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18-19season 選手評価 (FW篇・前編)

少し今更感はあるが18-19シーズンの選手評価をポジションごとに記事にしていこうと思う。

わかりやすく点数で表現していこうと思うが、根拠のない数字ではあるのであくまでも個人的な印象点だと思ってもらって構わない。

(19-20シーズンが始まれば試合ごとの評価なども記事にできればと思っている。今のところは。)

また、ユヴェントスには現在のフットボール界を代表する色男たちが多く所属している。
女性読者はそういったところにも注目してみてほしい。

さて、今回はFW(フォワード)篇。

18-19シーズンのユーヴェのFWを語るとなったとき、誰に聞いたとしても、まず一番最初にこの男の名前が上がるのは間違いないだろう。

■クリスティアーノ・ロナウド🇵🇹(34歳) #7

85点

18年夏の移籍市場を賑わせたこのカンピオーネの加入はユヴェントスに大きな衝撃を与えた。

史上最多5回のバロンドール獲得。
5回のチャンピオンズリーグ制覇。

リオネル・メッシと並び、現代サッカー界において歴代最高の選手の1人と称されるロナウドは、
初挑戦となるセリエAの舞台でも、34歳という年齢を全く感じさせない圧倒的なパフォーマンスを披露した。

初年度ながらチーム最多となる21ゴール11アシストは文句なしの結果だろう。
CLアトレティコ戦のセカンドレグで見せたハットトリックも流石の一言だった。

自らに求められるロールをしっかりとこなしたロナウドは昨シーズンのMVPだろう。

■パウロ・ディバラ 🇦🇷 (25歳) #10

65点

La Joya.
ユヴェントスの宝石。

昨シーズンはこの宝石を取り巻く雑音が多すぎた。

ロナウドが参加した昨シーズン、アッレグリより中盤と前線をつなぐ役割を与えられたディバラは昨シーズンよりゴールで離れた位置でプレーすることが多くなった。

必然的にゴール数が減少したディバラだったが、一サッカーファンとして、彼のプレーは昨シーズンよりも優れたものに感じられた。
プレーエリアが広がり、ディフェンスの局面にも顔を出すことも増え、これまでは見なかったようなスライディングのタックルで体を張る機会も生まれた。

加入4シーズン目を迎えた昨シーズンはゲームキャプテンとして臨む試合も増えた。
キャプテンとして、10番として、ユヴェントスのDNAを自ら表現し、周りを引っ張っていこうとする意思が随所に見られるようになった。

しかし、メディアは表面的な数字や、アッレグリの戦術とのミスマッチを大袈裟に掻き立てては、ディバラの移籍の噂を流した。
正直なところ、このことにはとても憤慨している。(ディバラの記事はまた改めてどこかで書ければと思う。)

とはいえ、たしかに目に見えて大きな飛躍があったわけではなかった昨シーズン、ディバラ本人も殻を突き破れなかったという印象を持っているのかもしれない。

来シーズンからチームの舵をとるサッリ監督は、前任のアッレグリよりテクニックや周りとの連携を重視するサッカーを嗜好している。

チームの宝石がサッリのもとで、さらなる輝きを放つことに期待したい。

■ドグラス・コスタ🇧🇷 (28歳) #11

40点

加入2年目となった昨シーズン。
この韋駄天にとって、不本意なシーズンとなったことは間違いないだろう。

4節のサッスオーロ戦、相手ディフェンダーともめ、唾吐き、肘打ちをして4試合の出場停止処分を科せられたコスタは、直後のCLでケガを負い、戦線からの離脱を強いられた。
またシーズン後半には、新たなケガ、交通事故といったさまざまなネガティブな要素が重なった。

シーズンを通じてほとんど稼働できなかったコスタは、たったの1ゴールという結果に終わった。

そんな不本意なシーズンを送ったコスタではあるが、持っている能力の高さには全く疑いの余地がない。

電光石火のドリブル、テクニカルなボールタッチ、意外性あふれるパス。
あとはシュートセンス・決定力さえ身につけばFWとしての覚醒は近いだろう。

新指揮官であるサッリもコスタの才能を認めており、仲がいいディバラとともにチームの中心選手として来シーズンを思い描いていると噂されている。

昨シーズンの汚名を返上し、再びピッチで躍動するコスタを見たい。

(FW篇・後編につづく)

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