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マクロで逃げる

私はyoutubeをほとんど見ない。ただたぶんYoutubeも同じ状況だと思うが、twitchでも結構著作権的に問題がありそうなコンテンツをダラダラと垂れ流しにしているものがあったりする。今は消されているが、ちょっと前まで料理の鉄人とか風雲たけし城とかが24時間すべてのエピソードをぐるぐるまわしていた。たぶん、権利者からの苦情をうけてはじめて消すらしく、一度消されてもちょっとたつと違うアカウントでまた配信されていたりする。たぶん料理の鉄人も別アカウントでまた配信しているのだろう。たぶん他の国のコンテンツもたくさんあるのだろう。twitch側もその辺で人があつめられると感じているのかそれほど真面目に取り組んでいるとも思えない。訴えられない程度にほどほどにがんばっている感じだ。こういうのを見ると商魂たくましいといつも感じてしまう。配信している側も、寄付をつのったり広告を流したりするような営利活動をしないのもポイントだと思う。まあいずれにしろ良くないことだが。

ドルイドのEpic1.5をすすめようと思うが、クエストの中でtoxxula forestのpaineelへ入る途中のトンネルにいるスケルトンの仕事を肩代わりするかわりにスクロールをもらうというものがある。肩代わりといっても、スケルトンが不在の間、現場監督がやってくるたびに仕事をしていますよというのを言うというものだ。

あんちょこサイトの記述

あんちょこサイトを見るに、バグが多く、ちょっとしたミスで失敗することが多く、しかも失敗しないように40分も続けなければならないらしい。こんなの人間のする仕事じゃない。実際にこのクエストを手でやったことはないが、最初からスクリプトをみてなにをやる必要があるか調べて、このクエストを自動的に実行するマクロをつくろうと思う。
まず登場人物を調べると、3匹のNPCで構成されているようだ。ひとつはスケルトン、もうひとつも見た目はスケルトンだが現場監督、そして壁の反響のみっつだ。この三者は密接にかかわっている。

最初の骨のスクリプト

スケルトンがクエストのスターターだ。前提のフラグは必要なく、ドルイドでさえいればレベルも関係ないらしい。ということは1.5をはじめてない今の段階から挑戦することができるようだ。i will do itというとクエストがはじまり、スケルトンは移動を開始するようだ。移動を開始すると、現場監督に対してシグナル5を送る。シグナルとはすごくざっくり言うとサーバ側でそれぞれ独立して動いているスクリプトの間での通知手段だ。この場合、スケルトン、現場監督、壁の音響の3つのスクリプトが動いていてそれぞれがシグナルを使って通信しあっている。
シグナル5を受けた現場監督は1200秒のタイマーを起動する。20分で自動的に失敗するらしい。

壁の反響音

壁の残響音はターゲットできない見えないNPCのようだ。トンネル内部で、たぶんターゲットしない状態でヨーホーヨーホーと言ってから、スケルトンの仕事は終わらないと言うと、現場監督にシグナル1を送る。

現場監督

現場監督はシグナル1を受け取ると、「仕事をしているという状態」を有効にして、wallechoというタイマーを 5秒にセットする。5秒の間は仕事をしている扱いになるようだ。そのため、だいたい4秒ごとくらいにこのヨーホーヨーホーを言わなければならない。

現場監督その2

現場監督は、ある巡回ルートを通っていてそのwaypoint5のときにトンネルの奥まで入ってくるようだ。そのときに働いている連中はどこいった?お前は誰だ?と聞いてくるのでそのメッセージがでてから5秒以内に俺がかわりに仕事をしていると言う必要がある。このとき、「仕事をしている状態」も有効でなければならない。まあそういう意味だと、監督が近くにきてメッセージをだしてから、ヨーホーヨーホーを言って、仕事をしている状態にしてもいいかもしれない。

現場監督その3

5秒以内に自分が仕事をしている旨をつたえるという行動を3回行うと、最初のスケルトンにシグナル1を送る。シグナル1を受けたスケルトンは成功フラグを立て、スタート地点にもどろうとする。スタート地点にもどった時点で成功フラグが立っている場合、アイテムをくれる。

まとめると以下のような感じだ。
・クエストはドルイドであればいつでも開始できる
・クエストの制限時間は20分
・壁の反響音に、ヨーホーヨーホーを言うことで5秒間「仕事をしているフラグ」が立つ
・監督がお前はだれかと聞いてきた瞬間から5秒以内に「仕事をしているフラグ」がたっており、かつツルハシを装備している状態で「私が仕事をしている」と言えば仕事ポイントが1手に入る
・監督に「私が仕事をしている」と言うのを失敗すると0ポイントに戻る。
・仕事ポイントが3ポイント以上たまったとき、要は3連続成功すると、成功フラグが立つ
・成功フラグが立つとスケルトンは初期地点までもどってこようとし、もどってきたときにアイテムをもらえる
・成功フラグが一度たつと、あとは放置してかまわない
・アイテムはEpic1.5のフラグと関係ないので、何度でもチャレンジして何度でもクエストアイテムを手に入れることができる

では、この情報をベースに自動的にクエストを実行するマクロを作ろう。いい機会なのでe4のレイドアラートに組み込むことにする。

完成。これ、なんていうゲームか知っている?エバークエストというMMORPGなんだ。早速ためそう。

まずは左のスケルトンに、i will do itという。そうするとツルハシをくれて歩き出す。ツルハシは装備しておく。そして、マクロを実行(/bc yoho)する。マクロを実行するとヨーホーが聞こえるようにwall echoの近くまで自動的に移動し、ヨーホーを言い続ける。

するとwall  echoが反響してくるので、そのまま放置する。

実行開始

すこしたつと監督がやってくる。マクロは監督をギリギリまでターゲットしない。ターゲットしてヨーホーするとそのたびに監督が止まってしまい、時間が無駄になるからだ。まあそのへんは自動でやってくれるから自分は画面を眺めているだけでいいのだけれども。

監督がなんか言ってきたらはじめてマクロは監督をターゲットして、しゃべる。その後すぐにターゲットをはずす。あとは放置するだけだ。3回返事をすると、最初のスケルトンがもどってきてスクロールをくれる。

よし。成功。すばらしい。すべてが噛み合って完璧に動いた。このクエスト、人間がやるのはすごいしんどい気がする。面倒くさいので、なにげにこれ、100kppくらいで売れるんじゃなかろうか。では、明日から本格的にEpic1.5をすすめるか。







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