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グラデーションを愛してる

この5分日記を持続可能にするために、イメージの自作縛りを解くことにした。

写真を仕事として撮っていて、作品としても載せているのに、他の人の撮ったものを混ぜると誤解を招きそうだと思っていたからだ。

でも、あらゆる内容に合った写真をストックしているわけでもないし、最近撮っているのは虫の写真ばかりなので、虫がテーマの内容以外で、唐突に掲載するのも、公共のルールに反するような気もしていた。

それで、フリー素材としてネット上で配布されているグラデーション素材で気に入ったものをダウンロードして使うことにしたんだけど、

グラデーションって、見ているだけで癒される。

丸一日だって眺めていられる気がする。

頭の良さだとか、生きやすさとか、クオリティオブライフにまつわるさまざまな能力や資質への言及があるけれど、

自分はこのグラデーションが表現しているような、「流動性」なんじゃないかって感じている。

それも、いかに美しく重ね合わせたり、移り変われるかっていう。

最近はイラレを使わずともfigmaとかにも、簡単に使えるグラデーション作成ツールがあるけれど、グラデーションって、適当に指定すれば、美しい色の変化を味わえるわけでもない。

似た色ではない(特に反対の色)の組み合わせは、基本的に境界が濁る。

これを濁らないようにするためには、その色と色をつなぐ中間地点にも「色相環に沿って中間にある色を置く」と濁らないんだけど、

これって、ちょっと真理っぽいなあって。

音の世界とか光(色)の世界とか、突き詰めるとこれも波長の世界なんだけど、そういう物理世界の原型のような美を設計している領域のルールって、日常で起きているごたごたを紐解いてくれるヒントで満ちているように思う。

さあ、5分、ちょっくら子どもの送迎してきます。

※11/22 タイトル「グアデーション」と、思いっきり誤植していたので修正


自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。