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映画「輪るピングドラム」前編 今更ざっくり箇条書き感想

後編の公開前日に前編の感想とイラストを
今更ながらあげてみる。

成長(?)したプリクリ風の桃果ちゃん

・ありし日の陽毬みたいに
 カエルくん地球を救うを探す二人。
 ペンギンに導かれて、陽毬のときと同様に
 エレベーターで地下60階?へ。
 関係ないけど、この辺りTVシリーズでも
 アリス・イン・ワンダーランドみたいだなと思っていた。

・序盤の実写、冠葉と晶馬がTVシリーズの
 物語を忘れているので、この作中もリアルと同じく
 10年の時が経った設定なのかな?

・そらの孔中央分室にプリクリ風の桃果がいて、
 司書だと名乗る。
 テレビ版では眞悧が司書だった。
 そらの孔分室は銀河鉄道でも、この物語でも
 あの世とこの世の境目。(と個人的に解釈している)
 そこの司書が眞悧から桃果に変わった。
 これの意味するところが気になる。

・桃果ちゃん成長してる…!

・見せられた本が「カエルくんピングドラムを救う」

・「イマージーン!」から
 「ディスティニー!」

・桃果「きっと何者かになれるお前たちに告げる」

・運命の輪を乗り換えたのに、また閉じるとは…?

・新キャラペンギンが
 眞悧らしき何者かにアカウント乗っ取り(?)される。

・エンディングでノルニル流れてエモすぎた。
 そして最後、女性のマークらしきピクトグラムが気になった。
 テレビシリーズではあまり見なかったような?

・これは前編でありおさらいであり予告編なのかな?

以下、予想と希望的観測

・「君の列車は生存戦略」
 君=冠葉、晶馬
 ある意味、運命の至る場所で救われない
 冠葉と晶馬の存在を救うのか?

・ Re cycleと桃華
 桃が東洋的な概念なら輪廻転生?
 個人的には、二人ともいっそ生まれ変わってくれよと思ったりして。

・テーマ曲の「僕の存在証明」も気になるんだよな。
 救済はないけど君が笑った、
 何度業火に灼かれても、とか
 冠葉と晶馬のことかなって…
 焼かれてあの世とこの世の間にある
 存在証明されない存在。

25年前のウテナ、10年前のピンドラ。
両方リアルタイムで視聴していた。
当時、全て受け取り切れなかったけれど
(今も受け取り切れているかは怪しいけれど)
何かを伝えようとしていることは受け取っていたし、
ずっと心に残っていた。

なんの皮肉か、シンクロニシティか。
昨今の事件や世相が、ピンドラで描かれた世界を彷彿とさせるけれど。
幾原監督が10年経って、何を伝えようとしているのか楽しみなので
後編もなるべく早く観に行こうと思う。

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