日記(2023年4月 #1)

仕事が忙しくて長文書いている時間がない。ざっくり約1ヶ月分。

奥さんと数年ぶりの鎌倉・江ノ島。
行く場所はいつも変わらずなんだけど、それも久々でなんか良かったなと。舞台となった「鎌倉殿~」や「ぼっち~」を見てたから、慣れた場所でも聖地巡礼。江ノ島の山の上にある展望台兼灯台のあれ、初めて登ってみたんだけど想像以上に良かった。

夜景は美しいし、闇に飲まれた海はやっぱり怖い。
今年は「青ブタ」新作もあるし、今度は藤沢駅のデニーズに行けたらな。

3月末は『Just Right!』(ジャスラ)をTakeru Kazesawaくんと共催。
色々ありアニソンを軸にしない自由に好きな音楽を流せて、美味しいお酒が飲める気楽な空間を!ということで早稲田にある茶箱さんをお借りして一回やってみた。Takeruくんが名古屋に転勤することになったので意図せず送別会的な感じに。

金曜夜(not深夜)のパーティーって終わっても土日また遊べる満足感があって良いね。Aiobahn/Tom-i/いし とバリエーション豊かで強烈なゲスト陣と茶箱の秘密基地感も相まっていい意味で望んでいた「気楽な空間」を作ることが出来たのが嬉しかった。いい感じだった。
まあイベント開催にあたって色んなことが(特に直前に)起こったのが困っちゃったんだけども…。イベント開催までのストレスがあるから当日のパーティーがより楽しむことが出来るのかもしれないけど、出来るならストレスフリーなイベント主催をしたいじゃん。もう大人なんだからさ。
イベントの出来も込みで振り幅の大きい体験をさせていただいた、って感じ。勉強。

『MUSIC UNITY 2023』。秋葉原MOGRAが仕掛ける羽田空港2days音楽フェス。去年も遊びに行って楽しかったので初日は奥さんと一緒に行った。

マジの空港ターミナル


飛行機はJAL派なので会場の羽田空港 第2ターミナルは普段行くことが少ない。行きたかった第2ターミナルにある洋食屋「アカシア」でロールキャベツを食べる。美味しかった。瓶ビールが赤星だったので1本開ける。
会場in。現在使用されていない羽田空港の国際線ターミナルを使用したフェスな為、出演者の後ろがガラス張りになっていて、飛行機が飛び交うダイナミックな空間。そんな場所で普段から親しんでいるアニソンやインターネットミュージック主体のイベントが行われるんだからそりゃまあ、もうずっと楽しい。
バーカウンターが会場からまあまあ離れた展望デッキの一角にあり、そこは会場の音も聞こえずただただお酒が飲めるだけの空間なんだけど、意外にもバーカウンターに溜まる人が多かったのに驚いた。クラブって音楽を聞きに行くところとは別に、人に会いにいく場所なんだなあ。
バーカウンターにはお馴染みのイエーガーマイスターもあって、20杯(1万円分)購入するとイエーガーマイスターロゴのBling Blingが貰えるということもあり、調子に乗った人たちが20杯購入し、その場に居た人に無差別に渡しまくる酒攻撃が多重発生。
お陰様で多分8杯ほど一銭も払わずにイエーガーマイスターを飲むことになり、それ以外にも普通にバーカンで買った酒とか日本酒を飲みまくっていたので瀕死状態に。普通にクラブ遊びに行くより正直酒を飲んでしまった。

展望デッキにあるはずのないネオン看板


正直後半のアクトで超踊っていたけど記憶が薄い。楽しかったことは覚えてる。奥さんが居なかったら無事に帰れていたかどうか怪しいくらいフラフラな状態で帰宅。

翌日は土曜日の反省を活かし、むちゃな飲酒はしないことを奥さんに誓い会場へ。移動中にLINEを見たら、昨日撮影された奥さんとめろこちゃんの2ショット写真が届いてて何か不思議な気持ちになった。
会場についたら結局飲酒ばっかりだったんだけど、ある程度セーブしていたら問題なく楽しめた。「みんな居る」現場が久々過ぎて途中からはバーカンでずっと話してたな。
正直言うと現場の音はあまり良くないわりに音量がデカいのが気がかりだった。音量がこれより大きいのに全然耳が痛くならないフジロックの音響バランスってやっぱ神がかり的だな。フジは野外だから出来るっていうのもあるけど。

4月に入り、天気が悪くちゃんと花見が出来ていなかったので、川越に桜見に行きたいね~の話から、せっかく埼玉の方向へ行くなら狙ってた場所がある!の流れで角川が運営しているところざわサクラタウンに行ってみた。桜は半分くらい残っていてギリ花見日和。


