某炎上した漫画について

正直に話すと、気持ち悪いと思われても仕方ないとは思う。

結婚して子供もいる父親が娘の友達に恋しちゃうっていう字面だけで気持ち悪いし生理的に無理無理ぃ！っていう風になるのも良く分かる。特にそれを美化するような漫画も気持ち悪いし、不倫ドラマや昼ドラも気持ち悪い。

何の取り柄もない主人公が無条件にモテモテなのも気持ち悪いし、自分が嫌いなタイプの人間が良い思いしてる漫画も気持ち悪いし、イジメを正当化したりイケメンや美少女が当て馬扱いされてたり、キャラクターを通して作者の顔がチラチラ見えたり、いちいちパンツ見せたり無駄に顎とがってたり乳袋でねーよって服で乳袋できてたり、そんなに足も長くねーよっていうのだって不安になるし、繋がったまま走って頭がフットーしそうになるし

色んな人が作品を目にしてしまう機会が増えて、色んな声や不快だと思う声も上がるのは当然だと思う。特に誰もが見れるような場所で、目にしてしまうかもしれない場所でもっと言えばまっとうに生きてる人もオタク趣味がある人もない人も犯罪者もキチガイも色んな有象無象がいるTwitterに作品を出せば色んな意見は上がると思う

でもそれって結局それぞれ個人の意見なんですよね。

自分が良いと思うもの、楽しんでいるコンテンツを必ずしも誰もが好ましく思ってるわけじゃないし、その逆も然りだと思うんですよ。

それをまるで総意であるかのように言う人はいるけれど、それは間違っているんじゃないかと思います。

だからと言って不満に思うな、不快に思うなっていうことじゃなくて。

不快に思う気持ちはあっていいと思うんです。自分がどうしても苦手なものってあるじゃないですか。

どうしても虫が苦手な人とか。ゴキブリが嫌な人もいればゴキブリが愛おしい存在だと言う人もいる。

それは人それぞれが持っていていい意見だし、それを否定するつもりはない。

一番良くないのは自分が嫌いなものをなんとか理由をつけて、否定し、価値観を押し付け、気に入らないものを排除しようとすることだと思う。

嫌なら買わなきゃいい。見なきゃいい。見たくないのに見ちゃうんです！っていうのはそういう仕様のツールだから理解して使ってねとしか言えないし、ツール使うのをやめるかするしかない。

自分が今利用しているものは自分が好き勝手できるものじゃないっていうことを忘れている人、多くない？

自分の意見を正義として振りかざす人も、それにすぐ反応してやりあってしまう人も、居場所がTwitterにしかないんだろうか。