根岸S2024  1/28(日)東京11R

レース概要

東京競馬場の開幕週、最初の重賞であり、年度最初のGⅠであるフェブラリーSの前哨戦でもある。東京ダート1400mはスタート直後しばらく直線のため枠の有利不利はあまり大きくはない。

1番人気は過去10年で勝率5割、複勝率7割と信用度が高く、2番人気も複勝率6割とかなり良い。7人気以下の好走は過去10年で5/30なので全く荒れないわけではない。

過去の好走傾向~前走との関連性について

根岸S24_前走

過去10年の前走、前走着、前走人気と当日の人気は表のとおり。前走1~2着or1~2人気が目立つ。

前走G1

根岸S24_前走G1

前走G1で馬券になったのは過去10年で8頭、うち6頭が当日3人気以内だった。特に傾向という傾向はないが、6/8が穴人気の好走というパターンをどうとらえるか。
ノンコノユメ    2016フェブラリーS 2着
グレープブランデー 2013年フェブラリーS 1着
面白いことに、穴の2頭も過去に東京ダート、それもG1で連対経験があった。4人気以下の場合は実績で取捨選択可能か。

前走G2~G3

根岸S24_前走G2G3

前走G2~G3の場合、1頭を除いて4着以内、さらに人気も高かった。
前走1~2着は間違いなく抑え。前走2人気以内も同様。
例外の2頭は
ワンダーリーデル  直近G1MCS南部杯5着 2つ前のG1フェブラリーS4着
アドマイヤロイヤル 直近G1MCS南部杯3着 2つ前のG1かしわ記念5着
とG1を続けて掲示板という共通点があった(+左回り)

前走OP以下

根岸S24_前走OP

前走OP競走組はわかりやすく、前走着が3着以内でない限りアウト。

ここまでの傾向をなぞって、今年の出走馬を評価。

アイオライト 前走OP競走5着
アルファマム 前走OP競走1着
アームズレイン 前走OP競走1着

エクロジャイト 前走OP競走11着
エンペラーワケア 前走3勝クラス1着 → ?
オマツリオトコ 前走地方グレード競走5着
ケンシンコウ 前走マーチS(G3)7人気10着 →直近G1 10着
サンライズフレイム 前走OP競走1着
タガノビューティー 前走武蔵野S(G3)6人気2着
パライバトルマリン 前走クイーン賞(G3)2人気3着

ピアシック 前走OP競走6着
フルム 前走OP競走1着
ヘリオス 前走武蔵野S(G3)10人気10着 →直近G1 7着
ベルダーイメル 前走カペラS(G3)3人気6着 →G1出走歴なし
ライラボンド 前走OP競走11着

該当馬は6頭+条件戦勝ち上がり1頭

前走OP競走について

すばるS    京都ダ1400m(中京開催あり)
霜月S     東京ダ1400m
ギャラクシーS 阪神ダ1400m
師走S     中山ダ1800m
ファイナルS  阪神ダ1400m

基本的に同距離1400mから、例外は師走Sのみ。サンプルが少ないが前走1400mを有力視したいところ。
アルファマム  → 前走1400m
アームズレイン → 前走1200m
フルム     → 前走1400m

前走G2~G3組も大半は前走1200m or 1600mから(というよりカペラS or 武蔵野S)なので、クイーン賞からのパライバトルマリンは評価がしにくいところ。

推奨馬

▲アルファマム
前走1400mのOP競走のため適合。過去に牝馬の好走歴が少ないが前走メンバーレベルも高く評価したい一頭。過去5走すべて左回りでNST賞では昨年のカペラS2着のチェイスザ・ドリームも下している。4人気以下で勝つならこの馬か?

〇サンライズフレイム
2走続けて上りを使えている点を評価。過去に重賞出走経験がないため稍割引か。4連勝と波に乗っているが3か月ぶりの実戦になるため当日馬体重の増減に注目。

◎タガノビューティー
根岸Sで最も好走例の多い前走武蔵野S、かつ2着ということで適合。すでにコース適性も示しており最有力だろう。G2~G3組の例外として示した直近2G1の掲示板データでも、MCS南部杯4着+かしわ記念2着なので文句のつけようがない。

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