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[進行形黒歴史] Unknown恋遍歴&冗長で非常識な失敗談

(ヘッダのお金のイラストは →こちら様 よりお借りしてます)

周りの状況や流行などに見向きせず、自分の好きなことに夢中になる
タイプは、うっかり悪い方向や悪い物事へとハマってしまったとき
回避できずタチが悪いのかもしれない。多くは私のことです。


▲▽周りの価値観へと突っ走った例▲▽

以前、「趣味にハマりすぎて痩せた」という一文を書きましたが、
あれにはちょっと付随する裏話もあります。

あの当時10代の通話仲間には、
「脚が太い女はダメだよね」「体型維持の努力しないなんて在り得ない」
と男女共々、わりとバッサリ言い切ってしまう知り合いが多かったです。
そんな厳しい視点を持つ人々の中に、私の好きな人も紛れておりました。

いつかオフ会しよう、という話題も出ていたものの、
このままではとても幻滅されるようで、誰とも会うなんてできない。
見たまんまに太っていたため、消極的な態度を心がけてはいましたが
彼等の(気にかけているのは1名だが)狭き門のような価値観の枠内に
入りたい、入るべく頑張るべきだ、
と思っている、もうひとりの自分。

趣味に夢中になりすぎて半分痩せたのも事実です。
なんだかある日、体調が変わって(変な話、生理不順がいきなり治り)
体重の減少を自覚した私が 数ヶ月ぶりに体重計に乗ってみると、
なんと10キロも落ちているではないか!
これで歓喜して調子に乗った私は、
ここまで特に何もせずとも(食事量が減っただけで)落ちたのだから、
運動や きちんとした食事療法を加えればさらにイケるはずだ!
と信じ込み、
カロリーの高い菓子パンは絶対に食べない、スナック菓子も食べない、
米や麺などの炭水化物は 寝る前は特に極力省いて、
肉と魚と野菜だけにした。(これらは好きなだけ食べた。)
そして近くの山道散策コースの坂道を、3日に1度ぐらいの頻度で通って
往復した。雪が残っている頃にも行っていた。今考えると無茶苦茶だなぁ。

そうすると さらに半年後ぐらいには また13キロ落ちた。
急激に痩せたため、体の変化に脳が追い付いておらず、イスの背もたれとかに寄りかかると「やけにゴリゴリしてるな」ってしばらく感じました。
美容体型とやらを調べると、さらに下を目指さねばなりませんでしたが、
この頃から、あまりがんばっても変わらなくなりました。
まぁ、とっくに標準BMIの圏内に入っているし、いいか?と
あとは維持だけを気を付けておけばいいはずでした。

まさにあのときは「ジェットコースターの如き恋の効果」でしたが、
ただ、動機付けをする人物やモノがなくなってしまえば、
それはほどんど意味を持たなくなります。

今でも詳細のよくわからない理由で その人物とは一度縁が切れ、
「○月ぐらいに一緒にライブでも見に行くか」とか言っていた話も
勿論チャラになりました。
(その2年後に連絡が来て、友人としての仲直りはしましたが
 今では残念ながらあまり話す内容もなく静かです。)

恋はあっけないですが、痩せた体験は財産でした。
その財産を今再び失っていることはツッコんではいけません。


さて…喩え話なのかよくわからない大袈裟な自分語りでしたが、
「周りの価値観に合わせ趣向を吸収したり変えたりしていた」
という方は、世間にも少なからず居たことだろうと思いますが
その場合、周りの友人などが その“流行り物”に飽きて辞めてしまえば、
自ずとこちらも “つられて辞めることになる可能性が高い” わけですよね。

しかし最初からそういうのに見向きもせずに、
自分の好きなことを好きなだけやってしまう状況にとって、
外部の影響を受けて何か始める、何かを辞める、という機会は
そうそう訪れない。


