Arcaea公式のコンセプト配置

Arcaeaの公式譜面には複数譜面に共通するコンセプト的な配置があります。
創作譜面でもこの配置を引用することで、”解ってる感” が出て無難に ”良い感じ” になったりするので紹介します。
動画は該当配置の切り抜きなので、是非動画を見ながら読んでください。

1.作曲者編

・Puru

ぐるぐるアークが特徴的です。
Puru氏作曲の4譜面全てに登場し、アーケアで最も有名なコンセプト配置と言ってもいいでしょう。

・EBIMAYO

矢印トレースが特徴的です。
ただこれは作曲者繋がりと言うより楽曲繋がりだと思うので、GOODシリーズ以外で採用するのには向かなさそうです。

・Akira Complex

非常にゆっくりと降りていくsアークが特徴的です。
もう片方の手で叩くノーツはアークとスカイのみで構成されているのも特徴と言っていいかもしれません。

・Team Grimoire

一時停止直後に2倍速になるギミックが特徴的です。
Arccana EdenのBYD譜面にも停止後に2倍速になる箇所が存在しますが、他の3譜面と比べると少し例外的なパターンになります。

・Cosmograph

集中線のようなトレースが特徴的です。
ただよく見ると3つの譜面でそれぞれ違う配置になっているので、創作譜面で使う場合にはオリジナルの配置にしてみるのも良いかもしれません。

・ARForest

中央を回るトレースが特徴的です。
Journeyでは曲に合わせてアレンジされていますがFlashbackの引用と考えて間違いないでしょう。

・モリモリあつし

2色のsiアークとsアークを組み合わせて左右へ送るような配置が特徴的です。
創作譜面では特に、モリモリあつし氏特有の秒針のような音に合わせて多用されているイメージがありますが、GLORY:ROADには使われていません。

・HiTECH NINJA

徐々に加速しながら16分間隔で流れてくるホールドが特徴的です。
加速する都合上譜面の見極めが困難になるので、創作譜面では単純な配置以外は置かないことが大切です。

・Feryquitous

左右に揺れるy0とy1のトレースが特徴的です。
実際にはFeryquitous氏作曲の4譜面中2譜面にしか使われていない配置なのですが、創作譜面を作っている人たちの間では『Feryquitousと言えばこの配置』という共通認識があるように感じます。

・Noah

16分間隔のジグザグトレースが特徴的です。
この2譜面ではトレースのx座標とタイプが違うので、偶然の可能性も少しあるのですが、おそらくBPMの差による違いだと思います。

・DJ Myosuke

4分と4分+8分の混フレをタップとsiアーク+スカイで構成する配置が特徴的です。

・Taishi

丁度1回転する2本のアークが特徴的です。
尚、EdelritterはTaishi氏とNhato氏のユニット名義です。

・Laur vs CK

Last CelebrationからLost CivilizationのBYD譜面へ引用された配置です。

2.コラボ作品編

・Lanota

Lanotaのゲーム画面を再現したトレースが特徴的です。
cyanineとStasisで少し配置が違うのは、2譜面の実装には4年以上の期間が空いている為、Stasisの譜面で再び再現するにあたって改良の余地があると判断されたのだと思います。
個人的にもcyanineよりStasisの方がスマートで好きです。

・Groove Coaster

1msのトレース上に置かれたスカイが特徴的です。
トレースに隣接させる配置と、スカイ単体で流す配置が特に多用されています。
このスカイはGroove CoasterコラボのFTR以上の譜面全てで登場し、随所に配置されているので動画ではほんの一部を切り抜いています。

・CHUNITHM

CHUNITHMのAIRノーツを再現したトレースが特徴的です。
Climaxには一部が欠けたようなAIR再現トレースがあるのですが、これが置きミスなのか何かを表しているのかは分からないです。

・O.N.G.E.K.I.

ONGEKIの弾幕やレーザーを再現したトレースが特徴的です。
Viyella's Tearsのように複数のBPMで弾幕を作る場合、形を揃えるためにトレースの長さをグループごとに変える必要があります。

・うみねこのなく頃に

2本のアークを隣接させたカクカクアークが特徴的です。
アークが隣接すると判定が緩くなるというArcaeaの仕様を利用し、アークを色通りになぞらないのが想定運指になっている、公式譜面としては非常に斬新な配置です。
ちなみにアークを1本にするとPentiment BYDのような地獄配置になります。

3.その他

・v1.5以前のアーク

コンセプトとは少し違いますが、sisi, siso, sosi, sosoの4種類のアークタイプはArcaea v1.5で追加され、それより前に実装された譜面では使われていません。
その為、s, si, so, bの4種類のみを使って譜面を作ることで初期譜面感を演出することができます。

記:なーど


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