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展示の見方

私のボートレース予想の核となる
展示についてお話します。


スタート展示でわかること

まずスタート展示でわかることは

①ピット離れ
②進入コース
③スリット足
④スリット後の足

私が見ているのは主にこの4つです。
ですが真剣に見ているのは①②までです。

進入は予想においてかなり重要な要素です。
1つ入れ替わるだけで
買った舟券が紙くずになることもありますから
ここは真剣に見ておく必要があります。

基本的に進入が読めないレースには
手を出さないことをお勧めします。

そして③④ですが
これは全員が全速で
スリット(スタートライン)を通過していれば
確かに参考になります。
しかしおそらくそうではないでしょう。
誰がアジャスト(減速)して、誰が全速なのか
それを判断するには
何度も何度もリプレイを観る必要があります。

舟券の発売時間を考えると
ここに費やす時間はありません。

ぱっと観て、参考程度で十分なのです。

そして初心者の方は
展示のスタートタイミングも
気にされているのではないでしょうか。

しかしこれはまったく無視して問題ないです。

F(フライング)してもいい練習と
Fできない本番とでは
同じスタートと云えどまったくの別物なのです。

私はスタート隊形の残像が頭に残るのが嫌で
あえて観ないこともあるくらいです。


スタート展示のまとめ

ピット離れをチェックし
コース取りの動きを見て
スリット付近の足の雰囲気を確かめる。

このくらいできていれば
何も言うことはありません。


周回展示でわかること

周回展示でわかることは機力です。

機力でも特にまわり足と出足の部分です。

これは差し足と言い換えても良いですね。
では、差し足が良いとどうなのか?

展開を突くことができます。


周回展示の見方

いよいよ本題ですね。
見るのは、1マークです。

映像では2マークも映りますが
このアングルでは足の見極めがかなり難しいです。
ターンの進入角度と進入スピードは良くわかりますが
結局上手い選手が良く見えるだけです。


下の図を1マークと思ってください。



まずAで進入スピード見ます。
ここは上手な選手ほど良く見えることが多いです。

そしてBでまわり足を見ます。
もちろん速いほど良いです。

それからCで出足を見ます。
加速していく感じを見てください。

私が最も重視しているのはDです。
BからCにかけての繋がり。
ここをスムーズに加速していけるモーターは
良いと言えます。
選手がよく「押している」と言う部分ですね。

あとはすごく落としてまわった場合や
ハンドルを切り直した場合などは
自分の中で補正をかけていますが
これはもう経験を積むしかないです。

ターンマークを外したとか
バタついたとか
いわゆるミスターンは気にしなくていいです。
本番もミスするとは限らないですから。

極めてくると、良いモーターは
まるで生き物のように見えてきますよ。
しっかりと掻いて進んで行くのを感じます。

とにかく沢山見て、場数をこなしてください。

それからいつも良く見える選手と
いつも悪く見える選手が存在します。

そういった選手は絶対評価をしています。
いつものその選手と比べてどうかという判断です。

皆さんも見ていれば
必ずそういう選手に出会い気付くと思います。
それはご自身の宝物にしてください。

もし私の宝物が知りたい
という方がいらっしゃれば
公開したいと思います。
ただ大切な宝物ですので有料とさせてください。


最後に

展示を見ることを
難しく考えないでください。
ただ速いか遅いかを見極めるだけです。

何度も見ていれば、必ず違いがわかってきます。

私は最低でも1マークを3度見直します。
それくらい展示に想いを込めているのです。

そして本番レースで答え合わせをします。
それは舟券が当たる当たらない以上に
大事なことなのです。

舟足が見えると
今まで見えなかった景色が見えてきます。

そうなればボートレースは
もっと楽しくなるのです。


ねろす







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