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2022ライオンズ達成可能な記録を並べながら栗山巧・中村剛也の凄さを知るnote

早いもので開幕が1か月後に迫ってきました。
シーズンの展望を書きたいところですが、新外国人は一人も来日できておらず、注目のルーキーも対外試合はまだまだこれからとあって不確定要素が大きい。そこでひとまず今季達成可能な記録を並べてみたのでご覧ください。

増田達至

500試合登板まであと45
球団最多105Hまであと10
150Sまであと6

4年契約の1年目はまさかの絶不調で、抑えの座も剥奪されてしまいました。今季は平良海馬の出遅れにより、開幕直後は抑えを任されそうですが、その後の起用法はまだ読めないところ。
ただ一軍で投げられるコンディションであれば、球団最多105H(星野智樹)か150Sどちらかは達成できるでしょう。

内海哲也

2000投球回まであと5

若手への教育係という側面が大きいとはいえ、ファームで投げている割には一軍に上がってこない内海さん。
移籍後3年間で6登板26回で、今季から正式にコーチ兼任となりましたが、さすがにこれはクリアするでしょう。

森友哉

1000安打まであと183
100本塁打まであと6

100本塁打は5・6月くらいでサクッと達成してもらいましょう。
球団では21人目となる1000安打の今季中の達成は厳しいとは思いますが、ライオンズの現役選手で栗山巧・中村剛也以外で最もヒットを打っているのは森です。FA権取得という大きな節目が迫っていますが、将来的な大記録達成にも期待したいです。

山川穂高

200本塁打まであと23

これもサクッとクリアしてくれなきゃ困る。
昨季まで177本塁打を放っていますが、これは球団記録では和田一浩に並び9位タイ。200本塁打をクリアすれば中村剛也・清原和博・秋山幸二・A.カブレラ・中西太・石毛宏典に次ぎ7人目となります。
ここ2年は24本塁打止まりでしたが、今季はその倍は期待しています。

外崎修汰

100本塁打まであと30

キャリアハイが19年の26本塁打だけにちょっと苦しいか。最近は長打力が鳴りを潜めていますが、まずは3年ぶりの二桁に期待。

中村剛也

2000試合出場まであと134
1000得点まであと18
球団最多1037得点まであと55
350二塁打まであと27
450本塁打まであと8
3500塁打まであと181
歴代最多1955三振まであと41
2000三振まであと86

普通に試合に出れさえすれば1000得点、450本塁打、歴代最多1955三振(清原和博)は間違いなさそう。
歴代本塁打ランキングでも14位長嶋茂雄まであと2本、13位T.ローズまであと22本に迫っています。
ただ達成に意欲を見せている2000安打・500本塁打には昨季並みの成績をあと最低3年残すことが必要になります。渡部健人・ブランドンと明確な「次のレギュラー候補」が現れてきたこともあり、今季は大きな意味を持つシーズンとなりそう。

栗山巧

400二塁打まであと19
1000四球まであと29

2000試合・2000安打と大きな節目を超えた昨季の栗山さん。
今季達成ほぼ間違いなしの1000四球は史上16人しか達成していませんが、ランキング上位には王貞治・落合博満・金本知憲と超ホームランバッターが並んでいます。昨季まで117本塁打の栗山さんが達成すれば、通算138本塁打で1055四球を獲得した鳥谷敬と並んでかなりレアと言えるでしょう。
また歴代安打ランキングでは47位新井宏昌まであと15本、ライオンズOBである44位和田一浩まであと27本となっています。

金子侑司

1000試合出場まであと108
250盗塁まであと32

ちょっとこれは何とも…。
ただ昨季までの218盗塁は球団では松井稼頭央・片岡易之・石毛宏典・秋山幸二・辻発彦に次いで歴代6位。色々言われがちな金子ですが、キャリア通算で見れば球団史に残るスピードスターであることは間違いありません。

辻監督

700試合まであと8
400勝まであと40

こちらは何もなければ達成間違いなし。400勝は球団では三原脩、中西太、森祇晶、東尾修、渡辺久信の5人が達成しています。

球団通算記録

5000勝まであと63
9500本塁打まであと119

昨季が55勝、112本塁打なので余程のことがなければイケる。
5000勝はジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ、バファローズ(阪急系)、ホークスが達成していますが、戦後生まれの球団としては初になる見込み。9000号は2019年4月にE.メヒアが打ったんですが、3年半で500本はかなり早いですね。2019年の174本がかなり効いています。


骨牙コンビの球団記録まとめ

ベテランになってもまだチームを支えている栗山巧・中村剛也の骨牙コンビ。今季で在籍21年目となり、球団在籍最長の伊東勤22年の更新も見えてきました。
2人に対する想いはどれだけ書いても書き切れませんが、様々な球団記録をまとめてみました。

栗山は打席・安打・二塁打・四球など、中村は本塁打・打点・三振などでそれぞれトップに立っています。更に二塁打・三振・併殺打では2人が1・2位を独占しています。
三振・併殺打は名誉な記録とは言い難いですが、それだけ打席に立った証拠に他なりません。
(三振は1980年代はリーグ全体で3000個台だったのが、近年では6000個台が当たり前と時代の変化もありますが)

2人とも凄いのは分かっていましたが、こうやって並べてみると壮観です。球史に、球団史に残る同期2人がずっとライオンズのためにプレーし続けてくれている。その姿を見れていることはライオンズファンとして大きな喜びですが、こうやって記録をまとめると更にその想いが強くなります。

ともに今季中に39歳の誕生日を迎え、キャリア晩年に差し掛かっていることは事実ですが、まだまだチームを引っ張り数々の記録を作ってくれることをファンとして期待しています。


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