、それがわからないから全部買っておくというのは乱暴だ。
そういうこともあるかもしれないが、それ以上にまったく上がらない銘柄のほうが多いはずだ。なぜそんな銘柄に投資しなくてはいけないのか。そういう気持ちがあるから、オルカンは選ばなかった。
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