「遙かなる時空の中で7」たのしかったよ感想

散々お預けを食らわされた後にやっとこさプレイを始め、「きょへー」「うははは」「ひょひょひょ」ととても人様にお聞かせできない奇声を上げながら三日でフルコンプしました。

遙かシリーズがどんなに変化しようとも、コーエーテクモゲームスというメーカーが作り続けるかぎりどこかがわたしの琴線に触れることは間違いないと信じているし、そもそも私含め古参のオタクは何を作ってもどこかしらでガタガタ言うので、気にせずに作ってしまえばいいのです。20周年の看板を背負った制作陣の心労はいかばかりか。スタッフが過去作を徹底的に研究し、全力を込めたことがひしひしと伝わってくる良いゲームで大変満足でした。

以下!ネタバレ!!!注意!!!!




佐々木大和

子どもの不幸は生まれてくる場所、育つ環境を選べないところにあります。彼が剣を愛するようになったのは、きっと楽しさを見つけ出したからだけではなくて、剣で人を守ること、八葉の務めを通して自らの居場所を見出したからで、その剣術を奪われ、自ら手放す様子は胸が痛くなりました。彼がもし天野家に生まれてきたら自らの見たものを否定されることなくのびのびと育つことができたかもしれない、戦国の世に生まれていたら武蔵のようにてらいなく剣と向き合うことができたかもしれない。でも彼が生まれた場所はそうではなかった。彼の本来持つ優しさ、強さが一番発揮されるのが戦国の世で、またそれが悲しみを生み出してしまうのが戦国でもあるというパラドックス…つらい。五月が彼の刀を取り上げたときはそれが最善であるとわかっていながら「か、返してあげてー!」と叫んでしまった。だってその時点で彼は、刀が唯一のまわりとの繋がりだと信じているのです。案の定それを失って、どんどんひとりで沈み込んでいくのが…そしてその後は自分の刀が周りを不幸にしてしまうという負のループ。そこで黙って離れてしまうのが、ああ今までもこうしてきたんだなと窺えて悲しい。

そこで七緒ちゃんが追いかけて無理に連れ戻すのではなくて、大和の本来持つ強さを信じて待つのがいいと思いました。その過程で少しづつ仲間の優しさに触れ、自分にとって本当に大切なものは何かを見出したことで、刀とは自分が選べる手段に過ぎないことに気づいたのかなと思います。帰って来た時に八葉が茶化したりせずに真摯に迎えるのが、ああ大和の居場所がここでよかったなあと思わせてくれました。元の世界とケジメをつけ、自らの居場所と名前を自分で選択したことによって、彼はやっと不幸な子どもから一人の剣士になることができたのです。

若者を全力でからかいにいく兼続さんとのやりとりが好きでした。育った環境が選べなくとも自分がどう行動するかは選べるものなので、彼が言うように「思い切り面白おかしく過ごせばいいのに」はたしかにな…という気持ちが。4の那岐とは一見似ているところもありつつ正反対ですね。彼ほどは世界に絶望しきっていない。そういうところは現代育ちゆえでしょうか。大和のお父さんは子どもが17歳になったころ、かつて自分が捨てたもう一人の子どもを思い出すのだろうなと思いました。

宮本武蔵

剣とは、何のためにふるうべきものなのか?

まさしく大和の対のごとき話でした。大和は己のために剣を使う人でしたが、武蔵は誰かのために使う人ですね。もちろん大和も最終的には誰かのために使うことになるのですが。武蔵の特徴的は己の弱さを受け入れていることです。己の弱さを受け入れてなお、己の価値と可能性を信じることが出来る。6のコハクといい、どうして天朱雀はこんなにも人間ができているのか。ご母堂の教育はさぞすばらしかったのでしょう。お父さんも武蔵の才能は別の方向に活かしたほうが幸せになれるという、多少は思いやり故の言動なんだろうな。武蔵のお父さんなので好意的に解釈しておきます。

