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ちょっとイヤな奴な日の日記

どんな低クオリティでも、一文字でも習慣として続けることを重視する、という態度がなかなか取れず、「書かないこともひとつの記録」と、どっかの投稿でかつて書いた。

実際、子どもといると、24時間ほんとに無理な日があるのは避けられないんだけど、そういう日を例外にすると、大体次の日も例外になって、いつのまにか「例外期間」になってしまい、仕切り直すのに数ヶ月要することがザラなのだ。

休むことも大事と言うし、それができなくて命を失ってしまう人もいるから、不特定多数が見る公共の場での、あるいは社会的なメッセージとしては、どんなに少しでもいいから「がんばろう」と背中を押すことがリスキーになっている感もある。

エンジンを切って、一旦完全に休ませるのがいいのか、それともどんなにちょっとでも電源を入れ続けるのがいいのか。そのへんの難しさは、私生活でまさに感じているところ。

そして、エンジンを一旦切ってしまった後に、「あの人がそう言うから」と責任転嫁できる悪役なしに、自分の意思でスイッチをオンすることの難しさを思い出している。

今日は、めずらしく家族が揃っていて、これを書いている背中から絶えずに話しかけられ、雑音に満ちた部屋のなかでこれ以上内的対話をするのは無理なので、ここでおしまいにする。

なんか愚痴っぽいしイヤな感じの日記になった気がする。それがイヤだから、だったら書きたくないっていつもなっちゃうんだけど、そういうイヤな奴の日もあるのだ。

ということを受け入れる一歩になればいいなと、そのまま投稿しちゃって、仕事に戻ります。

「がんばろう」とか言われたくない人が、うっかり見ちゃったらごめんね。
エンジン完全オフにする時期は、人生に一度となく必要なもんだよ、自分も何度もしたしね、うん。

自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。