出逢い
先日、とある遊歩道を散策している時に見掛けた花蕾。
優しい木漏れ日を浴びながら
─あれって…椿…かなぁ?─
と記憶のページを捲りあれこれと思案する。
ところが…
結局、他に何の候補も浮かばないくらい、実はお花に疎い私…。
なのに、珍しいことにすぐ傍まで惹き寄せられてしまっていた。
普段から滅多なことではこんなことをしないため、恥ずかしさのあまり
…キョロキョロ…
と廻りに誰もいないことを一応確認…。
それから、そそくさとカメラアプリを起動した。
この花の名が、それで正解かどうか…さえも判らないけれど、
梅や桜、菜の花といったメジャーなお花も良いけれど、
こんな風にふとした“木”っ掛けで出逢う“春”の訪れのほうが…
私は好き…。
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