多分大和は武蔵のように勝てない剣士であればすぐに剣をやめていたはずで、勝てなくてもなお剣をふるい続けるところに武蔵の本質があるのだと思います。そしてそれは自分で見つけなければいけないもので、宗矩さんが教えるのを断ったのもそういうことなのかなあ。なんかこう、宗矩さんは自らが求道中だから誰かに道を示す感じではないよね。その点でなぞけんさんはすでに死んでいるので(?)確立された剣士像があるというか。なぞけんさんは己のことを見失っている怨霊で、武蔵は己の剣を見失っている剣士で、それこそ剣で語り合ううちに己を見出していくというのはすごくきれいだと思いました。

このルートでは互いがひかれあう様子が丁寧に描かれていてそれもよかったですね。互いの何に惹かれ、何を守りたいと願うのか。武蔵のすごいところは「姫様!」と呼びつつ偶像姫ではなくりっぱに一人の少女として扱っているところですね。そこで弱さを肯定されたら好きになっちゃうのも仕方がないし、誰も応援してくれない夢を肯定してくれたら好きになっちゃうよ。わかる。

どうでもいいのですが、義輝公の回想で出てきた女の人が神子かなあと思っていたらまさかのおかあさんだったのでびっくりしました。語られなかった神子、傷着せの神子とか明王札の神子とかの話大好きなのでもっと聴きたかったよ。神子は義輝公を守ってすでに死んだりしていたのかな、と妄想しました。

柳生宗矩

生きとし生けるものすべて即死させる絶技、暗黒点穴拳の使い手。相手は死ぬ。

多分宗矩さんは本来めちゃくちゃ素直な人で、いろいろあっておしゃべりを控えるうちに本当に無口になっちゃったんだろうなと思いました。とはいえ蓋を開けてみれば言語センスがかなりネオロマンスしてる人で、「よい夢路を」って言われたときには過去作を思い出しつつはう~~~~!と悶えられてのでたいへんよかったです。甘いセリフって乙女ゲームを散々やってると飽和するくらい聞いてるので、生半可な「愛してる」だとスキップして終わりなんですよね。その点ネオロマンスは手変え品変え様々な甘いセリフのバリエーションをお出ししてくれて、この点はほんとに信頼してます。毎回どんな口説きが聞けるのかわくわくする。

ターラはファルハードに一緒に逃げてほしかったんだろうなと思いました。もしこのルートでターラを救う分岐があったとしたら、おそらくそこでしかなかったのだと思います。でもそれができないことを他でもないターラ自身が知っていて、それが宗矩のせいではなく他でもない世界=人間のせいだとよくわかっている絶望。身の内で怒りを煌々と燃やしているひとが好きなので、ターラは大好きになりました。オトメイトで数々の名脇役をこなしてきた飯田奈保美さんの名演が光ります。ターラにとってもファルハードにとっても、対峙するたびに過去の過ち、捨てた情が目の前に現れる展開になるので、双方しんどいな…と思いながら進めてました。「復讐とは運命への決着である」とはよく言ったものですが、このルートで真にターラと柳生宗矩が己の運命に決着をつけたのだろうと思いました。ターラがこのルートでは己の怒りを燃やし尽くすまで止まらず、大和ルートで比較的穏当な結末を迎えるのは妙に納得感があります。ターラと宗矩はどうあっても同じものたりえず、大和とターラは生まれの不幸を背負った子どもという点で同じだからでしょうか。ターラとカピたんに関しては、カピたんはもしかしたら異教徒、具体的に言えばムスリムの血を引いたりしてるのかなと思いました。イベリア半島はゴリゴリのカトリックですけど、悪魔への忌避がないあたりあまり信仰は深くなさそうなので。あと名前がモロだし。排斥される者同士、シンパシーがありそうなのは救いではないでしょうか。ターラと宗矩の感想になってしまった。大和ルートラストで宗矩さんが「いったい何が起こっている??」と本気で困惑していてちょっとかわいそうでした。