写真でよく見るPS1のポリゴンみたいな建物(博物館・図書館)と、様々なお店が入る商業施設があってこの地域に住んでいる人だったらここを拠点にして遊ぶだろうなあという感じ。

正直、映える。


ただ最寄り駅からは歩いて15分くらいかかる立地の悪さが気になった。なんであの位置なんだろう。西武線沿線からも行きにくいし、道路は混雑してるしなんだかなあ。
テーマ別にキュレーションされた本が自由に読めるミュージアムがあるんだけど、本がディスプレイの観点で置かれているので正直手に取りにくく、読みたいけど読みづらい空間だった。会社やレーベル問わずラノベが収集されまくっている図書館は何か面白かった。

そのままシェアサイクルで所沢航空公園まで移動して電車で川越。シェアサイクルめっちゃ便利。電動自転車のパワーも体験出来るし。
漕ぎ始めのタイミングで電気の力でアシストがかかるんだけど、脳みそが想定している脚の動きと実際の自転車の進み方が異なるからビックリするんよね。富士急ハイランドにある「ドドンパ」ってこれの最強版なんだろうな。
川越の桜は相変わらず美しかった。都内近郊で一番好きな桜スポットだなあ。

水面に浮かぶ桜の花、綺麗

翌週は「桜逢祭」。会場は奥多摩町川井のOKUTAMA+。
10年くらい前までは公立の中学校だったらしい。

学校の名残だった案内板や校内設備がほぼそのまま残っていて久々の登校気分を味わった。以前CUERaiderを運営しているmoppより「patchworkとしてワンフロア共同で仕込んでみない?」と依頼があった為この企画に参加させていただいた。主に出演DJ/VJの一部を出演依頼して決めるような感じ。
実際のフロアの出現まで色んな話し合いと準備と知識の共有があったんだけど、正直あまり自分は実際のイベントの構築まで首を突っ込むことが出来なかったのがかなり悔しい思いある。特にフロア構成(主にVJ演出部分)の打ち合わせなんてmoppとVJ陣ばかりでやり取りしてたのもあるし。イレギュラーなことが発生しまくり、当日までバタバタだったんだけど何とか当日までたどり着けた。
到着すると先に現場入りしていた方々のおかげで映像部分はある程度完成していた。空間演出として教室の机と椅子を使用したインスタレーションアートみたいなのをやりたいという話があったので、教室アニメとして「物語シリーズ」の1シーンを参考にした机と椅子を乱雑に配置した空間を作り、そこに映像を投影する演出を行った。結果的には想像していた通りの演出が出来たと思う。


学校時代に使われていた机・椅子だったので、落書きがそのまま残っていたのが意図せずエモめな雰囲気に。イベントは弊フロアが18時に終わり、メインの音楽室フロアが朝6時に終わる、結果的に12時間開催のてんこ盛りイベントだったけど、終始ずっと面白かったなあ。
年齢層が比較的高めな他フロアと比較して、弊フロアは平均年齢は低めだったけどフロアが加熱する曲はハウスやディスコが多いなあという印象だった。ダンスミュージックは年齢問わないんですね。
学校でお酒を飲むとか踊るとか、奥多摩までわざわざ向かう遠足感とか、そもそも深夜に学校にいることとか、とにかく特異的で刺激的な体験だった。これはしばらく忘れられないだろうなあ。

教室が、フロア


こんな無茶な企画をイベントとして成り立たせているspacetimeさんの実行力と統率力が本当にすごい。演者込みでスタッフ勢ってほぼ100名近くいると思うんだけど、その人達が全員同じ方向を向いて同じゴールに向かって一緒に走ることが出来るなんて普通は絶対出来ないんだよね。一緒に走る部分と、それぞれのスタッフに任せる部分のバランス感も絶妙だなあと感じた。
そういう意味でも「大人の文化祭」というか、大人だからこそ出来る文化祭だったな。
あとVRフロアが面白かったし色々参考になった。これ、できそうだな。

こういう集合写真も文化祭感ある

裏では春の宴2023。向こうも大量の出演者がいるわけで、首都圏のサブカルチャーDJ陣の層の厚さはすごいや。上手く世代交代が出来ていて、かつベテランの方々も若手の方々も音楽やイベントへの熱意と熱量がすごくて…。
自分はそれなりにイベントオーガナイザーとしては色々やってきた自信があったんだけど、まだまだだな。そもそもpatchworkの次回開催準備を急ピッチで進める必要がある…。

本職のほうで新店舗のオープンもあったりで仕事がずっとアタフタ。それでも「AIR エア」見たりハマスタで野球見に行ったり(久々に勝ち試合を見れた!)、皐月賞当てられたりと色々やりたいことはできてる気がする。

今週は打ち合わせウィーク。いいものを提供できるように頑張るぞ。

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