柿の実

'96 日記

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最近の記事

2024.02.09

前回の投稿が約1年前だったことに気がつく。 どうやら毎年この時期はセンチメンタルになるらしい。 誕生日を控えて焦燥感を感じるのか。 友達と海外旅行に行く予定があって 仕事はやりがいもないし楽しくもないけど楽で給料が良いし 家族とも仲が良い 読みたい本と見たい映画が溢れていて 贔屓のプロ野球チームの動向に一喜一憂して 毎週楽しみにしているラジオがある 幸せだと思うこともあるし、 だからなんだと思うときもある。

    • 2023.02.22

      ひとり暮らしを始めてはや4ヶ月。家族に会えないのが寂しすぎる。この悲しみはいつ底をつくのだろうか。冷凍食品の味が心細さを増幅させる。 あと1ヶ月で27歳になる。一向に大人になれない。 やりがいのある仕事という幻想 という本を読んでいる。価値観がアップデートされて、とても救いになる本。 救いになるといえば うなげろりん!。余計なことを考えてしまうときによい。ばかばかしくて。マユリカありがとう。 もうすぐオープン戦が始まる。楽しみ。今年こそ優勝や〜。

      • 2023.01.31

        思い出さなくてもいいことを思い出して腹を立てている。 ヨガにすごく細くてかわいい子がいた。どうしたらあんなに鎖骨が出るんだろう。羨ましい。 星野源のエッセイを読んでいる。角川の優待でただで手に入れられたから読んでいるだけでファンではない。読み進めるうちに星野源を徐々に好きになっている。 もぐらが離婚したので急いで踊り場を聴いた。泣いてしまうかたまりがよい。 明日からいよいよ春季キャンプ。楽しみ。 今日もうなげろりんを聴きながら寝る。

        • 2022.08.31

          休職してわかったこと できない自分を受け入れることが精神の安定剤だということ。 要領が良くて切り替えができてだいたいのことはそつなくこなせてわりかし楽観的な人間である、という自負は呪いで、自分を追い込んでいくこと。 ひまはいくらあってもよいこと。 いくらでも寝られること。 ひまがあるといろいろなカルチャーの沼にハマること。 お金は減っていくこと。 なのになかなか金銭感覚は修正できないこと。 ずっと休んでいたいけれどやっぱり稼がないと不安なこと。

          2022.07.05

          感受性ばかりが豊かで、他はなにもできない。 行動力もなければ積極性もなく向上心もない。 努力を伴わない承認欲求やプライドを持て余す。 どこかで聞いた誰かの言葉を自分の言葉のように発して、やっぱり承認欲求を持て余す。 ネットの中に自分よりも馬鹿を探してプライドを保つ。 根拠のない自己肯定感を、根拠を探さないことで保つ。 一生アイデンティティを探して絶望する。 なぜか楽観的。

          休職日記#6 ひとり旅

          先週ひとり旅に出た。人生初。 海沿いの街へ行った。中継地点の街中までは電車で行き、そこからはレンタカーを借りた。海沿いを走るのが気分がよかった。 でもやっぱり海はこわい。天気悪くて灰色だったし。果てしなさすぎて恐怖のほうが勝つ。風が強くて波しぶきをたくさん浴びた。体が潮くさくてべとべとした。 海の近くで育っていたらどうなっていたのかなと思った。 ひとりというのは緊張する。道に迷っても助手席でガイドしてくれる人はいない。食べきれないごはんを食べてくれる人もいない。だからより

          休職日記#6 ひとり旅

          休職日記#5 ハイパーハードボイルドグルメリポート

          ずっと聞きたかったハイパーハードボイルドグルメリポートのポッドキャストをまとめ聞きしている。テレビも本もおもしろかったけどポッドキャストも期待を裏切らずおもしろい。 【#10】パパラッチの飯<後編> がめっちゃよかった。 どこかで他人の不幸を待っている、その自分を認めたくないだけで。 でも身近な人の不幸はやっぱりいやみたい。 土日はユニバに行ってきた。 休職前から決まってたので許して、、、

          休職日記#5 ハイパーハードボイルドグルメリポート

          休職日記#4 なにかしないと

          昨日の分。 診断書を会社に送った。 休業保険の請求もした。えらい。 とりあえずなにかやらなきゃと思って資格の参考書を購入。 続けなければ、、、 働いてないのにごはん食べるとほんの少し罪悪感が生まれる。 学生のとき、数年前まではこれが普通だったはずなのに。 「お金を稼ぐ」って意外と自我を保つ材料になっていたんだなあと思う。 だからといって復職する気にもならないが。難しいところ。

