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本レビュー

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読んできた本、おすすめ本はこちら。 漫画も含むことにする(細分化し過ぎると、雑多になる)
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2024年4月の記事一覧

『凜として弓を引く 初陣篇』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、読んだ本の感想を書きます。 碧野圭著 『凜として弓を引く 初陣篇』 (講談社 、2024) ついに3冊目!! 初試合!! 登場人物を9割忘れていたけれど、今回もめちゃくちゃ面白かった。 ざっくり内容 弓道同好会を立ち上げたばかりの高校2年生、楓(主人公、部長)。 部員6人で、初めての試合に出ることに。 それと同時に、文化祭があったり、進路に悩んだり。 審査(級や段を取得する)もあり、楓が弓道を始めることになった弓道会の先輩、乙矢が流鏑

『探しものは北欧で』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、読んだ本の感想を書きます。 森百合子著 『探しものは北欧で』 (大和書房 、2024) 北欧に行きたいが、まったく行ける気配はない。 いつも北欧に行くことを夢見て、最近本屋で見つけたこの本。 明るい夜。 夜とは、日が沈んでから、日が昇るまでの間のことらしい。 白夜は1度、必ず体験したいもの。 明るい夜とは、どんな感じなのだろう? 国が変われば、「明けない夜はない」が成立しなくなるわけだな。 夜が更けないのだから。 これって、めちゃくち

『世にもあいまいばことばの秘密』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、読んだ本の感想を書きます。 川添愛 『世にもあいまいばことばの秘密』 (筑摩書房 、2023) 私にとっては嫌な記憶しかない、国語の解説を非常に興味深く、面白い。 「そうなんだ!」の連続で、楽しみながら、改めて学び直すことが出来るのが、この本。 つまり、素晴らしいからおすすめの本だよ!!ってことでもある。 ざっくり内容と面白いと思ったこと 「OKです」「結構です」ーー辞書に載っている曖昧さ (本書27ページ) セールスや勧誘などで、

『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、読んだ本の感想を書きます。 谷川嘉浩 『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』 (筑摩書房 、2024) こういう本の感想は、書きづらい。 考え方や、方法は提示されているのだけれど、断定された答えが明記されていないからだ。 しかし、そこに魅力があり、考える面白さがある。 まるで、ポケモンのゲームのような本。 ストーリークリアをしてからが、始まり!!的な。 本書を読んでから、始まり!!というわけです。 本書を片手に、自分で模索していく

漫画『違国日記』を読んで考えること

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、ヤマシタトモコさんの『違国日記』を読んで考えたことを書きます。 この漫画は、とにかく何回読んでも面白い。 内容が重厚なので、数回読んだくらいでは私が消化出来ないとも言えるんですけど。 何度読んでも、ハッとさせられる点はたくさんある。 それを、いくつか紹介したい。 「わたし」と「あなた」 「わたし」と「あなた」など、主語の使い方。 主人公の叔母は話すたびに「これは私の考えだけど」と、主観的な考え方であることを先に言う。 主人公(中学

(漫画)『マッシュル―MASHLE―』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、アニメ(&漫画)『マッシュル―MASHLE―』について、斜め視点から書く。 ネットフリックスを開くと、いつもオススメされるアニメ。 おすすめされると、見たくなくなる私(^ ^) 私はネトフリのアニメ、「ドラえもん」しか見ていない。 しかし、マッシュルの「おすすめ度98%」。 たっか!!!! ところがだよ。 度重なるストレスで、手軽な現実逃避のために手を出したのである。 いやー、面白いね!! 漫画でも読みたくて、読んじゃってるよ(全18巻