【SSTR】1万台以上が参加する感動的なバイク旅
皆さんはSSTRというイベントをご存知でしょうか?
サンセット・サンライズ・ツーリング・ラリーの略称で、太平洋など日本の東海岸で日の出を見てからスタートし、日の入りまでに石川県にある千里浜なぎさドライブウェイを目指すツーリングイベントです!
道中では道の駅や高速道路のSA・PAに寄ってポイントを獲得する必要があり、海から山まで日本横断を堪能できるのがSSTRの特徴です!
この度アンバサダーのじゅーむが東京スタートのSSTRに密着してきたので、その全貌からバイクの魅力を紐解いていきたいと思います!
SSTR出走!!
東京〜諏訪@高速道路
私たちは東京湾の若洲橋で日の出を見て出走しました!雨上がりの首都高を慎重に進み、中央道のPA・SAでポイントを獲得しながら諏訪を目指して走りました!
諏訪SAでは朝食休憩をとり、山賊焼シビカラらーめんを食べました。花椒のきいたピリ辛味噌のスープが最高で上にのっている長野名物の山賊焼もラーメンにマッチしていてとても美味しかったです!
塩尻〜白川
諏訪から先は塩尻で高速道路を降り、木曽川沿いの国道19号を下っていきます。中央アルプスを走る国道19号は山深く、電光掲示板の最低気温は9度と少し凍えながらも、豊かな自然、かつての中山道の宿場町の名残を感じつつ木曽福島宿の手前で国道361号高山方面に向かいます。
飛騨街道西野通りと言われるこの361号は山深くも谷筋に沿って信号のない道が続きます。飛騨街道西野通りは比較的カーブもなだらかで走りやすく、連なる山々の雄大さを感じながらツーリングを楽しむことができました!
高山から先は白川郷を目指して中部縦貫自動車道を走ります!下道も楽しいですがトンネルで峠をカットしていくのも楽で良いですね…と思っていたら退屈でどんどん眠気が襲ってきました。道中PAでポイントを獲得しつつ休みながら白川郷まで向かいます。
白川郷では昼食で飛騨牛ローストビーフ丼をいただきました!飛騨牛のサシの入ったローストビーフは感動的な美味しさでした!疲れた体に染み渡ります!
また世界遺産の白川郷にもいき、藁葺き屋根の合掌造りを観光してきました!山深く豪雪地帯の山村で人々が紡いで歴史に想いを馳せながら白川郷を出発します!
高速は退屈でもう懲り懲りだし、時間に余裕もあるので下道富山経由で千里浜までラストスパート走っていきます!道中では富山県唯一の世界遺産の五箇山の合掌造りを見ながら北進し、米どころ富山の広大な平原、地平線に山の影がないことに日本海側まできたことを実感させられます。
源平合戦の舞台にもなる倶利伽羅峠を国道8号で越え、いよいよ石川県入りします!能登里山海道でどこまでも水平線の続く日本海を見たときは、道中ずっと山深かったこともあり本当に感動的でした!
旅の終着点。千里浜なぎさドライブウェイ
東京で日の出を見て、早朝の大都会を首都高で駆け抜け、山梨・長野・岐阜といった内陸県でいくつもの峠を超え、500kmの旅路の果てにたどり着いた千里浜の達成感と感動はひとしおでした!!
SSTRは世界的な冒険家の風間深志氏が、日本人として初めてパリ・ダカールラリーに参加したときに、過酷な旅の末にダカールの夕焼けの海岸でビクトリーランで味わった感動を広めることができないかと考案されたものです。
まさしく高速道路をひた走り、山深い日本の峠を越え、睡魔を振り払い、町々を駆け抜けてきたあとの千里浜なぎさドライブウェイにはその感動があったように思います!
ゴール後は達成感と安堵感、心地よい旅の疲労を労わりのんびりと千里浜に沈んでゆく夕日を眺めます。日の出から日没まで、太平洋から日本海まで、大都市から山間部まで走り通した旅の思い出に浸りながら沈む夕日を穏やかに眺めるこの時間も、また何より至福のひとときでした!
SSTRに密着して
『バイクに乗っていてよかった』と思う瞬間はこれまでにも何度もありました。
しかしSSTRはその中でも特に人生に刻み込まれる一大イベントであったように思います。
実は、私は元々バイクを毛嫌いしていました。そんな私がどうしてバイクに取り憑かれたのか、私の思うバイクの魅力は「リアルな濃い体験」というところにあります。車で窓越しに見る景色よりも、直に世界を見渡せるバイクは情報が断然濃くて多いです!この濃密な経験がバイクの感動に繋がり、鮮烈な思い出になります!
最後に
これを気にバイクに興味を持ってくれた方、あるいはバイクに乗る後押しになればば幸いです!Neoriders Projectでは若者の免許取得から取得後のサポートまで行なっております!
気になること等はどんなに個人的な内容でもTwitterのDMやLINEオープンチャットでお答えします。
この記事を書いたじゅーむが丁重にお答えするので是非お気軽にご相談ください!
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