あとしれっと出てきた南光坊くん、「生きとったんかいワレェ!!」っておもいました。

ところで鬼の一族にペルシャ語話者ってどれくらい残ってるんでしょうね?ペルシャ語の名前を付ける習慣は一族によってまちまちだとは思うのですが、日本名を名乗るようになっても幼名(?)でペルシャ語名をつけるのはなんなんでしょうね、名前辞典みたいなのだけは残ってるのかもしれないですね。ファルハードは喜びだそうです。雪舟斎さんの愛情がうかがえます。彼の人生に大いなる喜びあれ。

阿国

捻ったと見せかけた、正統派天玄武。

阿国にしても小次郎にしても、詳細不明の人物を上手くキャラクターに落とし込むのがバリバリに上手で楽しいですね。未来の出雲の阿国ちゃんが出てきたときは思わずにこにこしてしまった。

割と素直に進めてギリギリまで正体に気が付かなかったので、わかった瞬間「お前か~~~~~~い!」と大き目な声で突っ込んでしまいました。傷ついた小鳥の手当てをするイベントで3がフラッシュバックしましたが、無事に小鳥は復活したのでこのルートはきちんと二人とも生還するぞ!と確信が持ててよかったです。マイコーさんの演技は九段ちゃんで「これ以上のはまり役はないのでは?」と思っていたのですが、それを軽々と超えてくる素晴らしい演じ分け。

玄武勢はどちらも失った過去が追いかけてくる展開でした。己とは何か?どこに己を置くべきか?何に従い、何を選択すべきなのか?

かつて平安時代の天の玄武が己の無力さという呪いに悩まされていたように、家族という一番重たい呪いを抱える人です。己の弱さと捨てきれない因縁に苦悩する阿国さんは自分に嘘をつき神子に嘘をつき、そのことでさらに苦悩する苦悩スパイラルに陥っていました。サバサバとしたお姉さんのような昼の面と裏腹な繊細な夜の面とのギャップ。とはいえ二つの姿を使い分け続けること、それも強さだし、なんならガラシャさんの弟だから絶対強いし。お家の再興を目指す宗矩を昔も今もずっと見させられているわけで、その葛藤を表に出さない気丈さもある。

これはネオロマンスのいいところなのですが、説教→カウンセリングのコンボをかますのではなく、相手が内に秘めている強さを引き出すのがすごく好きだなと思いました。

平島義近さん、足利義輝公の顔を知らなかったことから見て30歳くらいなのかしらと思うのですが、まだ足利家はなんとなく存続しているこの時代に足利将軍家の再興にこだわった理由はいかなるものか、かなり知りたくなりました。明智家も呪いでしたが、足利将軍家の呪いもすさまじい。一体何が彼をそこまで駆り立てたのか。三成との話を見るに、根っこは義の人らしいので。

黒田長政

アシュヴィン、東金千秋、そして黒田長政。

ネオロマンスが誇る、誉れ高き俺様の系譜。己の為すべきことと己をきちんと把握し、的確に行動できる人でした。己の気持ちに気が付くのも早ければ、それを戒めるのも早い。お互いの感情をうすうす察しながらそれでも見ないふりをするのが王道ですごくときめきました。

というかこれは白虎全体の感想になってしまうのですが、気持ちを打ち明けるのが早い兼続に遅い長政、結ばれたのに離れ離れになる兼続と容易に結ばれないけれどすぐにそばにいられるようになる長政と凄まじい対比ですね。二人とも同じく星空の下のスチルがあるのですが、天はぴったりくっついてそばにいるのに対して地は夢逢瀬とこれも凄まじい。明暗分かれる関ヶ原、天から引きずりおろす長政と繋ぎ止める兼続、よくもまあここまで綺麗に作れるものだと感心してしまいます。

白虎はふたりともロマンチストなので四神の中で一番七緒に神秘性を見出しているのですが、その過程が面白かったです。最初は童女と侮っていた七緒が彼の中でどんどん存在感を増し、同時に自らが過去に発した言葉にからめとられていくのがこれが乙女ゲームの醍醐味じゃのう!!!とたいへん楽しかったです。ラストの手紙をもらいまくる七緒ちゃんに「俺も手紙が欲しい」とすねる様子がかーわいいー!!!あと兼続ルートで対峙したときに楽しそう!かわいい!!!

