見出し画像

新アンバサダーが語るバイクの魅力とは


はじめまして!2023年の12月からNeoriders Projectに加わりました、ヒカルと言います!
今回は自己紹介もかねて、私が思うバイクの魅力について、ライダーが日常的に直面する危険も踏まえながらお話しします。
バイクは乗っていて楽しく、開放的な気分になれますが、事故の際には車より大きなダメージを受けてしまうことが多いです。
そこでバイクの魅力発信をしつつ、事故の回避のために必要なこと、気をつけることについてもお話ししていきます!

ツーリング先で撮影した1枚。天気が良い日にバイクに乗るのはとても楽しいです

私とバイクのストーリー

Neoriders Projectに入った理由

私がNeoriders Projectを知ったきっかけは、2023年11月4・5日に行われた早稲田祭でした。早稲田祭は早稲田大学で毎年行われている、国内有数の規模を誇る学園祭です。

Neoriders Projectが設置したブースでは、VRバイク体験を行ったり、実際に展示されているバイクに跨ったりすることができました。

早稲田祭での展示の様子

以前から普通二輪免許とバイクを所持していた私は、普段バイクに乗る機会もありました。ただ当たり前のことですが、バイクが違えば乗車姿勢や見え方が異なり、それだけでも私にとっては新鮮でした。
また自分と同じ世代のバイク乗りが周りに少ないことに、寂しさを感じていました。

そのこともあってか、若い世代にバイクの楽しさを発信していくというプロジェクトの考えに共感でき、参加しようと決めました。

バイクに乗るきっかけ

私は小さい頃から乗りものが好きでした。飛行機・鉄道・車・バイクなど、人が運転して動かすもの全般が好きでした。
特に車とバイクは、免許さえ取得すれば誰でも運転できるということを幼少期に知って、とりわけ興味が湧きました。

また父が昔、大学生だった頃にバイクに乗っていたという話を聞いて、小学生のときには「俺も同じように大学生になったらバイクに乗る!」と決意を固めていました。
まだ免許が取れるまで10年近く必要だったのにです(笑)

早くバイクに乗りたいという気持ちが先走って、高校在学中に免許を取ったら乗るバイクをインターネットで探していた記憶があります。
(私の高校では、在学中の免許取得は不可能でした…)

教習中の壁

そして高校卒業後、すぐに教習所に入り普通二輪免許の教習を受けました。ただそこで大きな壁にぶつかってしまいました…
それが一本橋(平均台)でした。正式名称を直線狭路コースと言います。

教習での一本橋
(画像は https://clicccar.com/2019/08/11/729194/ より)

ここでは小型二輪は5秒以上、普通二輪は7秒以上、大型二輪は10秒以上かけて幅30cm、高さ5cm、長さ15mのコースを通過しなければなりません。
これが私にとっては難しく、うまく勢いをつけて乗っても、途中で落ちてしまうことが多かったです。正直なところ、あまりにもできなさすぎて心が折れそうになっていました。

それでも何とか教習の甲斐あって、最終的には見極めの合格を頂くことができました。
そして卒業検定も無事に合格し、念願の普通二輪免許を取得しました!

初めての公道

免許が取れたら「あとは乗るだけ!」ということで、運転免許試験場で学科試験に合格した1週間後に、バイクをレンタルして公道で運転してみました。
車種はカワサキのZX25Rというバイクで、そのときに借りたものには「クイックシフター」という便利な機能がついていました。

(画像は https://www.bikebros.co.jp/catalog/4/999_98/ より)

個人的な経験ですが、これは免許を取ったばかり初心者にすごくおすすめです!
その当時はバイクの構造に関する知識がほぼ全くと言っていいほど無かったので、「あ〜、何か便利な機能なのかな?」ぐらいにしか思っていませんでした。

ところが乗ってみるとどっこい。クラッチを切らずにシフトアップ・ダウンできるのがすごく快適でした!
シフトダウンの時には、自動で回転数を合わせて(ブリッピングといいます!)くれるので、エンジンブレーキでガクンとなることもなかったです。

人生初の公道デビューは緊張そのものでした。
車の流れに合わせて走り、加減速の際にはシフトをチェンジする必要があります。
また「ここでエンストを起こしたら後続車に迷惑がかかるかも」という不安が信号待ちのたびによぎりました。

そのときに助けてくれたのが前述のクイックシフターです!
クラッチを握らずにシフトチェンジができるので、加減速でもたつくことがないです。
また発進時のエンスト防止のために、自動的に回転数を上げてくれるアシストもあります。

