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MQ2Navを使う

最近、2000年ころのWWF(今のWWE)だけでなく、同じ時期のWCWを見ている。私はついこの間までプロレスのプの字もしらなかったので、日本のプロレスはしらないが、WWFとWCEは日本で言えば、新日と全日みたいな感じだと思う。要は違う団体だ。結局、2001年にWCWは潰れてWWFに吸収される。私は今、あとちょっとでつぶれるころの動画を見ていることになる。
なぜそうなのか説明できないが、たしかにWCWはWWFと比べて面白くない。レスラーは同じくらい個性があるし、なんならプロレス試合自体のキレはWCWのほうがよかったりする。あと、いっしょにでてくるお姉さんはWCWのほうがずうっと美人だ。なのにもかかわらず、なんかいまいちだ。それは私以外の人も感じているようで、後ろの観客の数もWWFとWCWでは全然違う。観客は静かに座っていて、声援も少なく、席に空白が目立つ。これがWWFだとプラカードがめちゃくちゃでていて、みんな立っていて、声援がすごく多く、満員御礼だ。
たぶんだが、茶番がつまらないのだと思う。話の内容はWWFの焼き直しで、単純にバカバカしいところは一緒だが、なぜかみていると白けてくる。たぶんキャラクターとやらせていることがあっていないのだと思う。WCWのレスラーはWWFのレスラーに負けないくらい魅力的だと上で書いたが、レスラーは魅力的であるものの、その演出がすごく弱い。茶番というのは難しいというのがよくわかる。WWFの茶番はストーリーが単純でわかりやすい。それに最初にあらすじを教えてくれて、毎回みていなくても話についていけるし、全く新しく見はじめた人も途中からでもすんなり話についてけるようにできている。まあ中身はいずれにしろ本当にバカバカしいのだけれども。
それにしてもなんで20年も前のプロレスの考察をしているんだ。

もうタイトルだけだとEverquestネタかどうかもう判別つかないが、今日は新しいMacroquest2のプラグインにあるMQ2Navを使ってみたいと思う。MQ2Navはキャラクターの高度な移動が行えるプラグインだ。前もってゾーンのメッシュを構築することで、そのメッシュ上であれば、移動をスムーズに行うことができる。階層も認識し、ドアも開ける。

MQ2Navとはなんぞやという動画。ニッチなゲームの中でもニッチなツールのニッチなプラグインの説明だ。
現状、e4では移動は私が作った適当なアルゴリズムで引っかかったときの復帰などを行っているが、これをMQ2Navで行おうというのが今の目論見だ。メッシュは自分でつくらなければならない。一応meshupdaterというのがあり、誰かが作ったメッシュファイルをもってくることができるが、バージョンが合わずつかえなかった。
メッシュは、まずmeshgeneratorを実行し、File->SettingからEverquestのパスとメッシュを置く場所を指定する。メッシュを置く場所はMQ2のフォルダを指定する。設定をしたらctrl+oを押してゾーンを開く。

今回はおためしでPoK選んだ。するとPoKの全景がでてくる。メッシュの作り方は簡単で、Build Meshというボタンを押すだけだ。

水色が構築されたメッシュ。Saveを押せば、MQ2のフォルダの下のMQ2Navの下に、ゾーン名.navmeshというファイルができる。できたら、今度はゲーム内で使ってみよう。まず最初に生成されたメッシュをロードする。

/nav reload

これはメッシュを新しくつくったときだけ実行すればよい。では早速つかってみよう。適当に遠くのNPCをターゲットして、

/nav target

と実行するとそのNPCまで移動をはじめる。

経路情報がオーバーレイで表示される。それにしても最短路なのかもしれないが、すごい珍妙なルートを通るな。これはメッシュの生成の仕方によってきまってしまう。メッシュを最適化すればもっといい経路になると思われる。

扉も自動的にあけてくれる。この機能が一番ほしかった。

到着。ターゲットへの移動は基本機能だ。これの他に指定した座標への移動もできる。そのためこのプラグインを使って自動巡航のマクロを作れば、今のように経路を細かく指定しなくとも、おおまかなウェイポイントを指定すればゾーン内を巡れるし、扉もあけられるので、たとえば今だとPoFireの最初の平原くらいしかいけないが、C2まで歩いて行けるようにも作れる。いやあこれはすごいな。ますますサーバ構築が遅れるな。


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