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フレームレート(FPS)とリフレッシュレート、ヘッドマウントディスプレイについても触れてみる話

どうもこんにちは、前回まで基礎座学みたいな内容をひとしきりやってみたので、今回からは新しいテクノロジーについて触れてみようと思います。


フレームレート(FPS)1秒の動画を構成する画像の数

フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のことで、数値が高いと滑らかな動画、低いとカクカクした動画になります。

  • 映画 24fps(23.98fps)

  • 日本のテレビやDVD 30fps(29.97fps)

  • 動画媒体(YouTubeなど) 60fps(59.94fps)

リフレッシュレート 一秒間に映像を更新できる回数

リフレッシュレートとは、ディスプレイの仕様書に記載される数値で、1秒間に何回映像の表示を切り替えられるかを示したものです。単位は「Hz」です。「144Hz」の場合、1秒間に144回まで映像を更新できることを意味します。PCで動きの激しいゲームをする方は、よくご存知かもしれません。

つまりは、なんなの?展望のお話

お答えしましょう、VR映像は「体験」が求められることが多いです。よって知覚できるものに近づけなければ「リアル」を置き換える体験としては、すこしどうかな、と思うわけです。それで人間の限界をしらべてみると500Hzまでは見えているという研究レポートを見つけました。

それでなんですけど、ヘッドマウントディスプレイのリフレッシュレートを調べてみました。

  • Apple Vision Pro 通常時90Hz

  • Meta Quest 3 通常時90Hz 設定で120Hz

  • Pico 4 72Hz、90Hz、120Hz 選択可能

そうです、よく使われる映像のフレームレートより多いんです。勿体無い気がしませんか?映像更新できる回数より1秒間を構成する静止画が少ないなんて、いつかは同期させてみたいものです。

同期させる時の課題を挙げてみる。

  • 動画配信プラットフォームが対応しているのか

  • インターネットに投稿しないとしても、ローカルのプレイヤーは対応しているのか

  • カメラや編集ソフトどうする問題

ぱっと思いつくだけでも、この3点が挙げられます。

  • YouTubeは60FPSが限界

  • VLCは動作環境によっては120FPSで行けるみたい。

  • カメラは高い RED V-RAPTOR 8K VV 500万くらい・・・

  • 編集ソフトはDaVinci Resolveは最大120FPS

労力で解決できなそうな問題も、それなりにはありますね。120FPSはなんとかいけそうな気はするので、いつかは、頑張って実現したいものです。

まとめ

そもそもなんでこの話題を取り上げたのかと言いますと、Inter BEEにて240Hzモニター、240FPSだったかの動画を見たからなんですよね。残像感なく、被写体が浮がっているようにも見えました。30FPSから60FPSとの変化とはまた違った感じ(私はどうしても普通の動画の60FPSはぬるぬるしてる感じがする。)また実物みてみたい、とおもいつつ、さらにはこれでヘッドマウントディスプレイで見れたら、もっとすごい映像ができるんだろうな。感じたからに他なりません。表現というより、技術なので時代の流れと言えばそれまでですが、コンテンツ案浮かべば実験的に撮影してみたいものですね!

それでは今日はこの辺りで、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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