あと長政様のスチルのクオリティがえぐい!!!銃剣ドン(?)の構図も温泉の肉体美も素晴らしいのですが、担がれている神子の表情の豊かさやほっぺたのふっくらした感じがもうこれ以上なくカワイイ。いくらでも眺めて時間を使えます。

直江兼続

つばきさん「さすが戦上手の兼続様、電光石火で動かれましたね!」ほんとそれ。さすが戦国時代、一回り程度の年の差などものの問題にもなりません。ねえ里谷村雨さん!!(突然の飛び火)

たまに勘違いしている人がいるのですが、遙かシリーズは歴史を変えるゲームではないのです。たかがちっぽけな少女一人がどれだけ奮戦したところで歴史は変えられません。源平合戦で平家が勝利することはなく、幕府は倒れます。どんなに必死であらがおうと、歴史は容赦なく定められた道へ進んでいきます。敗れたものを置き去りにして。

夢に破れ、ちぎれた痛みを抱えても、それでも人は未来に向けて生きていかなければならない。もしくは、生きていくことが出来る。そんなルートでした。

「俺を欲しがらせてみな」という艶やかな挑発に対して、陥落するきっかけが「夢」を与えられたからという少年のような理由というすさまじいギャップ。地の白虎は毎回「大人」属性を付与される定めなのですが、常にギャップ要素としてどこかしらの幼さを見せつけてくれます。今回はド直球ストレートに瞳の輝きを見させられて毎セリフごとに「はわわ…」となりました。

三成を守ることはかなわず、それどころかよりひどい結果になりさえして、戦にも勝てず、それでも心には神子が与えた希望が満ちている。救えなかった過去も守れなかったものも背負って、希望の未来に向かって一歩一歩歩みを進められるのは、神子が与えてくれた夢があるからなんですね。

君が一生分の夢を見せてくれたから 俺はこの先も重い荷を背負って生きていける

川中島のイベントでのこのセリフが、今作全体を通して一番好きなセリフかもしれない。しばらく身悶えしました。それに対しての神子の答えが「身に余るほどの答えです」なのがさぁ…!!(拳を震わせながら)たけぽんの名演と相まって、全編ときめきっぱなしでした。個人的に「限りない未来」が一番似合うルートだったと思う。

ところでたけぽんのオタクとご飯を食べる予定があったのでswitch持参して聞かせた結果見事に崩れ落ちたのでガッツポーズしました。マイベストたけぽんトップ3に躍り出る最高のたけぽんでしたね。

天野五月

置いていくほうもつらいけど、置いていかれるほうはもっとつらい。

藤、紫、スミレ、柊、桐、萩ときて皐月、椿、菖蒲と花盛りの星の一族になりました。力の強いあやめちゃんの方が紫が濃いのも示唆的で好きです。三鶴、五月、七緒ときて、父ちゃんは一太郎とかそういう名前なんでしょうかね。

五月は兄と見せかけて弟属性のほうで、しかも置いていかれる側でした。その様子はかの有川譲のよう。兄に置いていかれて、今度は妹に去られるまいと暴走する様子は見ていて痛々しかった。幸村は「後悔しない方がいい」と言っていましたが、五月も後悔はしたくないと願って行動しているのです。そこで自分の後悔ではなく相手の後悔を思って行動できるのが幸村が真田幸村たる所以で、五月は自分の後悔にしか動けない。それを見せつけられるのは主に幸村ルートなのですが、おそらく全般に渡って五月は実感し続けていたのだと思うと胃が痛くなります。

人としての正しさを捨て、たったひとつ手のひらに残ったものを守ろうと諦めずに必死にあがく様子は本当に幸村と好対照でした。そのある意味で弱さともいえる部分を神が愛し、人に変ずる決意をしたのも。七緒の人間としての精神性はずっと一緒にいた五月に影響されているところがあるのだろうな、と思うとほほえましいです。三成救出戦で五月が「お前は一度言い出したら聞かないもんな」というのですが、オマエモナーと思いました。

