20240215

仕事で疲れているとき、いざ日記を書こうとしても特筆すべきことが思いつかなくて、特に何もなかったかのように思う日がある。でも、日中にふと「あ〜これってこうでああだよな〜」とか脳内で思考が駆け巡ることはあるので、そのときはむしろうるさいくらい言葉が出てくる。おそらくそのときに脳内で話が終わってしまうため、メモでもしておかないと大概忘れてしまう。きっとその都度に書き溜めなら相当な長文が出来上がってしまうかもしれない。

ところで私は自他ともに認める寡黙な人間である。(ただしこれは仕事や付き合いの浅い人たちに対してで、いわゆる内弁慶でもある。)また、基本的に感情が表に出ないタイプなので、私のなかで思っていることと相手が感じたことにズレが生じることがままある。
正直、私からの視点で言うと、何も考えないような無の時間は少なくて、むしろ先程述べたような脳内会話であふれかえることの方が多い気がする。なんなら静かになりたいときさえある。脳内で言葉が溢れかえったって、そこに本当に言いたいことがなければ蛇足でしかない。

本当は自分の気持を言いたいときもある。でも相手から勢いよく自分の意見を述べられると、下手に衝突せずに相手に合わせて穏便にことを進めようとする防衛本能が働いてしまう。思い返すと、子供の頃は自分の意見を言う余地なんてなくて、周りの家族や友人は言いたいこと言って奔放にふるまっていた記憶がある。そうせざるを得ない環境で育った結果がこれなのだ。

そう考えると、一人で行動するのは相手のご機嫌伺いをしなくていいのでとても気が楽だ。それで言うとこの日記だって、もっと気軽で自由なものであるはず。好きなときに好きなように書けばいいのだから。
なんてことを述べていると、やっぱりふわふわで中身のない蛇足のように感じてしまう。それが疲労ということなのでしょう。今日はもう寝よう。