          休職日記#4 なにかしないと

          休職日記#3 やっぱり朝は

          起きられない。 9時くらいから映画を見に行こうとしたけど起きるともう11時。 昼から映画を見に行くことに。 地元のちっこいちっこい映画館。席も先着順だしレシートがチケットの代わりだし、慣れない。 見たのはCoda。あまりによくて2度目の鑑賞。 今まで人生で見た映画で一番好き。記憶消してもう1回観たい。 夜にヨガも行けたら上出来。 もう今日は会社からの電話はなさそう。忘れつつある。 罪悪感と焦燥感はまだある。あるって言っておかないといけない気がしてるだけかもしれない。

          休職日記#3 やっぱり朝は

          休職日記#2 本格的に

          会社への連絡も済み、本格的に休職スタート 会社関係で2回連絡あり。 やりたいことたくさん。 とりあえずこの日はナイターへ。 お金もらって野球してるってすごいな〜。 結果は完封負け。幸先わるい。 明日からなにしよう。

          休職日記#2 本格的に

          休職日記#1 今日から休み

          もうむり〜!むりむりむりむりむり〜!!!と思って半休をとって病院へ。 あっけなく診断書を貰えてしまった。 こんな感じでいいのだろうかと思いつつ。 休職スタート。5/16午後より。 思ってたほどすっきりしないな。

          休職日記#1 今日から休み

          2022.01.26

          火花 今さら感あるけど、Netflixで浅草キッドを見たらこちらも読みたくなったので購入。 おもしろかった。 普段からお笑いが好きで、お笑いという文化がいかに刹那的であるかとか、奇跡的な出来事であるかとかはなんとなくわかっていたつもりだったけれど、そのあたりをすべて言語化された気分。 商業的なおもしろさと自分の信じるおもしろさの狭間で揺れる主人公、自分の信じるおもしろさに振り切る神谷、自分の素が商業的な評価と一致する鹿谷の3人の対比が印象的だった。自分の現状すべてに納得

          2022.01.26

          2021.07.05

          好きなもの、クーラーの匂い、甘いコーヒー、ファミマのクランキーチキン、見取り図とさらば、M-1、ネイルした爪を眺める、prediaのスクラブ洗顔、舐達麻と変態紳士クラブ、ゴイステ銀河鉄道の夜、大谷のホームラン、中日の勝ち、ユニクロユーのノーカラーシャツ、TODAYFULのタンクトップ、TOGAのサンダル、美容院でもらったリンスの匂い、深夜ラジオ、違国日記、無印のおやすみアロマ、金曜日、なにも予定のない休日、土曜の夜に1人で行くレイトショー、本屋、株主優待と配当金

          2021.07.05

          2021.05.16

          正欲 自分の認識できることがこの世のすべてだと悪意もなく信じ込んでしまう暴力性、それに気づかされる作品。 『面白くて眠れなくなる社会学』という本ではその暴力性について”色”を例にこのように記されていた。 無数の色を私は認識できない。 名付けるということはそれ以外は名付けないということ。 その暴力性に気づいたとき、ぞっとする。 その暴力性に無自覚であることに、よりぞっとする。 冒頭の「マイノリティは所詮マイノリティの中のマジョリティでしかない」という文章は一生忘れない

          2021.05.16

          2021.02.15

          花束みたいな恋をした 坂元裕二作品が好きなので見た! 期待を裏切らなかった! 瑞々しい大学生活、 生活が現実になっていく社会人 楽しい生活を持続させるには やりたくないことだってやらなきゃいけない、 お金を稼がなきゃいけないという矛盾 不器用にも適応しようとし変化していく麦と 変化によって失われる2人の時間を嘆く絹 どちらも間違ってない、どうにもならないことなので 見ているこちらもすごくつらい気持ちになった。 喧嘩のシーンで麦が言った、もうパズドラしかやる気になら

          2021.02.15

          2021.01.28

          限りなく透明に近いブルー 好きなラッパーが懲役中に読んで 影響を受けたと聞いたので読んでみた。 難しかったので時間をあけてもう一回読みたい。 現実と幻覚の境目があいまいで いい感じに気持ち悪かった。 主人公の孤独というか、絶望というか、彼の世界の無機質さというか、だけはとりあえず感じ取れた。 たしかに懲役に行く人が読めば わたしのような凪の人生の人間が読むのとは 全く感じ方は違うだろうなと思った。 それにしても、限りなく透明に近いブルーってとても美しい題名だと思

          2021.01.28