▲▽自己中へと突っ走った例▲▽

今度は逆のパターンが訪れる。

前述から数年後には元の風船に戻ってしまった私ですが、
現在の相方は、「痩せなきゃ在り得ない」という狭き門的な価値観は
持っていませんでした。それでも私は、男顔や体型のコンプレックスを
隠しやすいよう、男っぽい帽子とジャケットを着るようになっていました。
それが一番、違和感なくよく似合うからです。

でも実際デートに漕ぎ付くと、
「もうちょっと清楚な服がいいな」「ホットパンツとかいいな」
などリクエストを受けました。
おデブにホットパンツなど、太い脚を晒す以外の何なのだ?という感じ
でしたが、私はその後、近所の店や通販で、ウエストの合うホットパンツ
探しに走り周っておりました(実際は目だけを走らせている)

次のデートは1ヶ月後だったため、用意が間に合わず、
とりあえずタンスに眠る「昔買ったけど、今でも気に入っている服」を
引っ張り出し、選別して着て行きました。
その時点で、「いいじゃん、なんだ、意外といいの持ってんじゃん」
とあっけらかんと言われたわけで、もとより、身の丈を超えるような
高水準など求められてはいなかった。

しかし私は直近の通販で、ホットパンツだけでなく、トップスなんかも
かなり可愛いのが安く売っていることを発見してしまった(→参考記事)
自分のためにモノが欲しくなった。買い物病はそれから始まった。

登録した店舗から、おすすめ品や新作を伝えるメルマガがやってくる。
普段ならメルマガなんか見向きもしないのに、見てしまう。
見てしまうともう、そこは天国であり地獄だ。
URLをクリックし、次々と数えきれないほどの「お気に入り登録」して、
「来月まで見守る」だけにするつもりが、
在庫がわずかだと、いてもたってもいられなくなる。

キッカケをくれたのは彼でしたが、それから先は
私が勝手にハマって火をつけてしまったのです。
こうなると、周りが「もういいんじゃない?」と言ったとしても
あまり効果はありません。この時点ですでに動機が、
「誰かの目に良く映るため」とかではなく、
「ほしいものがほしいだけ」なのですから。

気が済むまでか、痛い目を見て ふてくされたりするまでは止まりません。

こういうことになる性格は何となくわかっていたため、
カードは作っていませんでした(noteも課金できないけど…)
なのでどうがんばったって、現金の許す限度でしか買えません。
誘惑も多く、「今カードを作ればポイントプレゼント!」的なページを
何度もクリックしては閉じ、クリックしては閉じていました。
父不在、母職なし、の状態で、趣味の大量購入などを
している場合ではないのは「知ってる」のですけど。

不幸中の幸いか、短い期間に複数店舗で連続注文していたせいで、
途中までは問題なかったはずの「後払い決済」審査に通らなくなりました。
まだ給料日前なのに、大金会計を「代引きでお願いできませんか?」
通知に仰天。
傍から見れば大爆笑の事態です。

代引きならば○○日指定(給料日以降)の配送にしてもらえないか、
日程変更が無理のようならキャンセルにします、という内容を
慌てて返信したものの、反応がないため、どうなったのかわからず心配。
急ぎで家族や親戚に借りる金額としては小さいとは言えない。
本当に給料日前に 代引きで持ってこられたら、この世の終わりだ。
それならキャンセル扱いにされたほうがマシだと思うよ神様。

やっと「痛い目」を見たので、この後しばらく懲りることにしました。
今後の旅費もカツカツになってしまうし…もともと、会いに行くときの服を
用意する目的だったのに、もうぶっ飛び過ぎです。

以前までは、東京の実店舗で買い物をするつもりでいましたが
もう東京で服を買う必要なんかは全くないですね。
帽子だけは、お気に入りの帽子屋さんがあるので見たいですが
それ以外はもう、完全にカラオケ・食べて寝るだけ ぐらいの
オフになるかもしれない。やれやれ恐ろしい…orz


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