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neritakanaction
2019年2月4日 00:07
#詩 #ポエム 進むことを拒絶する鉄色の平行線頼るはずなかったのにスマホを握りしめる右手およそ似つかわしくないカラフルなコンビニで行くあてのない恵方巻きが 束になってこちらに存在を訴えかけるそんなことを望んだんじゃない歯抜けのバスの時刻表の前で垂れ下がったリュックがそう囁いた一瞬目を閉じるとさっきの箱の住人の白いビニール袋が 巣穴から顔を出して僕の郷愁に一本だけ割
2019年2月3日 11:55
#ポエム #詩 澄んだ空気を求め枯れ木たちが青空に根を張る冬の太陽は背中をじんわりと暖める煙草に火をつけようとしてベンチに置いたカバンの中に戻すだって枯れ木に失礼じゃないか