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Azure AD Connectをやったらどうなる グループ編

ユーザ編は以下

MSのDocsは以下

「Micorosofot 365」グループは連携できるのか

連携しない
「メールが有効なセキュリティ」側に連携される。
「Microsoft 365」グループと同じ名前で連携しようとした場合、勝手に名前にランダムな数字がついたアカウントができる。

AD側

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AAD側

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「配布リスト」は連携されるのか

AD側で「グループの種類」を「配布」にするとできる。
AD側

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AAD側

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「メールが有効なセキュリティ」は連携できるのか

AD側で「グループの種類」を「セキュリティ」にするとできる。

AD側

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AAD側

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「セキュリティ」は連携できるのか

AD側でメールアドレスを指定しなかった場合にできる。
メールアドレスを指定した場合、「メールが有効なセキュリティ」として作成されてしまう。

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ADとAADどちらのメンバーが優先されるのか

結論:AD側の設定で上書きされる。

AD側にuser01、AAD側にuser02の設定を行ったところ、以下のように同期された。
AD側

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AAD側

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ADとAADで一部のユーザだけが不一致の場合どうなるのか

両方の設定が残るわけではなく、AD側で上書きされることになる。
AD側にuser01、user03を所属させ、AAD側にuser01、user04を所属させる設定を行ったところ、以下のように同期された。
AD側

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AAD側

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連携済みのグループを変更/削除しようとしたらどうなる

できない。

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グループに所属したユーザが連携対象でない場合はどうなるか

連携されていないのでAAD側にも表示されない。

AD側

AAD側

ちなみにユーザを連携させればきちんと登録される

連携対象OUから連携対象外のOUにグループを移動させたらどうなるのか

削除される。
その際AAD側の「削除済みグループ」にも記載されない。

AD側で名称、メールを変更したらどうなるか

名前は変わるけどメールアドレスは変更されない。
また、変更されたメールアドレスも別途作成されない。
AD側 元元secusecuという名称を変更

AAD側



問題点:AD側の「セキュリティ」でAAD側が「配布リスト」だった場合

ADが「セキュリティ」でAADが「配布」だった場合、AD側を「配布」にしないと整合が取れない。しかし、該当「セキュリティ」グループでフォルダ権限をしている場合には権限設定が出来なくなる。かといってAAD側の「配布」は「メールが有効なセキュリティ」には変えられない。
AAD側の「配布リスト」を一旦消して、「メールが有効なセキュリティ」で作り直すことになるのだろうか。

最後に

何か新しいことがわかったら都度更新していきたい。
以上

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