このようなサポート機能のおかげで、初めての公道かつバイクデビューだったのにも関わらず、次第にバイクそのものの楽しさを感じられるようになりました。
たださすがに一日中バイクに乗っていると疲れましたね。(笑)
これが私の初めての公道バイク体験でした。

バイクの魅力とは

私が思うに、バイクの魅力とはバイクに乗る人の数だけあると思います。

1人でゆったりツーリングしてもいいし、大人数でツーリングスポットを巡ってもいいし、洗車をしてバイクを眺めるのもすごく素敵ですね。
このように多くの楽しみ方があるのがバイクですが、私が1番バイクに乗っていて楽しいと思うことをお話しします。

それは「一体感」です。

どういうことかと言うと、バイクとライダーの一体感。そして周りの景色や風との一体感です。

大自然を走るバイクのイメージ
(画像は https://www.yes-i-do.co.jp/column98.html より)

バイクの運転はライダーとバイクの一体感が必要になります。
二輪車は構造上、停止時に自立することが不可能なので、低速になればなるほど、バイクとの一体感を高める必要があります。

ここがバイクの運転の難しいところであり、楽しいところでもあります。
峠道などのワインディングを走るとき、この一体感を強く感じることができます。
またその際の走行風も季節によっては身が凍るほど寒いですが、とても気持ちいいです。

このような一体感は車や他の乗り物ではなかなか感じられないものです。
だからバイクだけが持っている魅力なのではと思っています。

人馬一体となって走るのは、爽快感があって最高です!
これは排気量の大小問わず、どんなバイクでも感じられます。

バイクに興味がある人は、ぜひその一歩を踏み出していただけたらいいなと思います。

バイクの危険性を下げるには

しかし、車に比べてバイクの危険性が高いのは明らかです。
まとめに入る前に、日常的に走る中で感じる危険について、二つお話ししたいと思います。

右直事故

一つ目の危険は右直事故です。
これは右折しようとする車と直進するバイクが、交差点で衝突することによって起きる事故です。

(画像は https://bikelabo.com/right_straight_accident  より)

事故の主な要因は右折車がバイクとの距離感を見誤って、強引に右折してしまうことです。
私は実際に右直事故に遭ったことはありませんが、自分のバイクが直進で交差点に侵入しているのに、右折しようとしてくる車を何度も見たことがあります。

この事故を防ぐためには、当たり前ですが速度を落として交差点に侵入する。そして右折車の様子を見ながら通過することが大切です。

ミラーの死角に入ること

二つ目の危険は、車のミラーの死角に入ること(特に大型車)です。
こちらは、右直事故よりも、意識することで避けられる危険だと思います。

(画像は https://www.bike-hoken.jp/anzen/point.html より)

車の死角に入ってしまうと、バイクの存在に気づかないまま車線変更をされるときがあります。特に大型車の場合は、よりその危険性が高まります。

死角に入らないためには、車の死角の範囲を理解することが大切です!
普通車(あるいはその上位免許)を取得した方なら教習で扱ったことがあると思いますが、車の死角は予想以上に広いです。
この範囲に入ってしまわないことが事故を避ける一番の方法です。

もし死角に入ってしまい、無理に車線変更されそうになったらクラクションを鳴らしたり、それ以外の方法を用いて、自車の存在を知らせることが大切です。
この他にも様々な事故や危険がバイクにはありますが、できる限りの危険予測をして走れば、事故の危険性はかなり低くなります。

「バイク=危ない乗り物」というイメージではなく「危険もあるが、それ以上に楽しい乗り物」という見方が広がるといいですね!

まとめ

今回は私の自己紹介からバイクの魅力、そして日常的に潜む危険を回避するための方法についてお話ししました。

この記事で私が一番お伝えしたかったことは「バイクには車や他の乗り物では体験できない魅力がある!」ということです。
もちろん安全には気をつけながら、バイクに乗る中で自分なりのバイクの楽しみ方を見つけられれば、そのバイクは間違いなくあなたの相棒になるはずでしょう。

この記事を見た方が、少しでもバイクに興味を持っていただけたら嬉しいです。

Neoriders Projectでは、若者へのバイクの普及に向けてその魅力発信活動をしています。
noteだけでなく、XやInstagramでも日々情報発信中です。
いいねやフォローなどよろしくお願いします!

X : https://twitter.com/Neoriders_PRJ
Instagram : https://www.instagram.com/neoriders.project/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?