「俺にはまだ、やるべきことが…」「ここで死ぬのを待つことか!」

この三成と五月のやりとりが、本当に五月ルートの価値観を端的に表していると思う。幸村の戦国の武士の在り方とは正反対の現代的な考え方。

まあ恋愛をしていたかという観点では「???」というところはあるのですが、五月も七緒もお互いに対して必死になる理由はいくらでもあるので違和感はそんなになかったです。為すべき使命を終え、人になってから初めて、彼らはゆっくりと恋が出来るのだと思います。幸せになってほしい。

ところで兼続ルートといい、幸村ルートといい、三鶴を失い、七緒を失い、たったひとり異世界から帰って来た五月を迎えたご両親はいったいどんな反応をしたのでしょうか。双子がいた八年間と同じように、娘がいた十年間が、この先の彼らの長い人生の中で幻となっていくのが毎度ながらしんどいな…と思いました。別に今作に限った話ではないのですが。

真田幸村

運命を変える力は源九郎義経を救い、黒蝶は鬼の頭領ダリウスのもとに舞い降り、この身を光に変えて守りたかったのはこの人が生きる世界なのでした。

人として正しいことが良いこととは限りません。秀信が危ういと評した通り、貫いた正しさが彼を死の運命へと導くことになった。信じた義を貫いた結果兄と別れ、あらゆる願いはかなわず、命を落とすことになろうとも、そこに後悔はひとつもなく。死を前にした人間はこの上なく美しい。制作陣の愛とこだわりを感じるルートで、様々な方が言及している通り、これがやりたかったのだろうな、と察せられるものがあります。

我々が史実の真田幸村を日の本一の兵と信じ様々なかたちで彼の生涯を愛するように、白龍という神が己の生を全うした人の子を愛する物語でした。三成も兼続も、光を幸村の中に見出し彼自身もそれを貫くことをよしとする英雄で。「英雄譚の終わり」のように、英雄としての役割を果たし終えたその先で、やっと彼は人としての幸せを掴むことができたのですね。

ネオロマンス作品においては兄が死ぬのはお約束なのですが、今回はそれを裏切る形になりました。「お前も早く幸せになるといい」と常々言っていた兄に見送られて関ケ原が終わるのが。墓前で兄上は何を思ったのでしょうか。

天野七緒

人を愛した神。

序盤の割り切りが早すぎて違和感を感じる人もいるみたいなのですが、自分としては「さすが信長の娘や…」と感心することしきりでしたし、蓋を開けてみれば納得しかない決断力ですね。受け止め方次第かもしれない。もしかしたら現代にいたころも異様な割り切りのよさを見せていたのかもしれないし。織田信長といえばすさまじい勢いで時代を進めた戦国を代表する武将で、そこに白龍が遣わされたのは納得のいくところがあります。選んだ神子が次々と倒れ、最後に自ら出ることになった白龍の苦悩はどれだけだろう。ただどうやって生まれたのかとかは知りたかったな。メモブに書いてもらえるかな。

3白龍と瞳の色が一緒ということに気が付いたときは流石にウッとなりました。ちび白龍も同じ色だしスチルの白龍も琥珀色なので白龍は琥珀色なのだと思います。織田家も結構似たような色をしているのですが。特に五月ルートでは白龍と望美の関係性を思い出しました。来るべき死を回避するべく行動する人の子と、それをそのまま愛した神。個人的に生を全うする人も死の前であがく人もどちらも好きなので、どちらとも選んでくれてうれしかったです。全てが終わった後の達成感は遙か4以来でした。


はーーー楽しかった!!!満足!!!「英雄譚の終わり」エンドレスリピート。物語も面白くキュンキュンときめくことも出来て大満足の一本でした。

ネオロマンスが変わらず、「世界は美しく、人を愛することは素晴らしい」というド直球のメッセージを逃げずに投げてくれて嬉しかったです。

ところで早期特典の舞台はやっぱりパシフィコ横浜なんですかね?


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